沖縄-辺野古- 高江-から-2017年7月15日

沖縄県東村の有銘小学校で、1羽の死骸が見つかった、という。
「生息地域より南側で見つかったことで、南限が広がっている可能性がある。」(琉球新報)、とされる。
 私たちは、自らの手で自然を生命を壊しているのではないか。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年7月15日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-辺野古、再び法廷闘争へ 沖縄県議会、差し止め訴訟議案・関連予算を可決 月末に国提訴-2017年7月15日 05:05


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県議会(新里米吉議長)は14日、6月定例会の最終本会議を開き、名護市辺野古の新基地建設を巡り、県が工事の差し止めを求め国を提訴する議案を賛成多数で可決した。与党3会派の24人が賛成し、野党の沖縄・自民と中立の維新、無所属の17人が反対。公明4人は退席した。県は月末に提訴する見通し。提訴に伴う弁護士3人分の弁護費用、517万2千円の補正予算も賛成多数で可決した。」
②「県は沖縄防衛局が岩礁破砕許可を得ずに辺野古での工事を進めるのは、県漁業調整規則に反するとして提訴に踏み切る。一方で、国は名護漁協が埋め立て海域の漁業権を放棄したことを踏まえ、新たな岩礁破砕の許可申請をしなくても工事が継続できるとしている。」
③「最終本会議では採決に先立ち、各会派が賛成・反対の立場で討論した。与党の社民・社大・結、おきなわ、共産の議員は賛成の立場で『岩礁破砕を巡り県と国の意見が異なるため工事を中断し、いずれの主張が正しいのかを法的に判断するための訴訟だ』と主張した。反対の討論では沖縄・自民が『知事の埋め立て承認の撤回ハードルが高いため、県民の目をそらし時間稼ぎをするための裁判。見込みのない裁判を繰り返すのは血税の無駄遣い。職権乱用だ』と県を批判した。維新は『「われわれは辺野古を容認するわけではないが、政治が司法に頼るのではなく、政治の本来の役割を自覚し日米両政府と議論するべきだ』と討論。公明も退席の際に『訴訟ではなく県と国の話し合いが必要だ』などと主張した。」


(2)琉球新報-ノグチゲラ「生息域変化の可能性」 米軍オスプレイが影響?-2017年7月15日 07:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「沖縄県東村の有銘小学校で13日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のノグチゲラ1羽の死骸が見つかった。環境省やんばる野生生物保護センターによると、東村有銘でノグチゲラの死骸が見つかったのは初めて。ノグチゲラの主な生息地域の南限は東村川田の福地ダムから大宜味村の塩屋湾までとされていた。」
②「生息地域より南側で見つかったことで、南限が広がっている可能性がある。ノグチゲラの生態に詳しい宮城秋乃さん(38)は『オスプレイなどの米軍機が飛ぶことで環境が悪化し、生息地を奪い合う競争が起きている可能性がある』と指摘した。」
③「13日午後1時半ごろ、有銘小学校の理科室の前で動かなくなったノグチゲラを児童が見つけた。ノグチゲラは雄の成鳥で体長約23センチだった。理科室の窓ガラスにぶつかって死んだとみられる。ノグチゲラのくちばしや体に血や傷痕はなかった。」
④「東村教育委員会によると、これまで高江小や高江小周辺の民家の窓ガラスにノグチゲラがぶつかって死ぬ事故は発生していたが、有銘小では初めて。有銘小では、これまでイソヒヨドリなどの野鳥が窓ガラスにぶつかって死ぬ事故が発生していたため、窓ガラスに鳥の絵などを貼って野鳥の衝突防止策を取っていた。今回は何も貼っていない窓ガラスに衝突したとみられる。」
⑤「東村高江や国頭村でノグチゲラの観察を続けて来た宮城さんは『グチゲラのひなは独り立ちした時に新たな縄張りをつくる。人が森を破壊することで、餌も減り、これまでの縄張りがなくなっているのではないか』と指摘した。」
⑥「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場には新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)が六つ建設された。2007年に当時の那覇防衛施設局がまとめた環境影響評価(アセス)図書によると、6カ所全てのヘリパッド周辺にノグチゲラの巣穴が確認された。東村高江では、オスプレイをはじめとする米軍機の離発着訓練が頻発しており、周辺住民は騒音被害を訴えている。」


