沖縄-辺野古- 高江-から-2017年6月21日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 「平和の礎に朝鮮人犠牲者が7年ぶりに追加刻銘」「追加刻銘分を含め、朝鮮人犠牲者の刻銘者数は韓国と北朝鮮を合わせて462人となった」、と琉球新報は伝える。
 一方では、「沖縄で空襲犠牲の朝鮮人、本部に埋葬 戦闘動員、未収骨か」、とも伝える。
 6月23日を前に、戦争ということ、戦争における政治が果たしてきた役割、平和における政治の果たさなければならい役割を、あらためて考える。


 2017年6月21日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-朝鮮人犠牲者刻銘板で哀悼会 平和の礎-2017年6月21日 06:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「沖縄戦犠牲者の名前を刻む糸満市摩文仁の「平和の礎」で20日、沖縄戦に強制動員された朝鮮人犠牲者の刻銘板の前に支援者らが集い、哀悼会がしめやかに開かれた。本年度は平和の礎に朝鮮人犠牲者が7年ぶりに追加刻銘された。参加者らは名前が刻まれた刻銘板の前で、朝鮮人犠牲者の強制動員の実態解明を進める決意を新たにした。」
② 「今回追加刻銘されたのは、沖縄戦の朝鮮人被害者を調査している『沖縄恨(はん)之碑の会』が刻銘申請を支援した権云善(クォンウンソン)さん、朴熙兌(パクフィテ)さんの2人と、韓国政府の傘下にある公益財団『日帝強制動員被害者支援財団』(ソウル)が支援した13人の合計15人。追加刻銘分を含め、朝鮮人犠牲者の刻銘者数は韓国と北朝鮮を合わせて462人となった。」
③「『沖縄恨之碑の会』の上間芳子事務局長は『沖縄戦に動員され、名前が知られていない犠牲者がまだたくさんいる。今後も手助けをできればと思っている』と語った。」
④「在日本大韓民国民団県地方本部の金美敬(キムミギョン)事務局長は『沖縄戦で亡くなった人たちのことを思うと(平和の礎に)載せた方がいいと思った。日頃の支援に感謝したい』と語った。」


(2)沖縄タイムス-辺野古新基地の工事差し止めへ 翁長知事、訴訟を県議会に提案-2017年6月21日 07:31


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県の翁長雄志知事は20日、沖縄県議会(新里米吉議長)の6月定例会本会議で、名護市辺野古の新基地建設問題を巡り、国に工事の差し止めを求め提訴する議決案を提案した。県議会は与党多数のため、7月14日の最終本会議で可決される公算が大きい。」
②「県は訴訟提起の議決案に加えて、弁護士3人分の弁護費用として517万2千円の補正予算案も併せて提案。県は議決されれば、速やかに提訴する考え。」
③「一方で、県議会野党の沖縄・自民からはすでに『県は埋め立て承認取り消し訴訟で敗訴した最高裁判決に従うとしており、差し止め訴訟はおかしい』『新たな訴訟は予算の無駄遣いだ』との批判や指摘が上がっている。」
④「19日に開かれた県による議員への議案説明会でも沖縄・自民から提訴への批判の声が上がり、謝花喜一郎知事公室長は『最高裁の判決は埋め立て承認の取り消しを巡る裁判だった』として、今回の差し止め訴訟は別の裁判との認識を示した。」
⑤「翁長知事も20日の本会議で『漁業権の設定されている漁場で知事の許可なく岩礁破砕を行うことは禁止されている。沖縄防衛局は県の行政指導に応じず普天間代替施設建設事業の護岸工事に着手し、岩礁破砕を行うことが確実だ』と説明した。」
⑥「28日からの代表質問や30日からの一般質問、委員会審議で県と野党の論戦が予想される。」


(3)沖縄タイムス-米軍のU2偵察機、嘉手納基地に緊急着陸 人的被害・機体破損なし-2017年6月21日 17:30


 沖縄タイムスは、「米軍嘉手納基地に暫定配備されているU2偵察機が21日午前8時ごろ、緊急着陸した。沖縄防衛局によると、同日午前10時ごろに在沖米空軍第18航空団から『軽微な予防のため予防着陸した』と連絡があった。人的被害や機体の破損などはないという。防衛局は県や基地周辺自治体に状況をメールで報告した。目撃者によると、緊急着陸した機体は1機。着陸後、旧海軍駐機場までけん引されたという。消防車両が少なくとも3台待機していたが、消火活動は行われなかった。」、と報じた。


