沖縄-辺野古- 高江-から-2017年6月7日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 ジュゴンの県獣指定を沖縄県に求める署名活動が始まった。
 その訴えは、「ジュゴンは将来の世代に伝えるべき大切な財産だ。多くの人の賛同を得たい」だけでなく、「ジュゴンはかつて沖縄の人にとって身近な生き物だった。(ジュゴン保護を通し)自然と関わることを大事にし直すよう考えるべきだ」や「ジュゴンの餌場は数少ない。海は一つなので、これ以上埋め立ててほしくない」と。


 2017年6月7日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-「ジュゴンを県獣に」 古謝さんら 指定求め署名活動-2017年6月7日 05:00


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「歌手の加藤登紀子さんや古謝美佐子さんら7人が呼び掛け人となって、6日、ジュゴンの県獣指定を県に求める署名活動を始めた。年内に万単位の署名を募り、県獣指定を要請するほか、語呂合わせで10月5日をジュゴンの日とすることなどを盛り込んだ保護条例の制定を県議会に求める。古謝さんらは「ジュゴンは将来の世代に伝えるべき大切な財産だ。多くの人の賛同を得たい」と語った。」
②「呼び掛け人は他に海生哺乳類研究者のエレン・ハインズ博士(サンフランシスコ州立大)と盛口満沖縄大教授(生物学)、絵本作家の田島征三さん、葉祥明さん、水中カメラマンの横井謙典さん。」
③「今後、英語と韓国語それぞれの呼び掛け文も作成し、インターネットを通じて国内外に幅広く署名を募るという。」                          ④「6日に県庁で会見を開いた古謝さんは、名護市の大浦湾で辺野古新基地建設のための護岸工事が進んでいることを念頭に「ジュゴンの餌場は数少ない。海は一つなので、これ以上埋め立ててほしくない」と語った。盛口教授は「ジュゴンはかつて沖縄の人にとって身近な生き物だった。(ジュゴン保護を通し)自然と関わることを大事にし直すよう考えるべきだ」と訴えた。」
⑤「署名の問い合わせは鈴木雅子さん(電話)090(8032)2564。」


(2)琉球新報-沖縄平和運動議長、国連で演説へ 政府が表現の自由に大きな制約-2017年6月6日 20:23


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設などへの抗議活動に伴い長期勾留された沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)は6日、今月中旬の国連人権理事会演説で、日本政府が沖縄の反基地運動に強い圧力をかけ『集会や表現の自由に大きな制約が加えられている』と訴えると明らかにした。那覇市内で共同通信のインタビューに応じた。山城氏は昨年10月以降、傷害容疑などでの逮捕後、約5カ月間勾留され、公判中。国連の特別報告者らは今年2月、長期拘束などは国際人権法上問題だとし日本政府に速やかな是正を求めた。」、と報じた。
 また、「山城氏は、過剰な弾圧を『国内で止める力がない』と主張。」、と伝えた。


(3)琉球新報-翁長知事、工事差し止め表明へ 辺野古新基地であす会見-2017年6月6日 17:29


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「翁長雄志知事は7日夕、県庁で会見し、名護市辺野古の新基地建設で沖縄防衛局が県の岩礁破砕許可を受けずに工事を進めているとして、国を相手に工事の差し止め訴訟を提起する方針を発表する。5日の調整会議で正式決定した。県議会6月定例会で関連議案が可決されれば、閉会予定の7月14日以降に関係書類が調い次第、提訴する。同時に工事差し止めの仮処分も申し立てる。辺野古新基地建設問題は再び法廷に場を移す。」
②「県は事業者の沖縄防衛局に対し、岩礁破砕許可がことし3月末に期限切れを迎えたことから、同許可の更新を申請するよう求めてきた。一方、沖縄防衛局は現場海域の『漁業権が消滅した』として、県の岩礁破砕許可を得る必要はなくなったと主張している。」
③「県は防衛局に対して岩礁破砕許可の申請を求める行政指導を行ってきたが、6月1日に防衛局側が県に対して、重ねて申請は必要ないとの認識を示す回答を提出していた。これを受けて翁長知事は7日に会見し、差し止め訴訟の提起を発表することを決めた。関連予算は県議会6月定例会に提案する。」


(4)沖縄タイムス-辺野古埋め立て:1日150台搬入 護岸工事始まってから最多-2017年6月7日 05:17


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設工事で6日、米軍キャンプ・シュワブゲートから砕石などを積んだ工事用車両合計150台が基地内へ入った。反対する市民によると、護岸工事が始まってから1日で最多の搬入台数。」
②「車両が国道を通過する際には、抗議の女性が道路交通法違反の容疑で逮捕された。座り込みに参加していた弁護士は『警察の強行の度合いが強まっている』と指摘した。」
③「ゲート前ではこの日、最多で約80人の市民が座り込んだ。午前9時ごろ、正午過ぎ、午後3時半ごろの3回、機動隊が市民を強制排除し、基地内にダンプカーやミキサー車が入った。」
④「抗議に参加した東京都の弁護士は、搬入を阻もうとして逮捕された女性に接見。『憲法で保障された権利の行使で刑事罰を問う行為ではない。日本全体で安保法や共謀罪法案などの整備が急ピッチで進む中、辺野古で警察の強行の度合いが強まっている』と警鐘を鳴らした。」
⑤「一方、シュワブ沿岸では沖縄防衛局による護岸工事が行われた。砂浜では数人の作業員やトラック、ダンプカーが行き来し砂利のようなものを降ろしたり、クレーン車が砕石の詰まった網袋を釣り上げたりする様子が確認された。」


