2014年 08月 17日 ( 3 )

被爆者代表 城台美弥子さんの声を

 被爆者代表城台美弥子さんの声を、あらためて読み直しています。
 被爆者の心に寄り添うということはどういうことなのかと。

 「長崎市民の皆さん、いいえ、世界中の皆さん、再び愚かな行為を繰り返さないために、被爆者の心に寄り添い、被爆の実相を語り継いでください。日本の真の平和を求めて共に歩みましょう。私も被爆者の一人として、力の続くかぎり被爆体験を伝え残していく決意を皆様にお伝えし、私の平和への誓いといたします。」

 そこでは、個人の誓いが必ず述べられています。「被爆者はサバイバーとして、残された時間を命がけで」、力の続く限りと存在のすべてを賭けて、平和に尽くすと。
 だからこそ、間違いは間違いであると言わざるを得ない。
 「現在の日本政府は、その役割を果たしているか」と。

 「現在の日本政府は、その役割を果たしているのでしょうか。今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじる暴挙です。日本が戦争できるようになり、武力で守ろうと言うのですか。武器製造、武器輸出は戦争への道です。いったん戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証明しているではないですか。日本の未来を担う若者や子どもたちを脅かさないでください。被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください。」

 被爆者の心に寄り添うことも、想像することさへできない者達には、「日本の未来を担う若者や子どもたちを脅かさないでください。被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください」と、少し強く訴えることしか残されてはいないのではないかとさへ思い込まされる状況が、実は、被爆者達の日常としてあるのではないか。

 自分たちの生活から見える他者達への思いも、触れざるを得ない。そして原発再稼働への矛盾についても。

 「福島には、原発事故の放射能汚染でいまだ故郷に戻れず、仮設住宅暮らしや、よそへ避難を余儀なくされている方々がおられます。小児甲状腺がんの宣告を受けておびえ苦しんでいる親子もいます。このような状況の中で、原発再稼働等を行っていいのでしょうか。使用済み核燃料の処分法もまだ未知数です。早急に廃炉を含め検討すべきです。」

 つまり、被爆者の心に寄り添うということは、一人一人が、今からの平和のために尽くして行くということである。

以下、被爆者代表「平和への誓い」の引用。(東京新聞より、引用)




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by asyagi-df-2014 | 2014-08-17 11:00 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

パレスチナ-ガザ2014年8月17日

 ガザの状況について、「 ガザの死者1980人に 負傷者は1万人超」(2014年8月16日 )と、琉球新報は共同通信記事を伝える。
 以下、琉球新報の引用。



 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの当局者は16日までに、イスラエル軍の攻撃によるガザでの死者が1980人に達したと明らかにした。負傷者も1万181人に上った。パレスチナのメディアが同日報じた。
 イスラエルと、ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスは18日までの一時停戦中だが、負傷者がその後亡くなったり、家屋のがれきから新たに遺体が見つかったりして死者数が増えた。
 医療品の不足が続いているほか、病院では長時間の停電で十分な治療が行えていないといい、死者数はさらに増える恐れがある。
(共同通信)


by asyagi-df-2014 | 2014-08-17 07:26 | パレスチナ | Comments(0)

水俣からー「線引き」の矛盾

 朝日新聞は、水俣病に関して、「対象地域を決めた「線引き」の矛盾が改めて浮き彫りになっている。」(2014年8月14日)、「水俣病被害者救済法(特措法)の救済対象とならなかった関東の男女計18人が12日、原因企業のチッソと国、熊本県に総額8100万円(1人あたり450万円)の損害賠償を求める集団訴訟を東京地裁に起こした。」(2014年8月12日)と、報じた。
 この一連の報道は、宮澤信雄の水俣病事件に関しての「行政が選んだ政策は、認定制度の運用によって被害者を少なくすること、被害がなかったように見せかけることではなく、認定制度は終始、医学的と見せかけながら、実は補償負担者の都合に合わせて運用されてきた」という指摘を証明するものである。
 以下、朝日新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2014-08-17 05:25 | 水俣から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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