沖縄-辺野古- 高江-から-2017年6月27日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 沖縄の基地負担軽減の嘘。
 何故か。
 「最新鋭ステルス戦闘機F35B2機が26日、嘉手納基地に初めて飛来した。」、と沖縄タイムスは伝える。しかも、県にも周辺自治体にも事前通知がなされないままに。
 「同基地には5月からF16戦闘機とU2偵察機が暫定配備され騒音が激化。さらなる騒音増大への懸念から周辺自治体の首長と県は一斉に反発している。」、と沖縄タイムス。
 どうしてか。
 「『電車通過時の線路脇』のうるささに相当する100・2デシベルの騒音を観測。」。



 2017年6月27日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-辺野古、新護岸着手か 搬入道路建設確認埋め立て西側 K9護岸工事3割進む-2017年6月27日 06:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設工事現場で26日、埋め立て区域西側のK1護岸付近で新たに資材搬入用の道路建設が始まっているのが確認された。道路ができ次第、K9護岸に続き、K1護岸建設にも着手するとみられる。」
②「道路敷設作業が確認された場所はキャンプ・シュワブ内のシアター付近。沖縄防衛局が県に提出した申請書では、南側海岸線に沿い東西に走る『仮設道路3』が建設される予定地近く。沖縄防衛局は26日の工事について『仮設道路3』ではなく、『シュワブ内の既存道路と海岸を結ぶ搬入路を一時的に敷設している』と説明している。今後、仮設道路3やK1護岸の建設につながる作業とみられる。」
③「一方、2カ月前から工事が始まった『K9護岸』は、26日時点で全長約320メートルのうち3割程度に相当する約100メートルまで作業が進んでいることが確認された。辺野古移設に反対する市民らが抗議船の衛星利用測位システム(GPS)を活用し、算出した。」
④「米軍キャンプ・シュワブ陸上部の砂浜から海上へ向けて伸びるK9護岸は4月25日に着工した。クレーンで基礎部分となる砕石を海に投下し重機で固める作業などを繰り返しながら護岸を伸ばしている。」


(2)琉球新報-泡盛出荷、12年連続減 ビールは5年連続増 16年度-2017年6月27日 08:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「沖縄国税事務所は26日、2016年度に県内の酒造会社が出荷した酒類の課税状況を発表した。泡盛の酒税額は前年度比3・4%減の38億8100万円、課税出荷量は同3・5%減の1万9366キロリットルで、酒税額と出荷量ともに過去最高を記録した04年度以降、12年連続で減少した。酒類全体の酒税額は同1・4%減の104億300万円、出荷量は同2・2%減の6万9482キロリットルだった。」
②「ビールは酒税額が前年度比2・2%増の44億9100万円、出荷量が同2・2%増の2万4756キロリットルとなった。ビールは酒税額と出荷量ともに5年連続の増加だった。清酒やウイスキーなどを含む『その他の酒類』は酒税額が同5・3%減の20億3100万円、出荷量が同5・3%減の2万5361キロリットルだった。」
③「泡盛の出荷量は県内向けが4・1%減の1万5180キロリットル、県外向けが1・5%減の4185キロリットルとなった。同事務所は泡盛の出荷量が減少傾向にある要因について、県内でも数多くの酒類が入手可能になったことなどがあると分析する。」
④「同事務所は、県工業技術センターや琉球大学などと協力して泡盛の香りや味わいを表現する言葉を図示した『泡盛フレーバーホイール』を作成するなど、需要拡大に力を入れている。」


(3)琉球新報-信州からも座り込みに参加 辺野古新基地建設、車両67台入構-2017年6月26日 16:47


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は26日も名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート沿岸で工事を継続した。市民ら約50人がゲート前に座り込み、新基地建設に抗議した。長野県で沖縄の基地問題などについて学習会を行っている『信州沖縄塾』のメンバー、門屋和子さん(64)もゲート前での座り込みに参加した。門屋さんは『信州の人は山を大事にしているが、同じように沖縄の人は海を大事にしているんだと思う。どちらも大事な宝物で、守っていきたい』と話した。」
②「シュワブゲート前では午前9時ごろ、機動隊による排除が始まり、1時間ほどで67台の砕石などを積んだトラックが基地内に入った。市民らは『美しい海を埋めるな』『基地は要らない』と声を上げた。」
③「シュワブ沿岸の『K9護岸』の工事現場では、砕石を海中に投下する作業が続いた。」


