沖縄-辺野古- 高江-から-2017年6月24日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 「安倍晋三首相が23日の沖縄全戦没者追悼式に出席後、記者団に辺野古移設について『(昨年3月の)和解に従って誠実に対応する』と述べたことに対し、翁長雄志知事は同日、『解釈が全然違う』と強く反発した。」、沖縄タイムスは伝える。
 安倍晋三政権の唯我独尊的解釈には、「住民の平穏な暮らしと安心・安全があっての平和だ。これが確保されない中で、日本全体の安全保障が守られているのでは、沖縄県民はやるせない」という知事の声も全く届かない。


 2017年6月24日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-F16戦闘機、離陸途中に炎上 米テキサス州 嘉手納基地にも12機配備-2017年6月23日 15:55


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米テキサス州ヒューストン市南東のエリントン空港で21日午前10時半ごろ、戦闘機F16が離陸途中にエンジンから出火し、機体が炎上する事故が発生した。操縦士は緊急脱出し、軽傷を負った。事故原因は調査中。」
②「事故機はオクラホマ空軍州兵の第138戦闘航空団所属機。ヒューストン市によると、操縦士は脱出後に近くの病院に収容された。地元テレビ局NBCは、事故発生直後に巨大な火の玉が上がり事故現場周辺の民間住宅にも緊急避難命令が発令されたなどと報じた。」
③「エリントン空港は軍民共用でテキサス陸軍州兵基地としても使用されている。」
④「米空軍嘉手納基地には、現在12機のF16戦闘機がコロラド州空軍州兵基地から暫定配備されている。」


(2)琉球新報-「辺野古建設中止を」 ラブソン氏が米紙に寄稿 沖縄の訴えなど紹介-2017年6月23日 11:35


 琉球新報派、標題について次のように報じた。


①「米ブラウン大のスティーブ・ラブソン名誉教授は21日、バージニア州の地元紙『リッチモンド・タイムス・ディスパッチ』(電子版)に沖縄の米軍基地問題の現状について寄稿した。日米両政府が進める名護市辺野古への米軍普天間飛行場移設や、高江、辺野古での市民の抗議運動、米兵などによる女性暴行事件を伝え、『米国とアジアの同盟国のためにも、基地建設は中止されるべきであり、沖縄の海兵隊の多くは他の場所に移すべきだ』と指摘した。」
②「『沖縄は米国の基地建設に一層反対する』と題した寄稿文には、沖縄の人々が国政、地方選挙を通して基地負担の軽減を訴えてきたことなどを伝えた。また、市民の抗議運動に対する機動隊の押さえ込みや基地建設反対運動のリーダーの長期拘留があり、米軍に対する抗議運動は一層高まっていると指摘した。」
③「ネット上で読者からのコメントが書き込まれ、『米兵による女性への暴行事件は、それだけでも沖縄の住民が基地に反対する正当な理由だ』『米軍はあまりに多くの基地を持ち過ぎだ』などの感想が寄せられた。」
④「海洋生物学者のキャサリン・ミュージックさんもコメントし、『辺野古移設は、日本で最も美しく、唯一残っている多様なサンゴ礁の生態系を破壊するだろう』と警鐘を鳴らした。」


(3)琉球新報-屋嘉収容所跡で追悼演奏 捕虜つくった「屋嘉節」響かせる-2017年6月23日 16:33


 琉球新報派、標題について次のように報じた。



①「沖縄戦で多くの日本兵が収容された金武町の屋嘉捕虜収容所跡地に建つ石碑前で23日、琉球古典音楽野村流音楽協会石川支部の吉野久一師範(69)と門下生ら人が追悼演奏した。追悼演奏は昨年から慰霊の日に合わせて行われている。披露された民謡は『無情節』の曲調で歌われた『屋嘉節』を含む民謡7曲と舞踊2曲。」          ②「『屋嘉節』は収容所にいる捕虜によって作詞されたといわれている。収容所には当時、日本兵約7千人が収容され、236人が収容所で命を落とした。そのうち56人の名字が沖縄にある名字だったという。また約3千人がハワイ州オアフ島へ移送され、12人が命を落とした。」
③「正午を知らせる時報が鳴ると、追悼演奏のために石碑前に集まった参加者らは1分間の黙とうをささげ、追悼演奏をした。」
④「屋嘉区の伊芸菊博区長は『戦時中や戦後に何が起こっていたのかを後世に伝えることは大切だ。今後も追悼演奏を続けたい』と話した。」
⑤「追悼演奏の発案者である吉野さんは『何もない収容所の中で、日本兵がカンカラ三線を手に取り、できあがったのが無情節の曲調で歌われた【屋嘉節】だった』と説明した。『当時の人がどのような気持ちでこの歌を作ったのか、考えながら演奏した』と話した。吉野さんは『屋嘉節』を演奏するときだけは、自ら作ったカンカラ三線をつま弾いた。 演奏した前田健次町議は収容所跡に慰霊碑がないことに触れた上で『多くの人が犠牲になった場所に慰霊碑がないことはおかしい』と慰霊碑設置の必要性を説いた。」


