沖縄-辺野古- 高江-から-2017年5月29日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 沖縄県は、「県史各論編6 沖縄戦」を刊行した。
この県史刊行の意義について、沖縄国際大の吉浜忍教授と関東学院大の林博史教授の話として、「県史の特徴を『吉浜さんは沖縄戦だけで完結させず、戦後の継承の問題も議論している点にある』と述べた。林さんは今後の研究課題について『東南アジアや南洋諸島などで、沖縄の人々がどのように戦争に関わったかを明らかにする必要がある』と話した。」、と琉球新報は伝える。
 このことは、辺野古新基地建設反対の思いが、沖縄戦に深く根ざしていることを示している。また、沖縄からの平和のメッセージが普遍性を持っていることを指すものである。


 2017年5月29日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-34台の工事車両が基地内入構 辺野古新基地建設-2017年5月29日 12:37


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、キャンプ・シュワブゲート前では29日午前9時ごろから、砂、石、鉄板などを載せたトラックやミキサー車4台など計34台が基地内に入った。新基地に反対する市民らは抗議の声を上げた。シュワブ沿岸での護岸工事は行われていない。」
②「ゲート前では、工事車両の基地内への搬入が終わった午前10時前、沖縄総合事務局の職員が警察官の誘導で市民に近づいてきたため、市民から抗議の声が上がった。」
①「海上では新基地建設に反対する市民らのカヌー隊10艇と2台の船が午前8時半から、シュワブ沿岸を埋め立てる『K9護岸』工事現場近くまで繰り出し、抗議の声を上げた。海上保安庁とカヌー隊が対峙(たいじ)する場面もあったが、市民の拘束などはなかった。市民らは護岸工事が行われていないことを確認すると、午前10時に引き揚げた。」


(2)琉球新報-沖縄戦、新たな視点で 県史刊行記念、那覇でシンポ-2017年5月29日 08:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「県教育委員会は28日、3月に発行した『県史各論編6 沖縄戦』の刊行を記念し、『【沖縄戦】を語る』と題したシンポジウムを那覇市の県立博物館・美術館講堂で開いた。約220人が参加した。県史の刊行に携わった研究者らが登壇し、意義や沖縄戦研究の現状について議論を展開した。」
②「前半の基調講演では沖縄国際大の吉浜忍教授と関東学院大の林博史教授が県史刊行の意義などについて紹介した。吉浜さんは県史の特徴を「沖縄戦だけで完結させず、戦後の継承の問題も議論している点にある」と述べた。林さんは今後の研究課題について「東南アジアや南洋諸島などで、沖縄の人々がどのように戦争に関わったかを明らかにする必要がある」と話した。」
③「後半のパネル討議では執筆者ら7人が登壇し、沖縄戦の研究成果や課題について議論を展開した。『日本軍慰安所』の項目を担当したひめゆり平和祈念資料館の古賀徳子さんは、辻遊郭の女性も慰安所に動員されたことに触れ『(朝鮮半島など)植民地だけでなく、沖縄の女性も慰安所で性被害を受けたことを明らかにできた』と述べた。」
④「参加した沖国大2年の山田珠妃さん(19)は『沖縄戦研究でこれまで光の当たらなかった分野に、若い研究者がスポットを当てていることが分かった』と話した。」
⑤「県史の沖縄戦編は増刷分もすでに完売し、県教委は再増刷を検討している。県立図書館や各市町村の図書館などでも閲覧できる。」


(3)琉球新報-米空軍兵がひき逃げ 嘉手納署が緊急逮捕-2017年5月29日 13:58


 琉球新報は、「嘉手納署は29日、読谷村大湾の国道58号で普通乗用車に衝突する事故を起こした後に現場から逃走したとして、米空軍嘉手納基地所属の2等軍曹の男(24)をひき逃げ(道路交通法違反・救護義務違反)の容疑で緊急逮捕した。追突された車に乗っていた女性(34)は首をねんざするなどの軽傷を負った。逮捕容疑は29日午前1時15分ごろ、読谷村大湾の国道58号交差点で、前に停車していた車に衝突する事故を起こしながら、救護せずに現場からそのまま逃走した疑い。」