(4)沖縄タイムス-ステルス戦闘機F35 嘉手納基地に初飛来-2017年6月27日 07:35


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米軍岩国基地(山口県)に配備された最新鋭ステルス戦闘機F35B2機が26日、嘉手納基地に初めて飛来した。同基地には5月からF16戦闘機とU2偵察機が暫定配備され騒音が激化。さらなる騒音増大への懸念から周辺自治体の首長と県は一斉に反発している。
②「2機は同日午後2時18分に飛来。駐機場で給油した後、午後4時47分に離陸した。嘉手納町屋良では、『電車通過時の線路脇』のうるささに相当する100・2デシベルの騒音を観測。町水釜の男性から『うるさくてテレビの音が聞こえない』と、町に苦情があった。」
③「在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン中将は、初飛来が予定されていた19日には、富川盛武副知事へ事前に伝えたが、この日は県にも周辺自治体にも事前通知はなかった。」
④「米軍は嘉手納基地でのパラシュート訓練強行や旧海軍駐機場の使用など、日米合意を無視する運用を続けている。當山宏嘉手納町長は『騒音の増大は許されない。日米合意をほごにし騒音軽減に逆行する米軍に抗議したい』と憤った。」
⑤「F35Bは海兵隊のFA18戦闘攻撃機、AV8Bハリアー攻撃機の後継として1月に10機配備された。8月には在沖海兵隊の第31海兵遠征部隊のAV8Bの代替として、6機が岩国基地に追加配備される。」


(5)沖縄タイムス-米国から降下訓練移転「一方的」 嘉手納町長が批判-2017年6月27日 07:24


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米軍嘉手納基地で4月に実施されたパラシュート降下訓練が、これまで米本国で行われていた特殊作戦部隊による4軍合同訓練の一部移転であることが明らかになった件で、嘉手納町の當山宏町長は26日、初めて触れる情報だと指摘した上で『沖縄の基地負担軽減と言いながら機能を強化する米軍の一方的な運用方法に大きな危機感を持っている』と述べ、事実確認を急ぐ考えを示した。」
②「當山町長は『米本国での訓練をなぜ嘉手納基地でやるのか。住民の安全が深刻な状況になる。例外的とか、もっともらしい理由をつけながら自由に訓練できる使い方をしようとする米軍に強い危機感を持っている』と指摘した。」
③「野国昌春北谷町長は『嘉手納ありきで何でもかんでもテストしている。あり得ない話だ』とあきれ返った。『実際に事故があって危険を避けるため伊江島に訓練移転した。国同士の約束をほごにするのは許せない』と語気を強めた。」
④「米軍は4月24日、嘉手納基地で約6年ぶりのパラシュート降下訓練を実施。米軍は伊江島の天候不良を理由に挙げており、米本国からの訓練移転である情報は基地周辺自治体には知らされていなかった。」


(6)琉球新報-訓練移転を「指導官派遣」と否定 嘉手納降下で稲田防衛相-2017年6月27日 12:27


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「稲田朋美防衛相は27日午前の閣議後会見で、4月に嘉手納基地で行われたパラシュート降下訓練が米国内で実施されていた特殊作戦の合同訓練だった件について『米本土の部隊が沖縄に展開したのではない。訓練指導官が米本国から沖縄に派遣されて訓練を指導した』と指導官の派遣だと主張し、訓練移転を否定した。同時に訓練を実施すること自体は認め、伊江島で訓練を実施するよう求めた。」
②「米海兵隊公式サイトの4月26日の投稿によると、嘉手納基地で行われたのは航空機から降下する軍事技術を訓練し、指導できる専門兵『ジャンプマスター』を認定する訓練だった。同訓練は従来、米アリゾナ州ユマの米陸軍施設で実施されており、米大陸以外での訓練は嘉手納基地が初めてで、実質的な訓練移転となっている。」
③「稲田氏は『米本国からの指導官派遣』だと繰り返して強調した。パラシュート降下訓練は1996年のSACO最終報告に沿って『伊江島補助飛行場で実施するよう働き掛けたい』と述べた。」