(4)沖縄タイムス-「県の行政指導に従って」 160人が座り込み、辺野古新基地建設に抗議-2017年6月21日 13:11


 沖縄タイムスは、「新基地建設の埋め立て工事が進む沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸では21日午前8時すぎから、K9護岸の上に鉄板を敷設する作業が行われた。連日の悪天候から一転、晴れ間が広がるシュワブゲート前では早朝から市民約160人が座り込み、砕石の搬入を警戒している。午後0時半時点で搬入はない。沖縄防衛局が県知事の岩礁破砕許可を受けず工事を続けていることに、市民は『県の行政指導に従え』と声を上げた。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-沖縄戦に動員された学生の遺書修復へ 「風化させない」支援呼び掛け-2017年6月21日 16:17


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄戦で鉄血勤皇隊に動員された県立第一中学校(現首里高校)の元学徒が残した遺書の修復作業を、同校の同窓会『養秀同窓会』(那覇市首里金城町)が始めている。戦後72年たち劣化が著しいため、戦争の貴重な『遺産』として長期的な保存を目指す。修復費用の寄付も一般に募っている。」
②「同会の大田朝章(ちょうしょう)会長は20日、記者会見を開き『戦争に動員された学徒隊による遺書は、世界的にも他に例がない。風化させず後世に残すため、多くの人たちに寄付をお願いしたい』と呼び掛けた。」
③「遺書は1945年4月、元学徒らが家族宛てに書いた。学校名や住所、名前などを茶封筒に記し、したためた遺書を自身の髪や爪などと共に入れて同校職員に預けた。職員は持ち歩いていたが、戦争が激しくなる中、二つのつぼに分けて土中に埋めたという。終戦から2年後、生き残った学徒や家族が掘り当て、家族らが引き取った遺書以外の数十点を同会館で保管・展示してきた。」
④「昨年、専門家の指摘で遺書にカビなどの発生が確認された。紙はぼろぼろに破れ、文字部分の劣化も目立ったことから古文書修復家に依頼。2年間で140万円の予算を計上し、これまで15点ほど修復した。だがすべてを修復するには500万円ほどかかると見込まれ、修復費用の支援を一般に求めることにしたという。」
⑤「同会は修復した遺書は、湿度を管理した保管庫に収納しながら、毎年6月に一般公開することを計画している。普段の展示は、遺書のレプリカを用いるという。また、遺族らに遺書の寄託も呼び掛けている。問い合わせは同会館、電話098(885)6437へ。」


(6)琉球新報-石材積載トラック次々と 辺野古新基地建設-2017年6月21日 14:01


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は21日も名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート沿岸での工事を継続した。同日午後1時ごろにはシュワブゲート前で座り込みをしている市民ら約80人を県警の機動隊が強制的に排除し、石材を積んだ大型トラック約20台が基地内に入った。」
②「シュワブ沿岸の『K9護岸』の工事現場では、網に入った砕石をクレーンでつり上げ、海中に投下する作業が続いた。クレーンで鉄板を敷く作業や、周辺の測量作業も行われた。雷注意報が出るなど天候不良のため、カヌー隊による抗議行動はなく、抗議船1隻が午前8時から約1時間の監視活動を行った。」
③「米軍キャンプ・シュワブのゲート前には午前8時前から、市民が座り込み、工事車両の基地内への進入を阻止しようと警戒した。午後0時50分ごろ、機動隊による排除が始まった。午後1時10分ごろに大型トラックが次々と基地内に入っていった。排除された市民らは『違法な工事を止めて』などと抗議の声を上げた。」
④「ゲート前の座り込みには京都府在住のシンガー、川口真由美さんが加わった。川口さんはギターの弾き語りで『ケサラ』などを歌い、行動を盛り立てた。」




by asyagi-df-2014 | 2017-06-21 18:17 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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