安倍晋三政権・文部科学省が、再調査を拒否するとは。

 朝日新聞は2017年6月5日、「松野博一文部科学相は5日午前の衆院決算行政監視委員会で、加計学園の獣医学部新設問題をめぐり、文科省内で『官邸の最高レベルが言っている』などと伝えられた文書を共有していたとされる問題について、『文書の出所や入手経緯が明らかにされず、改めて調査を行うことは考えていない』と述べ、再調査を拒否した。民進党の今井雅人氏に答えた。」、と伝えた。
 実に、不思議なことである。
このことについて、小口幸人弁護士は、そのFBで、このことについて明快に説明してみせる。
小口弁護士は次のように語る。


(1)出どころや入手経緯が明らかでないから答弁をしない、控えさせていただきます、調査しません、というのは、一体全体どういう理屈なのでしょうか。意味がわからないのですが。見苦しいの一言です。
(2)いかに見苦しいかは、妻が夫に、浮気写真を突きつけた場面や、昨日キャバクラに行ったこと詰問している場面を想像してみるとわかると思います。
(3)細かく説明しますと、
1 取材源の秘匿というのが認められています。取材源が明らかでないから答えない、というのは、取材源の秘匿の侵害です。
2 国会での質問も同じです。情報源の秘匿が認められなければ、国会質問は機能しません。この秘匿の侵害であり質問権の侵害でもあるでしょう。
3 国民の知る権利が思いっきり侵害されていることは言うまでもありません。答弁しません、控えさせていただきます、などというのは、国民への背信行為です。
4 裁判所に証拠を提出する際、証拠説明書や証拠等関係カードというものをだしますが、そこにも、出どころや入手経緯を記載する欄はありません。裁判でさえ、そんなことを示すことは求められていないということです。
5 唯一、証拠の入手方法に違法行為が含まれていたときだけ、入手方法がテーマになります。しかし、これとてそう簡単にはいきません。
(4)弁護士が法廷で「その証拠は違法収集証拠だ!」と叫んでも、冷たい目で見られるのがデフォルトです(涙)。実質的には、反対側に違法行為が含まれていることの立証を求められますし、仮に違法行為があったとしても、証拠自体は排除されないことがほとんどです。なんせ、そこに違法行為があったときでも、証拠は証拠ですからね。


 確かに、安倍晋三政権の異様さが際立つ。




by asyagi-df-2014 | 2017-06-10 07:34 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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