沖縄-辺野古- 高江-から-2017年5月30日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 米軍による沖縄県におけるパラシュート降下訓練について、琉球新報は、「稲田朋美防衛相は30日午前の閣議後会見で、米軍が日米合意に反する形で31日からうるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施すると米連邦航空局の航空情報(ノータム)に記載したことに対し、米側に訓練自粛とノータムの削除を求めたことを明らかにした。」
、と伝えた。
 安部晋三政権は、SACO(日米特別行動委員会)合意に違反しているにもかかわらず伊江島以外での訓練が常態化している状況を、早急に改善しなければならない。


 2017年5月30日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-「7割以上の県民反対だ」 辺野古新基地建設で市民が抗議-2017年5月30日 11:27


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、キャンプ・シュワブのゲート前では30日午前9時すぎから、石や鉄板を載せたトラックやミキサー車など計43台が基地内に入った。抗議に集まった市民約50人が『7割以上の県民が新基地に反対している。民意を聞け』『権力の乱用だ』と声を上げたが、県警機動隊約50人に排除された。」
②「大浦湾海上では、市民が抗議船3隻、カヌー12艇で抗議した。市民は作業員や海上保安庁の職員らに『きれいな海を、人々の暮らしを壊さないで』などと呼び掛けた。」
③「沖縄防衛局はシュワブ沿岸を埋め立てるK9護岸工事現場に次々と砕石を運び入れ、粉じんを巻き起こしながら海中に投下した。砂浜から海に延びた石垣にも砕石を投下し、重機を使って押し固める様子も確認された。フロートを乗り越えたカヌーチーム7人が海上保安庁に一時拘束された。」


(2)琉球新報-政府、米軍にパラシュート訓練の自粛要求 31日に津堅沖で予定-2017年5月30日 11:37


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「稲田朋美防衛相は30日午前の閣議後会見で、米軍が日米合意に反する形で31日からうるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施すると米連邦航空局の航空情報(ノータム)に記載したことに対し、米側に訓練自粛とノータムの削除を求めたことを明らかにした。米側からの回答はないという。」
②「同訓練場水域は在沖米軍基地の提供・使用条件などを定めた1972年5月15日の日米合同委員会合意の『5・15メモ』で、使用する場合は7日前までに防衛局に通知するよう定めている。同時に水域は『水陸両用訓練のため使用』と明記されており、パラシュート訓練に関する記載はない。」
③「またパラシュート降下訓練は1996年のSACO(日米特別行動委員会)合意で、伊江島で実施することになっている。だが米軍は今年は毎月、津堅島沖や嘉手納基地での降下訓練を実施しており、伊江島以外での訓練が常態化している。」
④「稲田氏は津堅島訓練場水域でのパラシュート訓練は『米側に対して訓練を実施することがないように申し入れ、また航空情報の削除を現在求めている』とした。」


(3)琉球新報-沖縄県、7月にも国を提訴 辺野古工事差し止め-2017年5月30日 10:05


 琉球新報は、「沖縄県は30日までに、名護市辺野古沖での新基地建設工事で、岩礁破砕許可を得ないまま作業が進んでいる状況を踏まえ、7月にも工事の差し止めを求める訴訟を起こす方針を固めた。併せて工事停止の仮処分も申し立てる。6月20日に開会予定の県議会定例会で訴訟費用に関する議案を提出する予定。」、と報じた。
 また、「県は29日、3月末で期限を迎えた辺野古沖での岩礁破砕許可について、再申請しないまま工事を続けている沖縄防衛局に対し、申請が必要だとする行政指導をした。しかし防衛局は『漁業権は存在せず、許可は不要』との立場を堅持しており、県の指導に応じない見通し。これらの状況も踏まえて訴訟提起に踏み切る。」、と報じた。


(4)琉球新報-辺野古土砂運搬拒否を 全国港湾組合連合会、業界団体に要求書-2017年5月30日 06:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「全国の港湾労働者らでつくる国内最大の労働組合『全国港湾労働組合連合会』(糸谷欽一郎中央執行委員長・組合員数2万2773人)は29日、名護市辺野古の新基地建設工事に使用される土砂の搬出入業務を拒否するよう会社側に求める要求書を業界団体の日本港運協会(久保昌三会長)に提出した。全国港湾労連はこれまで、辺野古の新基地建設に対し反対決議や抗議声明を出してきたが、労使交渉の対象となる『要求書』に盛り込み、労働問題として交渉するのは初めて。」
②「辺野古の新基地建設工事には2100万立方メートルの土砂が必要とされ、うち8割にあたる1700万立方メートルは県外から搬入されることになっている。沖縄防衛局の埋め立て申請添付図書で、県外の土砂搬出元として徳之島、奄美大島、佐多岬、天草、五島、門司、瀬戸内の計7地域が記されている。」
③「労連中央執行委員で辺野古新基地建設反対対策委員会の諸見力事務局長は『違法な仕事をさせないでという、自分たちの職場の問題として向き合っていきたい』と意義を語った。諸見事務局長によると、港運協会側は『辺野古の工事が違法であるか否かは第三者が判断していないので協会としては何とも言えない』と答えたという。要求書で労連は、新基地建設は県知事の岩礁破砕許可を得ずに国が強行している『違法行為』であるとし、違法行為に労働者を加担させないよう求めている。具体的には(1)使用者団体として政府の違法行為を看過しないこと(2)辺野古新基地建設に伴う土砂等搬出入荷役作業等についてすべての会員店社に対し行わないよう指導徹底した上で禁止すること-とし、団体交渉権に基づく労使協定の締結を求めている。」                   (仲井間郁江)


