沖縄-辺野古- 高江-から-2017年6月2日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 「ハワイ捕虜収容所沖縄県出身戦没者慰霊祭」が2017年6月4日、ハワイ・オアフ島で開催され、「これまで県史でもほとんど取り上げられてこなかった『ハワイ県人捕虜』の貴重な資料を収めた記念資料集『平和への道しるべ』の発刊を発表した。」(琉球新報)という。
 いずれにしろ、戦争のむごさを語り続けることの重要さを改めて確認する。


 2017年6月2日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-久米島空港に米海兵隊CH53ヘリが緊急着陸-2017年6月1日 14:56


 琉球新報は、「米海兵隊のCH53大型輸送ヘリコプターが1日午後1時ごろ、久米島空港に緊急着陸した。県によると、他の航空機への影響や人的被害は確認されていない。久米島空港に米軍機が緊急着陸するのは、2005年5月以来となる。県は情報を受けて同日午後、沖縄防衛局に事実確認した。沖縄防衛局は県に対し『機体の所属を米海兵隊に確認している』と説明した。」、と報じた。


(2)琉球新報-72年越し現地慰霊祭開催へ ハワイ移送の沖縄戦捕虜 出発前に実行委会見-2017年6月1日 17:31


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「沖縄戦で捕虜となり、移送された米ハワイで無念の死を遂げた県人12人を弔う『ハワイ捕虜収容所沖縄県出身戦没者慰霊祭』が現地時間の4日、ハワイ・オアフ島で開催される。2日の出発を控え1日午後、同慰霊祭実行委員会(渡口彦信、高山朝光共同代表)のメンバーらは、那覇市泉崎の県庁で記者会見を開いた。会見で、1945~46年の収容所での生活を収めた写真や元捕虜の証言など、これまで県史でもほとんど取り上げられてこなかった「ハワイ県人捕虜」の貴重な資料を収めた記念資料集『平和への道しるべ』の発刊を発表した。」
②「会見に臨んだ渡口共同代表は、戦後72年をへて初めて開催される慰霊祭について?異郷の地で死去し、今なお遺骨が行方不明となっている12人の鎮魂?傷ついた県人捕虜を物心両面で支えた県系人への恩返し?沖縄・ハワイ協働による世界平和の発信―の三つの思いが込められていると訴えた。」
③「慰霊祭実行委を含む慰霊祭参加者77人は2日午前、那覇空港からハワイに向け出発する。一行は現地時間4日午後3時からホノルル市の慈光園本願寺で開かれる慰霊祭に出席するほか、元捕虜2人の墓標が見つかったとされる米軍施設スコフィールド・バラックスやホノウリウリ収容所跡地などを視察する。」
④「資料集は慰霊祭参加者に配るほか、県内の学校などに順次配布する予定。」


(3)沖縄タイムス-嘉手納基地・旧駐機場使用は「合意に反しない」 米軍が認識示す-2017年6月2日 10:14


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米太平洋空軍の在韓米軍烏山基地所属のU2偵察機が米軍嘉手納基地の旧海軍駐機場を使用している問題で、在沖米空軍が『駐機場の使用は日米合意に反しない』との認識を示していることが2日、分かった。海軍駐機場は1996年のSACO(日米特別行動委員会)最終報告に基づく騒音軽減措置として今年1月に移転したばかりで、地元自治体や県などは強く反発している。」
②「1日、沖縄県の池田竹州基地対策統括監が米空軍第18航空団司令官のバリー・コーニッシュ准将あてに口頭で抗議。対応した第18任務支援群司令官のポール・オルダム大佐は『北駐機場(旧海軍駐機場)はSACO最終報告に反しない』と答えた。また、『一時的な使用は日米両政府間の取り決めに合致している』とも述べ、使用は問題ないとの認識を示したという。県は『SACO合意の騒音軽減イニシアチブの趣旨に反するもので到底容認できない』と抗議した。SACO合意を一方的にほごにする米側の姿勢に、県内の反発が一層高まるのは必至だ。」