(7)琉球新報-F35が2日連続で飛来 米軍嘉手納基地-2017年6月27日 12:32


 琉球新報は、「26日に県内基地に初飛来した米軍岩国基地(山口県)所属のステルス戦闘機F35Bの2機が27日午前10時15分、2日連続で米軍嘉手納基地に飛来した。嘉手納町、沖縄市、北谷町でつくる嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)は騒音や安全性の問題で飛来中止を求めていた。26日の飛来を受け、常態化を懸念する声が相次いでいた。」、と報じた。


(8)琉球新報-新たな資材搬入道路 辺野古新基地建設-2017年6月27日 12:35


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で27日、辺野古岬西側のキャンプ・シュワブ沿岸の砂浜では、新たな資材搬入用道路の工事が行われているのが確認された。重機が砂浜に砕石を投下した。カヌー隊が汚濁防止膜の浮具(フロート)を一時越えるなどして工事現場に近づき『海を壊すな』『石の投下をやめて』などと抗議した。」、と報じた。
 また、「キャンプ・シュワブのゲート前では、市民ら約60人が座り込み、新基地建設への抗議の意思を示した。午前11時半までに、工事に使うとみられる資材を積んだトラックや生コン車など、工事車両36台が基地内に入った。普天間基地の近くに住み、毎週2、3回ゲート前に来るという横田チヨ子さん(89)は『基地のない所に誰も爆弾は落とさない。辺野古の人たちに、普天間と同じ思いをさせたくない』と語り、炎天下で座り込んだ。」、と報じた。


(9)沖縄タイムス-辺野古海上警備で「パワハラ」訴え 46歳男性、燃料の海中投棄も証言-2017年6月27日 14:06


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴う海上警備業務を請け負うマリンセキュリティー(沖縄市)に勤める男性(46)は27日、船上警備の際、上司の船長から暴言などのパワハラを受けたり、会社所有の警備艇内で漏れた燃料を海に捨てることを強要されたりしたとして、赤嶺政賢衆院議員(共産)らと一緒に沖縄防衛局を訪れ、職場環境の改善などを求めた。」
②「男性によると、船長による罵倒や嫌がらせなどのパワハラが日常的に繰り返されていたという。男性は今年に入ってから体調を崩し、円形脱毛症や睡眠障害などを患った。」
③「警備艇内の燃料漏れについては当直勤務後、船内に漏れて船底にたまった燃料を辺野古の長島付近で海中投棄することを指示されていたという。男性は命令に従い、捨てていたと証言した。」
④「男性は中嶋浩一郎局長に要求書を手渡し、『今後の生活にも仕事に就けるか不安がある。ほかにもパワハラが原因で辞めた人もおり、二度と繰り返してほしくない』と早期の改善などを訴え。赤嶺議員らはマリン社の残業代未払い問題などを指摘した上で、『調査して責任をはっきりさせる必要がある。国の業務を契約するにふさわしくない会社だ』と抗議した。」
⑤「中嶋局長は訴えに対して『業務の再委託先なので、よく話を聞きたい』と返答。燃料の海中投棄については『工事は環境に配慮することを大前提にしているので、しっかり聞いて、報告できるようにしたい』と述べた。」