(5)沖縄タイムス-沖縄戦の地・摩文仁から、アートで平和発信 美術家ら22人作品展示 「マブニ・ピースプロジェクト」開幕-2017年6月6日 17:00


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「美術で平和を考える『マブニ・ピース プロジェクト沖縄2017』(主催・すでぃる-Regenerationプロジェクト実行委員会)が5日、糸満市の平和祈念公園などで開幕した。『忘れない』をテーマに20~70代の美術家ら22人が絵画やインスタレーション(空間展示)、彫刻、映像などの作品を展示している。7月2日まで南部8会場で開催する。」
②「開会式で作家の上原秀樹さん(49)は『摩文仁の地でアートで平和を発信することの大切さを再認識させられている』とあいさつした。3年目の今年は、糸満市大度の『海の見えるレストラン』跡や南風原文化センターが会場に加わった。」
③「9日からは糸満市米須の私設美術館キャンプタルガニーで週末展を開催。11日は午後2時から県平和祈念資料館を出発する作家のギャラリートークやツアーがある。13日は糸満市役所で中高生146人が平和をテーマに創作した作品を展示する次世代プロジェクトが始まる。」


(6)琉球新報-オスプレイが伊江島飛行場に緊急着陸-2017年6月7日 12:12


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場に配備されている米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが6日夜、米軍伊江島飛行場のコーラル滑走路に緊急着陸した。伊江村役場によると人的、物的被害は確認されていない。機体は7日正午現在、伊江島飛行場に駐機している。」
②「7日午前8時40分、沖縄防衛局から伊江村役場に連絡が入った。防衛局の説明によると6日夜、訓練中のオスプレイのコックピットの非常灯が点灯したため、米軍伊江島飛行場のコーラル滑走路に緊急着陸した。現在機体の整備中で、安全確認ができ次第普天間飛行場に戻る予定。緊急着陸したオスプレイ1は7日午後2時8分、宜野湾市の普天間飛行場に戻った。」
③「沖縄防衛局によると、訓練中だったオスプレイは6日夜、コックピットの非常灯が点灯したため、緊急着陸した。7日に複数の米兵が伊江島補助飛行場で機体のエンジンカバーを開けて作業した。」
 普天間飛行場には7日午後2時8分、北西から向かってきたオスプレイが滑走路南側に着陸した。【琉球新報電子版】


(7)琉球新報-旧駐機場の使用禁止を 嘉手納町議会が抗議決議-2017年6月7日 10:53


 琉球新報は、「嘉手納町議会(徳里直樹議長)は7日午前、臨時議会を開き、在韓米軍の烏山(オサン)基地から米軍嘉手納基地に飛来したU2偵察機が旧海軍駐機場を使用していることを受け、旧駐機場の使用禁止とSACO合意の順守を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。意見書と抗議決議は『旧駐機場から派生する騒音や悪臭被害から解放されると信じていた町民の期待を打ち砕く裏切りで、町民を愚弄(ぐろう)するものだ』として抗議した。旧海軍駐機場は、負担軽減を目的に1996年のSACO合意に基づき、ことし1月に住宅地に隣接する場所から滑走路の反対側へ移転した。」、と報じた。
 また、「臨時議会ではこのほかにF15戦闘機の部品落下事故と米空軍兵のひき逃げ事件に対する2件の抗議決議と意見書も全会一致で可決した。」、と報じた。


(8)沖縄タイムス-辺野古新基地:抗議の市民ら、連日の大量搬入を警戒 シュワブ沿岸は護岸工事続く-2017年6月7日 15:06


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは7日午前、米軍キャンプ・シュワブの工事車両用ゲート前で座り込みを続けた。6日には護岸工事が始まってから最多となる150台のトラックが基地内に入っているため、連日の大量搬入を警戒した。また、翁長雄志知事が7日夕にも辺野古埋め立て工事の差し止め訴訟を提起する方針について、『知事を支えていこう』と声を上げた。」、と報じた。
 また、「一方、シュワブ沿岸ではトラックが採石を次々に搬入し、ショベルカーで護岸延伸のために採石を敷きならす作業が続いた。反対する市民らは船3隻、カヌー2艇で抗議。9艇がフロートを越えたため、海上保安庁が一時拘束した。」、と報じた。


(9)沖縄タイムス-辺野古新基地:岩礁破砕の見解、官邸で根回し? 参院質疑で言及避ける-2017年6月7日 11:44


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「6日の参院外交防衛委員会で藤田幸久氏(民進)が、名護市辺野古の新基地建設を巡り、防衛省が岩礁破砕等許可の再申請を不要とする判断を示す6日前の3月8日、首相官邸に関係省庁の幹部が集まったことを取り上げた。藤田氏が岩礁破砕に関するやりとりがあったか、ただしたのに対し、幹部らは『お答えすることができない』との答弁を繰り返し、質疑が7度中断する一幕があった。」
②「藤田氏が指摘した3月8日、首相官邸で辺野古問題を担当する和泉洋人首相補佐官と防衛省の高橋憲一整備計画局長のほか、法務省の定塚誠訟務局長、佐藤一雄水産庁長官が集まり、安倍晋三首相と面会していたとするもの。」
③「面会2日後の同月10日に防衛省が岩礁破砕等許可の要否について水産庁に照会し、同月14日に、水産庁が申請は不要と回答。同日付で防衛省は県に同様の見解を示している。」
④「定塚局長は、訴訟に発展するおそれのある法律問題について行政機関からの照会に対し、法律的見解を述べる『予防司法』の役割を説明。『関係省庁との信頼関係が業務を行う上で重要』どと述べ、面会内容については言及を避けた。佐藤長官も『今後の事務遂行に支障が出る』と述べ、答弁を控えた。」
⑤「これに対し、藤田氏は『質問に答えていない』と繰り返し答弁を求め、7度質疑が中断した。」




by asyagi-df-2014 | 2017-06-07 17:58 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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