(3)琉球新報-シュワブ仮設道路に有刺鉄線 反対市民侵入阻止目的か 炎天下のゲート前に約100人-2017年7月15日 12:15


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は15日午前、米軍キャンプ・シュワブ内の工事現場『K1護岸』付近にある仮設道路のガードレールの周囲に有刺鉄線を設置した。有刺鉄線は抗議市民らの進入を防ぐためのものとみられる。ガードレールは14日までに設置され、有刺鉄線はガードレールの海側に取り付けられた。平和市民連絡会の北上田毅さんは『カヌー隊が進入することを防ぐために設置したんだろう。それ以外、考えられない』と指摘した。新基地建設に反対する市民らは抗議船2隻とカヌー13艇で抗議している。」
②「一方、シュワブゲート前では市民ら約100人が座り込んでいる。名護市では同日午前7時時点で気温31・2度を記録した。市民らは帽子をかぶり、日傘を差すなど、日よけ対策をしながら、ゲート前に座り込んだ。首にタオルをかけ、したたり落ちる汗をぬぐう神谷清一さん(63)=八重瀬町、農家=は『仕事をやりながら座り込みに参加するのは大変だ。しかし戦争につながる新基地建設を造ってはいけない』と強調した。『米軍に関連する事件事故はいまだに発生している。【県外移設】などではなく、基地はなくさなければならない』と語った。」


(4)琉球新報-「沖縄も占領状態」 パレスチナ医師、辺野古に-2017年7月15日 12:21


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古新基地建設で14日、米軍キャンプ・シュワブゲート前では市民約26人が集まった。午前9時前から午後1時40分すぎまでに計4回、合わせて117台の工事関係車両が立て続けに出入りした。」、と報じた。
 また、「パレスチナの難民キャンプ医療支援活動を続けるサリム・アナティ医師(57)がゲート前を訪れ、市民と交流した。サリムさんは『パレスチナも沖縄も【占領】状態だ。二つの地が友情を築き上げ、事実をより多くの人に伝えたい』と呼び掛けた。」、と伝えた。
 さらに、「シュワブ沿岸のK9護岸工事では、ダイバーの誘導で網に入った砕石を護岸先付近の海中に投下した。重機を使って、護岸を固める作業も継続した。新基地建設に反対する市民は船2隻とカヌー14艇で抗議した。」、と報じた。


(4)琉球新報-「沖縄も占領状態」 パレスチナ医師、辺野古に-2017年7月15日 12:21


 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古新基地建設で14日、米軍キャンプ・シュワブゲート前では市民約26人が集まった。午前9時前から午後1時40分すぎまでに計4回、合わせて117台の工事関係車両が立て続けに出入りした。

 パレスチナの難民キャンプ医療支援活動を続けるサリム・アナティ医師(57)=写真右=がゲート前を訪れ、市民と交流した。サリムさんは「パレスチナも沖縄も『占領』状態だ。二つの地が友情を築き上げ、事実をより多くの人に伝えたい」と呼び掛けた。

 シュワブ沿岸のK9護岸工事では、ダイバーの誘導で網に入った砕石を護岸先付近の海中に投下した。重機を使って、護岸を固める作業も継続した。新基地建設に反対する市民は船2隻とカヌー14艇で抗議した。