(10)沖縄タイムス-石垣島への陸自配備問う住民投票 市議会で条例案否決-2017年6月27日 11:57


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「石垣市議会(知念辰憲議長)は26日の6月定例会最終本会議で、同市平得大俣地域における陸上自衛隊配備計画に関する住民投票条例案を賛成少数(賛成7、反対13)で否決した。野党の宮良操氏が動議を提出。当初、現計画に否定的な一部の与党議員が野党との調整で協調の動きをみせていたが、採決では与党全員が反対に回った。」
②「議会後、中山義隆市長は『国防は国の専権事項。安全保障は国全体に影響を及ぼすことなので一地方自治体の投票で決めるのはそぐわない』と従来の認識を繰り返し『議会は適切な判断をした』と述べた。」
③「宮良氏は『われわれは市民の声を聞けと訴えたが、聞かなくて良いという烙印(らくいん)を議会が押した』と憤り、『市長も議会も市民の声を無視し、住民投票で意志を示すことを否定したことは今後、問われる』と指摘した。」
④「条例案提出を巡り野党側は、中山市長と距離を置く与党会派の4人と調整していた。2人は賛成の意向だったが、来年3月の市長選を見据えた慎重論などから2人が反対。採決直前まで調整したが折り合わず、足並みをそろえて反対することで会派の分裂を避けた。
討論では、与党の我喜屋隆次氏が中国脅威論に触れつつ陸自配備の必要性を語り『国防に関して一地域が住民投票で決めるのはどうか』と批判。野党の長浜信夫氏は『市長や(推進派)議員は国の専権事項と言うが、国と地方自治体は対等の立場。市民に明確な賛否を問うべきだ』と訴えた。」


(11)沖縄タイムス-F35飛来、降下訓練、嘉手納旧駐機場の使用継続… 負担軽減「まやかし」地元自治体の不信【深掘り】-2017年6月27日 12:35


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「最新鋭ステルス戦闘機F35B2機が26日、初めて嘉手納基地へ飛来した。パラシュート降下訓練、旧駐機場の継続使用など嘉手納基地は負担増の一途をたどっており、度重なる外来機飛来に周辺市町村からは強い反発が上がった。慰霊の日の23日、「できることは何でも行う」と負担軽減に並々ならぬ意欲を示した安倍晋三首相だが、減るどころか増える一方の軍事的負担に、県内では「政府の負担軽減策はまやかしだ」と不信が募っている。」(政経部・大野亨恭)
②「『基地負担軽減のため、一つ一つ確実に結果を出していく決意だ』。23日、沖縄全戦没者追悼式で安倍首相はこう強調した。」
③「今年に入り、嘉手納基地では騒音や危険性を伴う訓練が相次ぎ、県内の米軍基地の中でも負担増が顕著になっている。米軍が4月に嘉手納で強行した降下訓練は、米本土で実施していた各軍の特殊作戦部隊に所属する兵士らの合同訓練の一部移転だったことが判明。降下訓練は伊江島補助飛行場で実施するという日米特別行動委員会(SACO)最終報告の合意を無視するもので、嘉手納での訓練恒常化の懸念も強まっている。さらに今回のF35飛来は、沖縄防衛局にも、県、地元市町村にも米軍から事前連絡はなかった。本来、米軍と県の「仲介役」を務める防衛局は、はしごを外された形で、防衛局は午後2時20分ごろ、職員が目視で飛来を確認し、10分後に県や関係市町村へ連絡した。」
④「天候のため飛来を取りやめた今月19日には、県に『好意的通報』として第3海兵遠征軍司令官で在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン中将が直々に県へ電話で伝達していた。県幹部は、本来であれば全ての訓練情報を県に伝えるべきだとした上で、『米軍は【よき隣人】と主張するが、実態は県民の思いと乖離(かいり)している』と不快感を示す。」
⑤「一方、防衛省内でも最近の米軍の傍若無人ぶりは『目に余る』との指摘もある。政府関係者は、在日米軍に大きな影響を持つ駐日米大使が、まだ米上院本会議で承認されておらず不在となっていることも、日本側の要望が聞き入れられない要因の一つだと明かす。
だが県幹部は慰霊の日の安倍首相の発言を念頭にこう皮肉った。『事前通報を求めるのは簡単に【できること】ではないのか』




by asyagi-df-2014 | 2017-06-27 17:20 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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