「共謀罪」法は、謀議のもとに強行裁決される。

2017年6月16日、7時46分。
共謀罪法案の開票結果発表。
賛成165票、反対70票。
伊達忠一議長が「本法案は可決されました」と宣言。


 「共謀罪」法は、強行採決された。
 2017年6月16日7時46分は、日本の歴史の中で、非常に大きな「汚点」として残された。
朝日新聞は、この悪意の果てを、「与党による採決の強行で幕が下りた。」、と伝える。
 だが、実際は、安倍晋三政権によって、幕は新に挙げられたのである。
 人の命さへないがしろにすることを厭わないとの、強い宣言なのである。
 私の目の前に静かに広がる「中山間地の営み」。
 この生活の中に、この「共謀罪」法は、時には恫喝の姿で、時には知らんふりを装った隣人のふりをして、侵入してくる。
 しかし、「中山間地の営み」がもたらしてくれているものの豊穣さが、人の命を育んでいることに気づいた以上、これからをしっかりと活きなくてはならない。
 たとへ、悪意ある笑顔が流され続けたとしても、逃げることなく、見るべきものは見る中で。


 この2017年6月16日7時46分を、朝日新聞の記事で残す。


(1)犯罪を計画段階から処罰できるようにする「共謀罪」の趣旨を含む改正組織的犯罪処罰法が15日朝、参院本会議で成立した。自民、公明両党が参院法務委員会での審議を打ち切り、15日未明に始まった参院本会議で直接採決する「中間報告」を強行。与党や日本維新の会の賛成多数で可決した。投票総数235票のうち、賛成が165票、反対が70票だった。
(2)共謀罪法案は、犯罪を実行に移した段階から処罰する日本の刑事法の原則を大きく変える内容で、過去3回廃案になった経緯がある。政府は今回、「テロ対策」を強調し、国際組織犯罪防止条約の締結に不可欠だと説明したが、国連の特別報告者が「プライバシーや表現の自由を制約するおそれがある」と懸念を表明。民進、共産両党などが廃案を求めていた。
(3)中間報告は、通常の委員会採決を省く国会法が定める手続き。民進など野党4党は「強行採決以上の強行採決。審議を一方的に打ち切って本会議で採決するのは異常だ」(民進の小川敏夫参院議員会長)と猛反発し、安倍内閣不信任決議案を提出したが、15日未明の衆院本会議で否決。与党はその後の参院本会議で、共謀罪法案を可決した。
(4)審議時間は衆院の30時間25分に対し、参院では17時間50分。一般人が捜査対象になるかどうかや、捜査機関の判断次第で解釈が拡大される懸念など、多くの疑問や対立点が解消されていなかった。
(5)参院本会議での改正組織的犯罪処罰法の採決、成立後、自民党の松山政司参院国会対策委員長は、18日までの通常国会の会期を延長しない考えを記者団に述べた。
(南彰)


●7時46分
共謀罪法案の開票結果発表。
賛成165票、反対70票。
伊達忠一議長が「本法案は可決されました」と宣言
●7時23分
共謀罪法案の採決で、自由、社民両党と参院会派「沖縄の風」の議員が牛歩。伊達忠一議長が投票時間を制限し、「速やかに投票を願います」
●6時37分
民進の蓮舫代表が共謀罪法案の反対討論。「テロとは名ばかりの一億総監視社会へとまっすぐに突き進む道を歩むのではなく、立ち止まり、正しい道を指し示すことこそ、良識の府・参議院に身を置く議員が求められる姿であると強く訴え、私たちは法案成立に断固反対であることを明確に申し上げる」
●2時31分
参院本会議が再開。共謀罪法案の「中間報告」に関する動議が議題に
●2時00分
自民の二階俊博幹事長が党参院議員総会に出席し、「最後まで自民党らしく頑張って欲しい」と激励
●1時57分
内閣不信任案が自民、公明両党や日本維新の会の反対多数で否決
●15日0時12分
衆院本会議が再開。民進の安住淳代表代行が内閣不信任案の提案理由を説明。「共謀罪法案や加計学園、森友学園疑惑に共通しているのは、権力を持つ者がその権力を自らの保身や親しい人のために使っているという点だ。今のいびつとも言えるこの権力のありようをしっかりと正していかなければならない」
●23時33分
衆院本会議で延会手続き
●21時41分
参院本会議で山本順三・参院議院運営委員長の解任決議案を否決。参院本会議が延会に
●21時33分
民進、共産、自由、社民の野党4党が安倍内閣不信任決議案を衆院に提出
●20時01分
参院本会議で金田勝年法相への問責決議案を否決
●18時20分
参院本会議再開。民進の福山哲郎氏が金田勝年法相の問責決議案の賛成討論で「中間報告は究極の審議打ち切り。前代未聞で、考えられない暴挙。恥を知れと言いたい」
●16時27分
民進が山本順三・参院議院運営委員長の解任決議案提出
●15時00分
野党4党が松野博一文部科学相の不信任決議案を衆院に提出
●14時30分
参院の野党4会派代表が郡司彰参院副議長に申し入れ。郡司副議長「思いは共有しているので、議長に伝えたい」
●14時15分
参院の野党4会派代表が伊達参院議長に申し入れ。民進の小川敏夫氏「強行採決以上の強行採決」、伊達議長「各党各会派で話し合って」
●13時30分
自民、民進の参院国対委員長会談。榛葉氏「松山氏との友情も今日で終了。話し合いは決裂」
●13時30分
野党4党幹事長・国対委員長会談。民進の野田佳彦幹事長「あらゆる手段を講じて闘う」
●13時00分
自民、民進の参院国対委員長会談
●正午前
自民の松山政司、民進の榛葉賀津也の両参院国対委員長が会談。松山氏が、組織的犯罪処罰法改正案(「共謀罪」法案)の参院法務委員会での審議を打ち切り、本会議で直接採決する「中間報告」を14日に行うことを提案。榛葉氏「こんなの自殺行為だ、参議院の」と反発
●11時31分
参院本会議で山本幸三地方創生担当相への問責決議案を否決。伊達忠一参院議長「午後1時再開で休憩」と宣言
●11時14分
安倍晋三首相と自民の二階俊博幹事長らが首相官邸で会談
●10時00分
参院本会議
●8時00分
自民と公明の幹事長、国会対策委員長、参院幹事長、参院国対委員長が都内のホテルで会談





by asyagi-df-2014 | 2017-06-16 06:30 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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