(4)沖縄タイムス-「解釈、全然違う」翁長知事、安倍首相の辺野古和解発言に反発-2017年6月24日 08:08


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「安倍晋三首相が23日の沖縄全戦没者追悼式に出席後、記者団に辺野古移設について『(昨年3月の)和解に従って誠実に対応する』と述べたことに対し、翁長雄志知事は同日、『解釈が全然違う』と強く反発した。安倍首相らを見送った後、那覇空港で記者団の取材に答えた。」
②「翁長知事は、昨年3月の辺野古訴訟の和解にある『判決に従う』とは、今回県議会に議案として提案した工事差し止め訴訟ではなく、最高裁で県敗訴が確定した違法確認訴訟に適用されるとの認識を示し、『もう負けたんだからお前たち何も言うな、というものでは全くない』と批判した。」
③「追悼式での平和宣言で、米軍オスプレイの墜落や地元無視の訓練強行などに言及したことには『住民の平穏な暮らしと安心・安全があっての平和だ。これが確保されない中で、日本全体の安全保障が守られているのでは、沖縄県民はやるせない』」と述べ、政府が強調する基地負担軽減とは逆行している現状を強調した。」
④「嘉手納基地の旧海軍駐機場の継続使用問題に触れたことにも、『住民生活への配慮で移したのに、毎日飛来してくるものを(政府に)負担軽減が進んでいると言われたら、(実態を)言わなければならない』と語気を強めた。」
⑤「日米特別行動委員会の合意を無視した嘉手納基地でのパラシュート降下訓練などを理由に、嘉手納町長らが同基地司令官の交代式に不参加の意向を示していることにも『どれだけの怒りを持っているかが分かる』と指摘した。」


(5)沖縄タイムス-「和解に従い対応」 安倍首相、辺野古移設止めぬ意向 追悼式では基地負担減を強調-2017年6月24日 08:50


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「安倍晋三首相は23日の沖縄全戦没者追悼式で、昨年12月の北部訓練場の過半返還を『本土復帰後最大の返還が実現した』と強調し、今後も『できることはすべて行う』と基地負担軽減に取り組む考えを示した。名護市辺野古の新基地建設を巡り、県が来月にも提起する方針の工事差し止め訴訟について、追悼式後、記者団に『(昨年3月の)和解に従って誠実に対応する」と述べ、建設工事を止めない意向を示唆した。」
②「北部訓練場の過半返還は1996年に日米で合意。東村高江集落周辺に六つのヘリパッドを建設するのが条件で、沖縄防衛局は2007年に着手したものの、住民らの反発に遭い、停滞していた。政府は昨年7月、住民らを排除する目的で最大800人の警察機動隊を動員し、民間警備の費用に1日当たり1800万円を支出している。」
③「安倍首相は一部地域の負担が増えることや、現場で混乱が生じている状況には触れず、県内の米軍施設・区域の約2割の面積が返還されたことによる『負担軽減』の成果のみを前面に押し出した格好だ。基地負担については『沖縄の方々には長きにわたり、米軍基地の集中による負担を担っていただいており、是認できるものではない』と指摘。『基地負担軽減のため、一つ一つ確実に結果を出す』と決意を見せた。基地の跡地利用にも地元の意向を聞きながら支援する姿勢を示した。さらに沖縄の美しい自然や豊かな文化、アジアの玄関口に位置する優位性を取り上げ、『尽きることのない魅力にひかれ、この地を訪れる人々、外国クルーズ船の数は増え続けている』と述べ、沖縄振興を前進させると説明した。」
④「一方、翁長雄志知事が平和宣言の中で、辺野古の新基地建設を阻止する考えを重ねて示したことに、安倍首相は『昨年の和解条項に従って政府として誠実に対応する』と繰り返した。記者団の質問に答えた。」
⑤「普天間飛行場の固定化を避けるためにも『国と県が協力する、ともに努力することが求められている』と説明した。国が県を訴えた代執行訴訟などの昨年3月4日の和解では、国と県で認識に大きな違いが出ている。」