(5)辺野古差し止め訴訟議案:提訴の是非、県議会で与野党の主張対立【深掘り】-
2017年7月15日 15:16


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設で、岩礁破砕行為を伴う工事の差し止めを求める訴訟の提起案と関連予算案を審議した県議会で14日、採決を前に、賛成、反対の立場から議員らが討論した。与党系が『無許可の違法行為を許してはいけない』『政府は法解釈をゆがめてまで工事を進めている』と訴えると、野党系は『勝つ見込みがなく、血税の無駄遣いになる』『司法ではなく、政治で問題を解決すべきだ』と反論し、意見をぶつけ合った。」
②「賛成の議員らは、名護漁協が漁業権を一部放棄したことで、埋め立て海域の漁業権は消滅し、知事の岩礁破砕許可が必要なくなったという沖縄防衛局の解釈や県の照会に対する水産庁の通知に強く反発した。宮城一郎氏(社民・社大・結)は今回の水産庁の通知は、従来の政府答弁や水産庁から県への技術的助言と『驚くほど変遷している』と指摘。全部放棄と違い、一部放棄は『変更』に当たるため、知事の免許がなければ成立せず、埋め立て海域では知事の変更免許を得ておらず、漁業権は消滅せず、岩礁破砕等許可も必要との認識を示した。瀬長美佐雄氏(共産)は地方自治法の自治事務である漁業権の解釈権は県にあり、県が許可を得るよう指導したのに、解釈権のない防衛局が『許可不要』主張するのは、『自治事務を根底から覆す無法に無謀を重ねる暴挙』と批判した。親川敬氏(おきなわ)も解釈を変えた水産庁に対し、『許可のない岩礁破砕行為は違法であり、基地建設を強行するために法解釈を曲げることは断じて許さない』と語気を強めた。当山勝利氏(社民・社大・結)や新垣光栄氏(おきなわ)は那覇空港第2滑走路増設工事で、事業者の沖縄総合事務局が岩礁破砕許可を得ていることを挙げ、『同じ国の機関でちぐはぐな対応で、ご都合主義だ。岩礁破砕行為が明らかな状況にある』などと訴えた。比嘉瑞己氏(共産)も政府の対応を批判し、訴訟の必要性を強調した。」
③「反対の立場の議員らは、翁長雄志知事の埋め立て承認取り消し以降、国と県の訴訟が相次いでいることに懸念を示した。山川典二氏(沖縄・自民)は訴訟の論理構成や資格要件が疑わしく、『無理のある訴えを提起しなければならないほど、翁長県政は追い込まれている』とけん制した。また、翁長知事が承認の撤回を公言しながら踏み切らない現状に『撤回の理由や根拠探し、理論武装の構築のために時間稼ぎとして今回の訴訟を提起すると思わざるを得ない』と必要性を疑問視した。照屋守之氏(同)は、(1)誰の利益になるか明確ではない(2)漁業権と岩礁破砕について水産庁と協議を続けるべきだ(3)岩礁破砕の事実が確認されていない(4)権利者である漁業者や漁協の意見を聞くべきだ(5)これまでの裁判で9千万円を使ったが、問題は解決していない-と理由を説明した。
又吉清義氏(同)は水産庁の見解を支持し、『裁判所に訴えを却下されても費用は一切返金がない。勝てるという十分な確信がない状態で見切り発車と言わざるを得ない』と強調した。當間盛夫氏(維新)は普天間の辺野古移設を容認する立場ではないが、国と県の5回目の訴訟になることから『政治が安易に司法に頼る構造になっている』と指摘。普天間返還に向け、大田昌秀元知事が橋本龍太郎首相と17回の会談を重ねたことを取り上げ、『政治は妥協の産物。何でも反対では解決は遠のく』と政府と交渉するよう求めた。」
④「公明の4県議は、差し止め訴訟の提起、補正予算の両案とも、採決時に退席した。金城勉氏は普天間飛行場の県外、国外への移設を求める立場に変わりがないことを強調した上で『昨年の違法確認訴訟の最高裁判決などを踏まえれば、新たに訴訟を提起することが得策かどうかを考えた時、かなり厳しいと判断した』と理由を説明した。さらに『政府との信頼関係を回復し、協議を重ねながら打開策を見つけ出さなければならない。裁判の結果が積み重なることで、逆に国民世論がしぼむという結果を招きかねないという思いもある』と語った。」
