沖縄-辺野古- 高江-から-2017年7月29日

 全国知事会議の米軍基地負担に関する研究会で、「基地関連収入の比重は大幅に低下しており、『沖縄は基地の経済でもっている。基地とは離れられない』という話は誤解だと共通認識を持てるのではないか」、と。
 今更という感がないわけではないが、正しい認識は確かに必要だ。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年7月29日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-ヘリパッド運用停止を 高江 市民ら120人が抗議集会-2017年7月29日 05:00


 琉球新報は、「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の運用停止を求め、オスプレイ・ヘリパッド建設阻止高江現地実行委員会は28日、「住民無視・高江ヘリパッド運用抗議集会」を開いた。約120人が北部訓練場のメインゲート前に座り込んで抗議した。」、と報じた。
 また、「北部訓練場には東村高江のN4(2ヵ所)、国頭村安波にN1(同)、H、Gの六つのヘリパッドが建設された。N4地区のヘリパッドは2015年2月、残りのヘリパッドは今月11日から運用が始まった。オスプレイをはじめとする米軍機が午後10時以降も集落上空を飛び交い、高江区民は『「夜中に起きてしまう』『旋回する音がとてもうるさいので集落上空を飛ばないでほしい』と騒音被害を訴えている。」、と報じた。


(2)琉球新報-「工事遅らせよう」 辺野古新基地建設で約70人が座り込み-2017年7月29日 10:29


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で29日午前9時半ごろ、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で約70人が座り込み『新基地阻止』『違法工事中止』などのプラカードを掲げて抗議した。ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は『稲田朋美防衛相の辞任に伴い、8月に内閣改造があるかもしれない。それでも辺野古の工事が止まることはないと思う。今後も工事を遅らせるような行動を取り、一緒に頑張っていきたい』と呼び掛けた。一方、台風の接近に伴い、海上作業は確認できなかった。」、と報じた。


(3)琉球新報-「基地経済でもつ」は誤解 知事会研究会が「沖縄の現実」報告-2017年7月29日 08:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「岩手県で開催された全国知事会議は最終日の28日、『米軍基地負担に関する研究会』の座長を務める上田清司埼玉県知事が在沖米軍基地の現状や跡地利用の経済効果などを報告し『基地関連収入の比重は大幅に低下しており、【沖縄は基地の経済でもっている。基地とは離れられない】という話は誤解だと共通認識を持てるのではないか』述べた。翁長雄志知事は『インターネットでは誤解に満ちた情報があふれている』と述べた。」
②「研究会は全国の在日米軍専用施設のうち70・4%が沖縄県に集中していることや、都道府県面積に占める米軍基地(自衛隊管理で米軍が使用する基地を含む)の面積の割合も沖縄県が8・25%と全国一高いことなどを調査結果として取りまとめた。」
③「上田知事は『在日米軍専用施設の数、面積とも沖縄県が他の都道府県を大きく引き離している』と報告した上で『在日米軍については外交、軍事上の極めてセンシティブ(敏感)な問題だが、知事会が総ざらいする動きを見せることで、政府が言いやすくなる部分もあるのではないか』と語った。」
④「全国知事会長の山田啓二京都府知事は『報告内容には、知っているようで知らない沖縄の現実が書き込まれている。報告書を見てもらい、(メンバー以外の知事も)研究会の会議に参加してほしい』と呼び掛けた。」
⑤「翁長雄志知事は『米軍専用施設は訓練の時間も含め日本の権限が全く及ばない。地方自治のあり方を考える上でも、今後研究会で議論される日米地位協定についても考えてほしい』と語った。」
⑥「研究会は10月後半から11月前半に日米地位協定をテーマに会議を開く。」


