2014年 05月 28日 ( 1 )

「銀河オフィス」-ブログ星空珈琲館-ブログ銀河新報-を紹介します。

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「銀河オフィス」-ブログ星空珈琲館-ブログ銀河新報-を紹介します。



 市井のなんでも博士が贈る、星、鳥、花、微生物、の世界。
 なんでもありに興味のある人はブログ「銀河新報」で不思議空間を探してみたり、ブログ「星空珈琲館」で一つの提起を受けてみては。
 思いのほか豊かな世界が広がっています。

銀河オフィス ;  http://www.oct-net.ne.jp/~cluster/ 

例えば、星空珈琲館では、次のような文章があったりします。結構、明晰文章です。 


原発安全神話の崩壊  2011年3月29日


福島第一原子力発電所の事故を受けてドイツの首都ベルリンでは原発の停止を求める25万人規模のデモが行われている。メルケル首相は原発の運転延長を決定したことで窮地に立たされた。地球温暖化に有効でクリーンなエネルギーという唄い文句を掲げてきた原子力産業は大きな転換期を余儀なくされている。

 最近TVを見ていたら、あるニュース解説者が「理科音痴」の素人があまり騒がないほうがよいと風評被害を懸念していた。欧米の人々が騒ぐのは、はたして皆「理科音痴」なのであろうか。某解説者はドイツのことを直接言ったのではないが、それに対して日本人はかなり冷静な行動をとってきた気がする。ネットやテレビ・新聞と高度に情報化された社会であるから、自分の健康は自分で守るという消費者傾向は成熟した社会の理性的な行動でもあると思う。原子力の仕組みは複雑で素人には分かりにくい。今回の原発報道では、むしろ解説者や多くの専門家・東京電力・保安院等の情報発信側のほうが深刻な事実をひた隠しにしてきたように思ってしまうことが多かった。後になって悔やまれることのないよう事実をきちんと伝えていくことが、今だからこそ求められる。保安院の安全を強調することしか考えていない狼狽ぶりが、ますます多くの理科素人である国民を不安や憶測に駆らせると思うのである。

 確かに地震・津波は想定外であったかもしれないが、原発の安全管理にその言葉は使ってほしくない。原発事故の「想定外」とは予見できなかったという責任回避の言葉に利用される。予知出来なかったという善意を強調する「想定外」ではなく、今まで「未必の故意」に相当する安全不作為が無かったのか冷静に正直に総見直しをしてもらいたい。1980年代にチェルノブイリやスリーマイル事故が起きた頃「まだ間に合うのなら」という書物をNHKアナウンサーが翻訳したが、電力業界や経済界による原発安全神話プロパガンダのもとに原発の危険性はかき消されてきた。当時、30基あった原発は1基も減されることがなかったという。被災地の復興は何よりも第一義に行わなくてはならないと思う。しかし、原発被害には天災の中に人災の側面が入り込んでいることをしっかりと押さえておかねばならない。

 原発はクリーンで安全だという宣伝や思い込みのもとに本当にしなくてはならなかった二重三重の安全対策をすることなく、福島の原発事故という未曾有の不良債権を抱えてしまったのではないか。一企業では手に負えない債権は税金投入という今まで再三繰り返されてきた大手銀行や証券会社がとってきた政治的解決を歩むのであろう。国民は年金や国債とともに三重苦の重荷を背負うことになる。こうしたことは作家の広瀬隆さんがずいぶん前から指摘してきたが、政権が変わっても脱原発に着手することが出来ないでいる。今後のエネルギー政策は大きな転換期を求められるのであろうが、脱炭素社会に及び腰だった旧政治体制のもとで我が国の太陽光エネルギー政策はあまりに遅れてしまった。この難局をどう乗り越えていくか、復興と発想転換の正念場を迎え、脱原発への英断と思い切った施策が今こそ必要となっている。


by asyagi-df-2014 | 2014-05-28 17:41 | その他 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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