(5)沖縄タイムス-辺野古新基地:「命の海を壊さないで」 護岸工時続く海上で市民ら反対の声-2017年5月30日 11:59


 沖縄タイムスは、「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブの砂浜では30日午前、沖縄防衛局がクレーンで海中に砕石を投下するなど護岸工事を続けた。海上では新基地建設に反対する市民らが船やカヌーで『命の海を壊さないで』と訴えた。午前10時半にはカヌー7艇がフロート内に入り、海上保安官に一時、拘束された。」、と報じた。
 また、「米軍キャンプ・シュワブの工事用ゲート前でも新基地に反対する市民らが座り込んで抗議を続けている。午前9時には市民約50人を機動隊員約50人が強制排除。その後、同30分までに工事関係車両43台が基地内に入った。市民らは『新たな基地を造り、また沖縄を戦場にするつもりなのか』などと抗議の声を上げた。」、と報じた。


(6)沖縄タイムス-「どんな訓練か」「気味が悪い」首長ら情報開示を要求 海兵隊の最新兵器実験部隊-2017年5月30日 14:24


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「無人機やロボットなど戦闘地に投入する最新兵器の実用訓練の実験部隊が米軍キャンプ・ハンセンに投入されたことに、地元自治体や県は『秘密裏に訓練が進められるのか』『気味が悪い』と不快感を示した。また、地元に対して訓練内容の説明がないことに『最低限の情報は把握したい』と求める声も上がった。」
②「ハンセンの約4割の面積を抱える金武町の仲間一町長は『内容を知らされておらず、新聞で知った』とし、『どんな訓練なのか全然把握できていない。まずは防衛局や米軍に事実関係を確認したい』と話した。」
③「宜野座村の當眞淳村長は『米軍はこれまでも、機密を理由に訓練の詳細を公開してこなかった。住民から苦情や問い合わせがあっても、村として説明ができない状況だ』と指摘。『地元自治体として最低限の情報は把握したい』と求めた。」
④「名護市幹部は『まずは事実確認を進めたい。住民や地元自治体が知らない中で秘密裏に新しい訓練が進められるなら、不安と怒りを覚える』と憤った。」
⑤「県幹部は、次世代装備品の実用訓練が県内で実施されることに『気味が悪い』と不快感を示す。パラシュート降下訓練や未明の戦闘機離陸など、県や地元が反対を訴えても米側は『運用』を理由に応じず、詳細も明かさない。幹部は、日米安保容認の立場から『一定の訓練は仕方がない』とした上で『これ以上の基地機能の強化は許されない。新たな兵器を沖縄に持ち込んで、これまでにない訓練をするのなら地元にも説明すべきだ』と述べ、情報開示を求めた。別の幹部は、ことし4月に恩納村であった流弾事件に触れ『周辺住民の不安は大きい。住民と訓練場の距離が近い沖縄で、新兵器の実験をすること自体がナンセンスだ』と批判した。」
⑥「一方、本紙は米海兵隊へ訓練の詳細などを質問したが回答はない。防衛省関係者によると、同省は米海兵隊に事実関係を問い合わせ中という。」


(7)琉球新報-沖縄戦の遺品展示会を福島で開催 「地上戦の実相を伝えたい」-2017年5月30日 15:33


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「沖縄戦の実相を県外の人に知ってもらおうと、沖縄戦遺骨収容国吉勇応援会(野田良太代表)は6月23~25日、福島県いわき市の菩提(ぼだい)院(浄土宗涅槃山袋中寺)で、展示会『遺品が語る沖縄戦』を開催する。展示会では県内各地のガマなどで見つかった沖縄戦当時の遺品などを展示する。学生共同代表で東京大学1年の西尾慧吾さんは『地上戦の惨禍が本土では共有されていない。地上戦の実相をリアリティーを持って感じてもらいたい』と展示会の意義を強調した。」
②「約60年にわたり遺骨や遺品の収集活動を続けてきた国吉勇さん(78)=那覇市、同会の野田良太代表ら5人が5月30日、県庁記者クラブで同会の活動や展示会の開催について報告した。野田さんは『国吉さんの記憶を記録にし、沖縄戦がどんなものであったのかを確実な情報として伝えていきたい』と語った。」
③「6月23日には菩提院で沖縄戦死者慰霊・平和祈念法要などが行われる。」





by asyagi-df-2014 | 2017-05-30 17:58 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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