(4)沖縄タイムス-【解説】翁長知事の「無力化」狙う国 辺野古新基地強行で奇策に-2017年6月2日 13:07


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「防衛局は辺野古新基地を容認していた仲井真弘多知事時代の2014年8月には県漁業調整規則に基づき申請し、許可を得た。だが、反対する翁長雄志知事に代わると、水産庁の新たな法解釈を背景に『埋め立て海域の漁業権は消滅した』と、許可は必要ないとの立場に転換した。工事が滞ることを警戒し、知事権限を『無力化』するためだ。」
②「3年前には防衛局自身が申請していたことや、国土交通省が破砕許可を得て現在進めている那覇空港の第二滑走路建設事業を踏まえれば、海底の地形や環境を変える際に破砕許可を得るのは、水産資源保護の観点から当然の手続きだ。」
③「県水産課によると、岩礁破砕許可申請は国の事業を含め年間50件ほどあるが、漁業権放棄を理由に新たな許可申請をしない対応は『初めて』という。このことからも、今の国の手法が異例であることが分かる。」
④「菅義偉官房長官は記者会見で、新基地建設に当たり『自然環境に最大限配慮する』と繰り返し強調している。そうであれば『漁業権消滅』という奇策ではなく、従前のように法令にのっとり、破砕許可を得るのが正当だ。それが『自然環境に配慮』した『法治国家』ではないだろうか。」


(5)沖縄タイムス-辺野古フロートの一部切断 沖縄防衛局「人為的なもの」-2017年6月2日 08:02


 沖縄タイムスは、「新基地建設が進む沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ北側の『K9護岸』付近の海上で1日、臨時制限区域内に設置されたフロートの一部が切断されているのを民間警備員が発見した。沖縄防衛局は切断面の様子から人為的なものと推測し、今後、第11管区海上保安本部に被害届を提出する予定。同局によると、切断されたフロートはK9護岸付近の複数箇所。1日午前5時ごろ、民間警備員が発見した。5月31日午後5時30分ごろに同局職員がフロートを点検した際に被害は確認されておらず、夜から1日午前5時ごろの間に切断されたとみられる。」、と報じた。


(6)沖縄タイムス-戦争の記憶「忘れない」 美術家ら22人が「マブニ・ピースプロジェクト」-2017年6月3日 06:00


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「戦後70年に合わせて始まった『すでぃるREGENERATION』が実施している『マブニ・ピースプロジェクト沖縄2017』が5日、沖縄県糸満市の県平和祈念公園などで開幕する。3年目の今年は『忘れない』をテーマに、計8会場で20~70代の美術家ら22人の作品などを展示する。7月2日まで。」
②「11日は午後2時から出品作家らがギャラリートーク&ツアーを開催する。平和祈念公園から海の見えるレストラン、キャンプタルガニーの3会場を巡る。24日は午後1時から、県平和祈念資料館でシンポジウム『平和・鎮魂・アートの未来』を開催する。」
③「実行委員会共同代表で写真家の比嘉豊光さんは『復帰45年目の今年、国際芸術祭の実現に向けて新たな展開を広げていきたい。摩文仁は戦争の記憶を現代に伝えるのに大事な場所。世界へ平和を発信する場にしたい』とアピールした。」
④「会場と出品作家、日時は以下の通り。」
 【平和祈念公園サイト】
 ▽沖縄平和祈念堂(5~21日)=新垣安之輔、石垣克子、大城譲
 ▽平和祈念資料館(5~24日)=石垣克子、磯崎主佳、上原秀樹、浦田健二、川平恵造、儀保克幸、金城徹、高畠愛子、平岡昌也、屋良朝彦、与那覇大智
 ▽平和祈念公園屋外(5~24日)=児玉美咲
 【海の見えるレストラン】(5~24日)=新垣安雄、石垣克子、花城勉、比嘉豊光、宮城クリフ
 【南風原文化センター】(5日~7月2日)=仲里安広
 【キャンプタルガニー】
(会期中の金・土・日)=石垣克子、児玉美咲、齋悠記、平良亜弥、比嘉豊光▽25日午後5時半から、ウチナーグチ演劇集団「比嘉座」公演、琉球弧を記録する会「島クトゥバで語る戦世」/短編映画「ちゃん」上映
 【喜屋武公民館】7月2日午後2時から、ウチナーグチ演劇集団「比嘉座」公演、琉球弧を記録する会「島クトゥバで語る戦世」/糸満市教育委員会編「市民が語る戦中戦後史」上映
 【糸満市庁舎】(13~22日の平日)=次世代プロジェクト(島尻地区を中心とした中高校生らによる「平和」をテーマにした作品約150点を展示)


