沖縄-辺野古- 高江-から-2017年8月7日

 『安部に墜落してから1年たたずにまた事故だ。二度と飛ばすべきではない』 
『欠陥機だとあらためて証明した』
『常に高江の上空を飛んでいて、いつ墜落するか分からない。もう一度、県民はオスプレイ撤回の要求をしないといけない』
『最近、緊急着陸や夜間訓練が増えている。夜だと(視界の関係で)事故の確率が高くなる。安全性に不安を抱く』
『オスプレイが欠陥機であることをこれまでも訴えてきた。オスプレイの配備が全国に広まれば、沖縄だけの問題ではなく県外でも(墜落事故が)発生するだろう』
『米軍基地があることから、沖縄の人たちはいつも事故の危険性と隣り合わせだ。国は【沖縄や日本の人の生命や財産を守る】と言うが、全く守られている気がしない』
琉球新報が伝える怒りの声。
 オスプレイ墜落。安倍晋三政権よ、何を信じろと言うのか。
沖縄タイムスは、「オスプレイ、沖縄で飛行。防衛相の自粛要請を無視」、と。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年8月7日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-米軍弾薬処理船爆発事故から69年 伊江島で慰霊祭-2017年8月6日 19:31


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米統治下の1948年8月6日、伊江島で起きた米軍弾薬処理船(LCT)爆発事故の犠牲者を悼む慰霊祭が6日、伊江村で執り行われた。沖縄戦で米軍によって伊江島に撃ち込まれた爆弾を処理搬送するための米軍の船が荷崩れを起こして爆発、本部港から伊江港に戻ってきた連絡船の乗員や船客、出迎えた島民102人が犠牲になった。遺族や関係者80人が参加し、沖縄戦が原因で起きた事故の犠牲者を悼んだ。
②「当時、連絡船に乗っていて事故を目撃した島袋清徳さん(79)は『沖縄戦が原因で爆発事故が起きた。焼け焦がれて見分けのできない死体がたくさんあった。あの記憶は忘れようにも忘れられない』と当時を振り返った。金城正子さん(75)は『大きな音がして天を焦がすほど空が赤オレンジに染まった。真っ黒い煙が島を覆って焼けた人間をおんぶしている男の人が大きな声で泣いていた』と当時の悲惨な状況を語った。」
③「慰霊祭で島袋秀幸村長は『太平洋戦争が残した悲惨な爪痕であり、過去の過ちや事故を繰り返すことなく、非戦の誓いを次世代に伝えていきたい』と慰霊の言葉を述べた。」


(2)琉球新報-オスプレイ墜落「またか」 沖縄の事故から7カ月 県民ら不安と怒り-2017年8月6日 09:53


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが5日、オーストラリア沖で墜落した。名護市安部の海岸に昨年12月、今回と同じ普天間所属のオスプレイが墜落した事故から7カ月余り。県民からは『また事故か』『いつどこに落ちるか分からない。本当に危険だ』『二度と飛ばすな』などと不安や怒りの声が上がった。」
②「昨年12月の名護市の墜落事故後、米軍はわずか数日後に飛行再開した。普天間を飛び立ったオスプレイが宜野湾市や東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場、宜野座村城原区、那覇市、伊江村など県内各地で訓練を続けている。」
③「名護市安部区に住む川田正一さん(66)は『安部に墜落してから1年たたずにまた事故だ。二度と飛ばすべきではない』と憤った。オスプレイは今年6月、伊江島に緊急着陸している。伊江村真謝区の平安山良尚区長(55)は『欠陥機だとあらためて証明した』と強調した。『どれほど私たちが危ない、(配備を)やめろと声を上げても聞かない。情けない政府だ』と話した。東村高江区に住む伊佐育子さん(56)は『常に高江の上空を飛んでいて、いつ墜落するか分からない。もう一度、県民はオスプレイ撤回の要求をしないといけない』と強調した。オスプレイの離着陸訓練による騒音・粉じん被害に苦しむ宜野座村城原区の崎浜秀正区長は『安部の墜落や米軍キャンプ・ハンセン内のつり下げ物落下もあった。事故が今後も起こることは容易に想像できる』と話し、米軍機による訓練の危険性をあらためて指摘した。」
④「普天間飛行場から約150メートル離れた場所に住む、第2次普天間爆音訴訟団の高橋年男事務局長(64)は『最近、緊急着陸や夜間訓練が増えている。夜だと(視界の関係で)事故の確率が高くなる。安全性に不安を抱く』と話した。島田善次原告団長(77)=宜野湾市=は『オスプレイが欠陥機であることをこれまでも訴えてきた。オスプレイの配備が全国に広まれば、沖縄だけの問題ではなく県外でも(墜落事故が)発生するだろう』と指摘した。」
⑤「12日には、新基地建設断念を訴える県民大会が開かれる。辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議の共同代表を務める玉城愛さん(22)=うるま市=は『米軍基地があることから、沖縄の人たちはいつも事故の危険性と隣り合わせだ。国は【沖縄や日本の人の生命や財産を守る】と言うが、全く守られている気がしない』と憤りを見せた。」