(4)沖縄タイムス-沖縄戦で捕まりハワイで亡くなった日本人捕虜たち… 2人の墓標を発見 「不明遺骨の手掛かりに」-2017年5月28日 12:36


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「ハワイ州オアフ島中央部に位置し、第2次世界大戦中は米陸軍病院などがあった米軍施設スコーフィールドでこのほど、沖縄出身の捕虜2人の墓標が見つかった。墓標は1945~46年に確認されていたが後にその場所は整地され、移転先は不明になっていた。遺族や元捕虜、県系ハワイ移民にとっては約70年ぶりの発見という。沖縄に遺骨を戻そうと活動する関係者の間では、大きな手掛かりになるとして期待が高まっている。」
②「墓標には那覇市出身の安富祖泰平さん=享年37=と、糸満市出身の殿内正雄さん=享年18=の名前と捕虜番号が記されている。沖縄戦で捕まり、連行されたハワイで亡くなったものの、遺骨の行方が不明だった12人のうちの2人だ。」
③「12人の魂を慰める初の慰霊祭は、遺族や元捕虜らでつくる実行委員会が主催して6月4日にハワイで開かれる。スコーフィールドには、かつて墓標があった地として慰霊祭前に一行が訪れる。式典などに全面協力するハワイ沖縄連合会の勢理客ジェーン藤枝専務理事らが24日、現地を下見した際に墓標を発見。勢理客専務理事は、墓標が設置された経緯などの詳細を米軍側に問い合わせている。」
④「元捕虜で、沖縄に遺骨を戻そうと長年にわたって尽力する実行委共同代表の渡口彦信さん(90)=読谷村=は『墓標の行方は長い間分からなかったので感無量。夢みたいだ』と驚きを持って受け止めた。他の10人の墓標の存在や遺骨捜しにつながる可能性があり、『これを一つのきっかけに、次々と遺骨の行方の事実がひもとかれれば』と大きな期待を寄せた。」
⑤「墓標の発見を受け、実行委はスコーフィールド訪問の際に琉球古典音楽の人間国宝・照喜名朝一さんの演奏や花をたむけることを日程に追加する。」


(5)沖縄タイムス-無人機、ロボット・・・米軍の最新兵器、沖縄県内で訓練 海兵隊の機能強化図る-2017年5月29日 07:58


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米海兵隊が無人機やロボットなど戦闘地の最前線に投入する最新兵器の実用性を試験する実験部隊が11日、キャンプ・ハンセンに到着していたことが分かった。米本土での試用実験に続き、沖縄では在沖海兵隊との遠征環境下における訓練を通じた運用実用性の評価を目的に機能強化を図る。」
②「実験部隊は、第1海兵師団の第5海兵連隊第3大隊(カリフォルニア州ペンデルトン海兵航空基地所属)の通称『ダーク・ホース』。カリフォルニア州トゥエンティーナインパームス地対戦闘センターやペンデルトン海兵航空基地で、小型無人航空機システムや特殊作戦用バギー、M2HB型12・7ミリ重機関銃を搭載した小型キャタピラ輸送車、コンピューター制御の支援ロボット、スマートフォン型の最新通信機器など、ハイテク搭載の次世代装備品の実用性を実験している。」
③「米海兵隊当局は19日、沖縄タイムスの取材に対し、実験部隊の沖縄での訓練は『戦術の観点から新部隊と小隊の再編成を試みるもの』と指摘。『第1海兵師団と海兵隊戦闘研究所が進めてきた開発を(実用化へ向け)どう進歩させるかは、実験部隊と第31海兵遠征部隊に委ねられる』と説明した。」
④「第31海兵遠征部隊は24日、実験部隊の訓練規模や期間などの詳細について『安全保障上の理由から訓練に関する詳細は開示できない』と回答。米海兵隊トップのネラー総司令官は4月にカリフォルニアで行われたシンポジウムで、第31海兵遠征部隊に実験部隊としての任務を昨年2月に新たに与えたと明らかにした上で、実験を『戦闘のあり方を変える試み』と位置付け、海兵隊の機能強化につながるとの意欲を示した。」
⑤「『ダーク・ホース』は、2010、11年のアフガニスタン戦闘で死者25人負傷者約200人と最も多くの死傷者を出した前線部隊として知られている。」





by asyagi-df-2014 | 2017-05-29 18:06 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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