⑤「名護市辺野古の新基地建設を巡り、県は県議会6月定例会で工事差し止め訴訟の意義や法的論理などを説明し、提訴の正当性を訴えた。」
⑦「国は、法令で定めのある岩礁破砕等の許可手続きについて、名護漁協が漁業権を一部放棄したことを理由に『手続きは不要』とした。県は沖縄防衛局に、許可を得るよう何度も行政指導したが防衛局は応じなかったことから翁長雄志知事は『間違いは間違いとして正すことが大切だ』と述べ、無許可な行為を放置できないという観点から訴訟に踏み切った。翁長知事は弁護士や行政法学者等と検討を重ねた結果、提起は可能と判断。『県の正当性を主張していく』と述べ、準備が整い次第、仮処分の申し立てと訴えを提起する。」
⑧「県は、岩礁破砕行為が確認できない段階でも『破砕は確実だ』として差し止め訴訟に踏み切る。謝花喜一郎知事公室長は、弁護士らと訴訟の法的論理を検討した結果、『承認願書に記載されている工事内容から無許可の破砕行為は確実な状況だ』と指摘する。現時点で、破砕許可を得ずに岩礁破砕してはならないという公法上の義務履行請求権が発生しており、差し止め訴訟は可能だとの判断に至ったと説明。『いまだなされていない将来の行為でも、予防的に差し止めを裁判所に求めることは可能だ』と強調する。」
⑨「国は、昨年3月の辺野古新基地を巡る訴訟の和解と、昨年12月の県敗訴の最高裁判決を持ち出し『問題は決着済みで、県は従うべきだ』と差し止め訴訟を提起する県を批判する。だが、和解も、最高裁判決も今回の差し止め訴訟とは関係がない。和解で『従う』としたのは、是正指示取り消し訴訟で、実際に県と国が争ったのは違法確認訴訟だったため、そもそも和解条項は『枠外』。また、最高裁判決も違法確認訴訟の判決だ。謝花喜一郎知事公室長は『最高裁判決をもって、県は全て目をつぶれということではない』と反論する。さらに謝花氏は、最高裁の承認取り消しは違法との判決に従い、知事は取り消し処分を取り消したと指摘。今回は、防衛局が県漁業調整規則に反して岩礁破砕許可を得ないまま工事を進めていることが問題点だとし、『法令に反することを放置できないのは行政として当然だ』と訴える。翁長雄志知事も『承認があるから何をしてもいい、みんな蹴飛ばして埋め立てていいということではない』と述べ、和解や最高裁判決とは無関係だと強調した。」


(6)沖縄タイムス-整備中のオスプレイに落雷 米東部、1人重傷 クラスAに分類-
2017年7月15日 09:22


 沖縄タイムスは、「米東部ノースカロライナ州のニューリバー海兵隊航空基地で11日、同基地で機体の整備中だった垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイに落雷し、整備兵1人が重傷、2人が軽傷を負っていたことが13日までに分かった。米海軍安全センターは4段階中で最も損害が大きいクラスA(死者、損傷額200万ドル以上)に分類した。同センターが公表した内容によると、1人は重傷で入院、2人は病院へ搬送されたが、治療後に退院したと記述している。」、と報じた。
 また、「オスプレイへの落雷を巡っては2014年6月に普天間飛行場所属機が落雷を受けて電子系統を破損する事故が発生。米軍側は落雷は駐機中に起きたなどと説明していたが、今年1月に本紙が情報公開請求で入手した調査報告書で、実際には宮崎県の市街地上空を飛行中に起きていたことが判明していた。」、と報じた。




by asyagi-df-2014 | 2017-07-15 20:28 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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