(4)沖縄タイムス-辺野古新基地の代替へ検討会議 モチヅキ教授、日米識者で発足方針-2017年7月29日 09:31


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「外交、安全保障を研究する米ジョージ・ワシントン大学のマイク・モチヅキ教授は28日、米軍普天間飛行場返還問題を巡り、現行の辺野古新基地計画の代替案を提言するため、日米の有識者らで検討会議を立ち上げる考えを示した。早期に立ち上げ、来年夏ごろを目標に新たな案を示す方針だ。28日、沖縄タイムス社を訪れ、明らかにした。」
②「モチヅキ氏は、普天間返還の方策は『県民が納得できるものでなければならない』と指摘。反対が根強い辺野古新基地建設が強行されれば『問題は、しこりやとげとなって残る』と述べ、米軍の安定的駐留にも影響を及ぼすとの認識を示した。」
③「メンバーは日米と沖縄の安全保障や外交の専門家らを想定。沖縄の意見を取り入れつつ、軍事面でも米軍が受け入れ可能な案を、客観性を維持しながら研究する方針だ。モチヅキ氏は、現行計画に反対の意思を示した上で『新たな提案により、辺野古が唯一とする日米両政府に再検討を促したい』と意欲を示した。」
④「辺野古新基地建設の現状などを確認するために1年ぶりに来沖。この日、名護市瀬嵩も訪れ、新基地建設予定地の海上や工事の進捗(しんちょく)を確認した。『工事はまだ初期の段階。辺野古以外の案を考える余地があると思う』と述べた。『何回も来ているが、これほどきれいな海を埋め立てて新しい滑走路を造るのは残念だ』と話した。31日には翁長雄志知事とも会談し、検討会議の立ち上げ方針などを報告する。」


(5)沖縄タイムス-沖縄のパワースポット「備瀬のワルミ」 立ち入り禁止に 理由はやっぱり・・・観光客マナー-2017年7月27日 06:30


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「そり立つ岸壁とその割れ目の美しさからパワースポットとして人気を集めていた沖縄県本部町備瀬の『備瀬のワルミ』が、ごみ投棄や私有地への無断侵入など観光客のマナーの悪さを理由に立ち入り禁止となっている。14日に金網や有刺鉄線を張った地元住民は『最低限のマナーが守られ、一定のルールがつくられない限り解除はできない』と訴える。観光客からの問い合わせが相次いでいる町や備瀬区は対応に頭を悩ませている。」(北部報道部・城間陽介)
②「備瀬区によると、3~4年ほど前から観光客が押し寄せるようになった。テレビや旅行雑誌でパワースポットとして取り上げられ、会員制交流サイト(SNS)で急速に広まった。拝めば子宝に恵まれるという口コミもあったという。一方で、周辺には観光客が捨てたとみられるごみが散乱。多数のレンタカーが駐車され、個人の敷地へ無断侵入があるなどの問題が発生した。近くに住む男性(59)は『この2年間、毎週観光客が捨てたごみを拾ってきた』と不満を募らせる。玄関口にレンタカーが止まり、出入りに苦労した住民もいるという。『本当はしたくないが、立ち入りを禁止する以外に方法がなかった』と話した。」
③「陸側から『備瀬のワルミ』の海岸に至る唯一の小道が住民の私有地にかかっており、現在、金網が設置されている。フクギ並木道で有名な備瀬区には多くの観光客が訪れ、フォトウエディングスポットにもなっている。撮影が許可制になる前は区の許可無しに通行規制がされるなど住民の間で不満がたまっていた。ある男性住民は『観光客の8割は散歩や撮影するだけの素通り。お金も落ちない。撮影のために洗濯物もどけるよう言われもした』と漏らした。」
④「高良善久区長(69)によると、区の御願所のワルミは地元住民が普段立ち寄るところではなかった。立ち入り禁止に、高良区長は『気持ちとしては分かるが、もう少し長い目で見た話し合いが必要』と話し、入場料を取ることも含め対策を考えたいとしている。」




by asyagi-df-2014 | 2017-07-29 18:26 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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