(6)琉球新報-辺野古強行「容認できない」 知事、平和宣言で政府対応批判-2017年6月24日 07:30


 琉球新報派、標題について次のように報じた。


①「翁長雄志知事は23日の沖縄全戦没者追悼式の平和宣言で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設計画について『沖縄の民意を顧みず工事を強行している現状は容認できるものではない』と政府の対応を批判した。その上で『私は辺野古に新たな基地を造らせないため、今後も県民と一体となって不退転の決意で取り組む』と述べた。」
②「知事が平和宣言で辺野古新基地建設問題に言及するのは就任以来3年連続。日米地位協定の抜本改定も改めて求めた。知事はまた、昨年発生した米軍属女性暴行殺人事件、オスプレイの名護市安部での墜落、最近の嘉手納飛行場でのパラシュート降下訓練の強行や相次ぐ外来機の飛来、移転合意された旧海軍駐機場の継続使用問題などにも言及。『基地負担の軽減と逆行している』と述べた。」
③「国土面積の0.6%の沖縄に在日米軍専用施設の70.4%が集中している現状にも触れ、『日本の安全保障の問題は国民全体で負担してほしい』と訴えた。知事が辺野古新基地建設に関する政府の工事強行を批判すると、式典会場からは拍手が上がった。」


(7)琉球新報-名護市、サンゴ調査同意せず 「新基地前提」、防衛局に回答-2017年6月24日 06:30


 琉球新報派、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局が計画している周辺海域へのサンゴ幼生の流入調査に対し、名護市は20日に『同意できない』と回答した。防衛局が9日付で計画への意見を市に求めていた。防衛局は21日、調査実施許可を求め、許可権者の県に対して、市の意見を添えて国有財産法に基づく公共用財産使用協議書を提出した。」
②「名護市は、調査に『同意できない』とした理由について(1)新基地建設を前提としている(2)建設によって環境に大きな影響があるとすでに繰り返し主張している(3)専門家の意見として、サンゴ幼生が流入、着床するかどうかはその年の潮や天候で変わり、調査で着床しなかった場所には幼生が来ないとはならず、この調査に意味がない-を挙げた。」
③「沖縄防衛局によると、着床調査の計画は仲井真弘多前知事が2013年に承認した公有水面埋立申請書に事後調査として挙げられていた。大浦湾埋め立てによる影響を調査するため周辺海域でサンゴ幼生の流入状況を調べる。名護市安部から豊原にかけての海域に48台の『着床具』と、それを支える架台2機をそれぞれ設置する。約3カ月ごとに観察を行う。調査期間は県との協議が成立した日から、翌年3月31日までとしている。」


(8)沖縄タイムス-「誤解」払拭へHPフル活用 沖縄県、辺野古工事差し止め訴訟で発信中-2017年6月24日 13:40


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県は名護市辺野古の新基地建設問題で県の主張を全国に発信するため、21日から県公式ホームページ(HP)で新たな発信を始めた。HPのトップ画面に『辺野古問題最新情報』のバナーを設け、翁長雄志知事が発表した辺野古工事差し止め訴訟に関する県の認識を掲載している。」
②「辺野古問題を巡っては、最高裁判決での県側敗訴をもって国側が『なぜ県は判決に従わないのか』などと県の姿勢を批判。市民の中にも差し止め訴訟や新基地に反対し続ける県の手法を疑問視する声がある。」
③「県は、裁判の和解や最高裁判決は今回の差し止め訴訟と無関係であることを、解説を付けて分かりやすく説明。県内外に広く伝えることで、一人歩きする『誤解』を払拭(ふっしょく)したい考えだ。県は、訴訟提起時の知事会見など、今後も節目ごとに随時情報を更新していく。」





by asyagi-df-2014 | 2017-06-24 17:16 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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