2014年 09月 03日 ( 2 )

沖縄から-沖縄県議会辺野古の新基地建設工事の即時中止を政府に求める意見書を可決

 沖縄県議会は、2014年9月3日、臨時会を開き、野党4会派と吉田勝廣氏(公明県民無所属)の22人が提案した名護市辺野古の新基地建設工事の即時中止を政府に求める意見書案を賛成多数で可決した。
 意見書では、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、国土交通大臣、防衛大臣宛てに、次のことを要求している。
1 海底ボーリング調査など、辺野古新基地建設のための工事を直ちに中止すること。
2 陸上、海上での県民の正当な抗議行動への弾圧、過剰警備を直ちにやめること。
3 第1ゲート前の危険な山形の鉄板と、海上ブイ、フロートなどを撤去すること。

 意見書は、「まるで戦後の米軍占領時代に銃剣とブルドーザーで住民を追い出して、土地を奪った米軍のやり方と同じである。」と、安部晋三政権の対応を鋭く指弾している。
また、「今回のような日本政府が行う埋立工事のために立入禁止水域を拡大することは、同協定の目的からも逸脱したものである」、「名護市が辺野古漁港の使用を許可していないにもかかわらず、同漁港への作業ヤードの設置工事等の入札を秘密裏に行っていたことも判明するなど二重三重の暴挙である。」と、指摘している。
 さらに、「安倍内閣はこの建白書を受け取りながら、これを全く無視して埋立工事を強行したことは、民主主義をじゅうりんし、沖縄県民の尊厳を踏みにじるものであり到底容認できるものではない。怒りを込めてこの暴挙を糾弾する。」と。

 この沖縄県議会の怒りを共有する。

以下、沖縄タイムス及び沖縄県議会意見書の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-09-03 21:28 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-あのジョセフ・ナイの論文

 2014年9月2日の琉球新報の社説をある意味興味深く読みました。
 1995年当時、対立点としての「ナイ・レポ-ト」は読まなくてはならない資料であったわけです。
 今回、琉球新報は、「ジョセフ・ナイ元米国防次官補が米ニュースサイト『ハフィントン・ポスト』に論文を寄稿し、『中国のミサイル技術が発達し、沖縄の米軍基地は脆弱(ぜいじゃく)になった』と指摘し『日米両国は同盟の構造を再考しなくてはならない』と提言した。」と報じたのです。
 ナイは、中国のミサイルを論拠に、軍事用語で「縦深性」の論点から、「沖縄一県に米軍が集中するのは非合理的である」と、その論を組み立ている。
 また合わせて、「沖縄の基地負担に対する怒り」に言及してもいる。それは、2011年にも米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿した「海兵隊を沖縄県内に移設する現行計画を沖縄の人々が受け入れる余地はほとんどない」とした論とも通じるものであると。
 この社説は、最後に、「政治的にも軍事技術的にも非合理的な県内移設計画を、日米両政府は傷が深くならないうちに撤回すべきだ。」と、結ぶ。
 確かに、「撤回」が相応しい。

 以下、琉球新報の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2014-09-03 05:45 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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