(3)辺野古新基地:ゲート前で抗議、座り込み2回排除-2017年8月7日 14:45


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古への新基地建設工事に反対する市民らは7日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前にのべ約60人が座り込み、抗議を続けている。午後2時までに、機動隊員による排除が2度あり、石を積んだトラックや重機121台が基地内に入った。」、と報じた。


(4)沖縄タイムス-オスプレイ、沖縄で飛行 防衛相の自粛要請を無視-2017年8月7日 11:35


 沖縄タイムスは、「在沖米海兵隊が7日午前、MV22オスプレイを飛行させたことが分かった。午前10時50分ごろ、宜野座村上空で固定翼モードで北上するオスプレイを本紙記者が確認した。」、と報じた。
 また、「オーストラリア北東部沖での墜落事故を受け、小野寺五典防衛相は6日、米軍に国内での飛行自粛を求めていた。要請を無視する形で飛行させたことに、県内の反発が高まるのは必至。県の富川盛武副知事は7日午後、県庁に沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長、外務省沖縄事務所の川田司大使を呼び、事故に対し抗議する予定。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-「起こるべくして起きた」 翁長知事がオスプレイ墜落を非難-2017年8月7日 11:01


 沖縄タイムスは、「オーストラリア北東部沖で5日発生した米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイの墜落事故を受け、沖縄県の翁長雄志知事は7日朝、県庁で『起こるべくして起きた事故だ』と非難した。登庁時、記者団に答えた。」、と報じた。
 また、「翁長知事は昨年12月に名護市安部の海岸、2015年5月に米国ハワイ州オアフ島で発生した墜落事故に触れ、『とんでもない飛行機。原因究明においても当てにならない』と批判。安部の事故でも『6日後には原因不明のまま飛び立った』とし、日本政府の当事者能力の無さを指摘した。」。と報じた。
 さらに、「県は7日、沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長、外務省沖縄事務所の川田司大使を県庁に呼び、米軍に飛行停止などを求めるよう申し入れる。」、と伝えた。


(6)沖縄タイムス-オスプレイ墜落:名護市長「いつ県民の頭上に落ちるか分からない」-2017年8月7日 10:53


 沖縄タイムスは、「】昨年12月に起きたオスプレイ墜落事故の地元、名護市の稲嶺進市長は6日、オーストラリア沖でのオスプレイ墜落について『8カ月で2度目。前の事故の原因究明もされないまま沖縄でも激しい訓練をしていて、いつ県民の頭の上に落ちてくるか分からない状況だ』と危機感を示した。」、と報じた。
 また、「『米軍や機体の問題もあるが、安全だと繰り返して配備を認めた日本政府の責任もある』と指摘。『運用に一言も言えないようでは対等な関係ではない。独立国家として、断ることは断るべきだ』と求めた。」、と伝えた。


(7)沖縄タイムス-富川・沖縄副知事がオスプレイの飛行中止を申し入れ 「日米安保揺らぎかねない」-2017年8月14日 13:52


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイが訓練中にオーストラリア北東部沖で墜落した問題で、沖縄県の富川盛武副知事は7日、沖縄県庁に沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長と外務省沖縄事務所の川田司大使を呼び、抗議した。富川氏は『県民に大きな衝撃を与えるもので、大変遺憾だ』と非難し、原因究明までの飛行中止を求めた。」
②「一方、日本政府が飛行自粛を求める中、米軍は7日午前にオスプレイを飛行させた。中嶋氏はこの日午前、在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官へ飛行自粛を求めた際に『安全性はしっかり確認している』との説明があったことを明らかにした。記者団に語った。」
③「富川氏は、相次ぐ事故にもかかわらず飛行を続ける米軍の姿勢に関し、『よき隣人とか、県民に寄り添うとかいう言葉が空虚に思えてならない』と批判。米軍への県民の不信感は募っているとし『「日米安保も揺らぎかねない』と強い懸念を示した。」
④「中嶋氏は事故に遺憾の意を示した上で、引き続き飛行自粛を求めていく考えを示した。川田氏はニコルソン氏に対し原因究明と情報公開を求めたと説明した。」