(7)琉球新報-機動隊の排除で市民2人救急搬送 キャンプ・シュワブゲート前-2017年6月2日 12:31


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で2日午前、キャンプ・シュワブゲート前では機動隊が市民を排除する中、市民2人が負傷して救急搬送された。救急搬送された2人は男性と女性。目撃者によると負傷した女性は機動隊にごぼう抜きされ、機動隊車両と機動隊員で挟み込む形で閉じ込められた。その後、別の隊員が連れてきて閉じ込めた市民にぶつかり後ろに転倒した。その際に後頭部を地面に打ちつけ、切り傷を負い、出血した。午前10時30分、救急搬送された。搬送された男性は機動隊に閉じ込められた際、気分が悪いと訴えたが聞き入れられず、拘束解除後に脈が弱いとして、10時ごろに救急搬送された。」
②「ゲート前では市民約50人が雨の降る中、抗議の声を上げた。砂利を積んだダンプや工事用の足場のような鉄製品を積んだトレーラーなど61台がゲート内に入った。9時すぎに1回目の機動隊による市民排除が実施された後、9時15分に工事車両約14台がゲート内に入った。その後も続々と工事車両が基地内に入った。」


(8)琉球新報-稲田防衛相、嘉手納基地の旧駐機場使用容認-2017年6月2日 11:43


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「稲田朋美防衛相は2日午前の閣議後会見で、1996年のSACO(日米特別行動委員会)最終報告に基づきことし1月に移転した米軍嘉手納基地の旧海軍駐機場について、米軍が今後も使用することを容認する意向を示した。使用中止を求めておらず、SACO合意違反との認識も示さなかった。米軍の使用を全面的に容認した形となった。」
②「稲田氏は今回の使用は『「例外的』との認識を示した。しかし米軍は琉球新報の質問に対して、旧駐機場を今後も使用すると回答していることについては『SACO最終報告の騒音軽減イニシアチブの趣旨を踏まえた運用を行うよう強く求めている』と述べるにとどめ、使用を中止すべきとの認識は示さず米軍の使用を追認した形だ。」
③「防衛省はこれまでに旧駐機場について米軍に対し抗議している。しかし抗議内容は1.米軍が韓国烏山(オサン)基地のU2偵察機の飛来日を1日として通知していたにもかかわらず、変更なく31日に飛来した2.騒音が発生しないよう牽引で移動するよう強く要請したにもかかわらず、格納庫の前まで自走した―の2点で、使用中止までは求めていない。」
④「駐機場はSACO合意の騒音軽減イニシアチブとして、県道74号沿いから基地中央部に移設された。だが現在も駐機場の機能は残っている。」


(9)琉球新報-CH53ヘリは早期点検警告が点灯 緊急着陸で米海兵隊-2017年6月2日 12:14


 琉球新報は、「米海兵隊普天間飛行場所属のCH53大型輸送ヘリコプターが久米島飛行場に緊急着陸した問題で、米海兵隊報道部は2日午前、琉球新報に対し、操縦席で出た警告灯は『航空機の安全のために点検を促す早期の警告だ』と回答し、飛行中に明白な異常はなかったとの認識を示した。一方、具体的にどのような警告が点灯したかは『不明』とした。」、と報じた。
 また、「米海兵隊は点灯した警告灯の機能について『高速道路を走行中にタイヤの空気圧が下がった場合に点灯するものと同じような概念だ。安全でベストな状態を保ち、深刻な事態を避けるためのものだ』とした。」、と伝えた。





by asyagi-df-2014 | 2017-06-02 17:23 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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