(8)沖縄タイムス-オスプレイ事故に憤る県、頭抱える国 今後の影響は?【深掘り】-2017年8月7日 13:00


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場所属のオスプレイが昨年12月の名護市安部に続き、オーストラリアで墜落した。県は、米側の安全対策に強い疑念を示し、飛行停止を求める構えだ。一方、国内への影響を最小限に抑えたい政府は、米側へ飛行自粛要請に踏み切った。名護市からは、半年後に控える市長選への影響を懸念する声も上がる。」(政経部・大野亨恭、東京報道部・大城大輔、北部報道部・城間陽介)
②「『一体、米軍の危機管理はどうなっているんだ』。県幹部は事故に憤り、まくしたてた。昨年12月に名護市安部の海岸へ墜落した事故調査報告書は6カ月以上たっても公表されず、詳しい原因は不明なまま。原因究明までの飛行停止を求めた県の意向を米側は無視し、6日後には飛行を再開、その後もトラブルが相次いでいる。さらに今回も米側は、どんな訓練中にどのような状況の事故だったのか、詳細は一切明らかにしていない。幹部は『国外での事故とはいえ、事故機は普天間飛行場所属で宜野湾市や県内各地の上空を日常的に飛び交っている。大丈夫と言われても信用できるわけがない』と不快感を示す。」
③「一方、小野寺五典防衛相は6日、米側へオスプレイの飛行自粛要請に踏み切った。海外で発生した事案への対応としては珍しく、背景には対立を深める県との関係や、全国で実施する自衛隊との共同訓練の地元に対する配慮がある。小野寺氏は6日午前、テレビ番組に出演した後、防衛省で約4時間、事務方と断続的に調整を重ねた。米軍の運用に口を挟むことは少ないが、政府関係者は『海外だからいいという話じゃない』と述べ、14日にも予定している知事会談を前にした事故に頭を抱える。」
④「オスプレイは10日から北海道での日米共同演習に参加する予定で、陸上自衛隊の佐賀空港(佐賀市)配備計画も進む。オスプレイを巡る火だねは沖縄だけでなく全国に飛び火している。県幹部は『本土にも当事者意識が芽生えるだろう』と話す。ただ、危険性の認識が広がることで『そんな危ないものは沖縄へ押し込んでおけと、さらなる負担の押し付けにつながらないか』との懸念も渦巻く。」
⑤「来年2月に辺野古新基地の是非を最大の争点に市長選挙が展開される名護市。市政奪還を狙う野党市議の一人は『幸い民間人に犠牲はなく過剰に反応することはない』と予防線を張る。『オスプレイを民間地上空でいかに飛ばさせないかが現実的な解決策。他に選択肢があればよいが辺野古反対だけでは何も進まない』と、新基地を巡り対立する与党をけん制する。一方、与党市議の一人は『すでに宜野座村で訓練が激化しているように新基地が完成すれば辺野古でも同様の訓練が想定される』と語り、県内配備撤回に向けた県民運動の再構築の必要性を訴えた。13日には沖縄国際大への米軍ヘリ事故から13年を迎える。名護市長選も半年後に控え、政府関係者はこうこぼした。『危険性が改めて表に出た。タイミングとしては最悪だ』」


(9)琉球新報-辺野古海上にフロート再設置 工事車両61台搬入-2017年8月7日 11:33


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設作業が進む名護市辺野古の海上では、台風対策で撤去されていた台船が戻され、汚濁防止膜を運搬する様子が確認された。『K9護岸』造成や『K1護岸』『N5護岸』付近の建築資材運搬道路の整備作業は行われていない。」、と報じた。
 また、「米軍キャンプ・シュワブゲート前では7日午前10時現在で約50人の市民らが参加し、座り込みが行われている。午前9時ごろには工事車両61台がゲート内に入っていった。搬入の際は、機動隊員がごぼう抜きで市民らを排除した。」、と報じた。




by asyagi-df-2014 | 2017-08-07 17:39 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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