沖縄-辺野古- 高江-から-2017年5月27日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 翁長雄志沖縄県知事は、2017年5月26日の記者会見で、埋め立て承認の撤回について、「しっかりと視野に入れている。今の状況からすると、必ず撤回をする機会は出てくるだろう」と言明。
 日本にとっての分水嶺。


 2017年5月27日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-翁長知事「辺野古新基地も見直しを」 米軍グアム移転・修正示唆で-2017年5月27日 11:13


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県の翁長雄志知事は26日、県庁で記者会見を開き、米海兵隊トップのネラー総司令官が北朝鮮の核・ミサイル開発の進展などを理由に在沖海兵隊のグアム移転計画見直しを示唆したことについて、『日米の既定路線が国際情勢を理由に見直されるなら、3千億円とも1兆円とも言われる金と10年を超える時間を使い、貴重な海を埋め立てる名護市辺野古の新基地建設を拙速に進めるべきではない』と語った。北朝鮮のミサイルの脅威で、グアム移転に影響が出るとしたら、グアムより距離的に近い辺野古の新基地はさらに危険性が増すため、見直しの対象になるべきだとの考えを示した。」
②「辺野古の埋め立て工事の差し止め訴訟では『国の対応、解釈を見ながら、6月議会で承認を得るかどうかを考えていきたい』とし、岩礁破砕行為が確認されれば、訴訟を提起する考えに変わりはないと述べた。」
③「辺野古の埋め立て海域の漁業権をめぐり、沖縄防衛局と県の主張が対立し、水産庁は防衛局の主張に沿った見解を提示していることから、国の解釈を精査する必要性を強調した。埋め立て承認の撤回では『しっかりと視野に入れている。今の状況からすると、必ず撤回をする機会は出てくるだろう』と言明した。」
④「沖縄の本土復帰に合わせた報道各社の世論調査で、県民の6~7割が辺野古移設に反対していることには『菅義偉官房長官は県民に寄り添い、基地負担軽減に誠心誠意取り組むというが、言葉通りなら、その数字にはならない。県民が沖縄の置かれている状況を理解できない、不条理、理不尽だと思っているということが表れている』と話した。」
⑤「安倍晋三首相が憲法9条への自衛隊明記に意欲を見せたことに『地上戦を体験し、命の大切さや平和の尊さを肌身で感じている。平和主義の理念が堅持されるよう十分な議論が必要。沖縄では沖縄戦や基地の集中を踏まえた議論が必要』と慎重な姿勢だった。」
⑦「教職員採用試験への口利き疑惑などで辞任した安慶田光男前副知事が、沖縄経済に関するシンクタンクを設立する動きには『報道でしか分からない。意見の交換は全くない』と述べ、今後の関わりも否定した。」


(2)沖縄タイムス-沖縄・北谷で酒気帯び運転、米空軍兵長を逮捕 基準値2倍以上のアルコール検出-2017年5月27日 11:19


 沖縄タイムスは、「沖縄署は27日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、嘉手納基地所属の米空軍兵長の男(24)を現行犯逮捕した。呼気から基準値の2倍以上のアルコールが検出された。調べに対し『アルコールは抜けていると思った』と容疑を一部否認している。逮捕容疑は26日午後11時12分ごろ、北谷町美浜の国道58号で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑い。同署によると、巡回中の警察官がスモールランプとナンバー灯が切れたまま走行する車を発見し、運転手に職務質問したところ酒の臭いがしたという。男は知人宅でビールを飲んだと話しているという。」、と報じた。


(3)琉球新報-新基地阻止誓い、2000人結集 辺野古ゲート前の県民集会-2017年5月27日 12:55


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で27日午前11時から開かれた普天間飛行場の辺野古移設に伴う新基地建設に反対する『辺野古新基地阻止【K9護岸工事を止めろ】環境破壊を許さない県民集会』(オール沖縄会議主催)には本島中南部や県外から市民2000人(主催者発表)が参加した。集会の最後、市民は手をつなぎ合い、シュワブの基地に向かってガンバロー三唱をして、新基地阻止をあらためて誓った。」
②「安次富浩ヘリ基地反対協共同代表は、米軍がグアムへの海兵隊移転計画を再検討していることに触れ『(県外、海外では)移転先の意見が反映されるが、沖縄では反映されない。沖縄を植民地と見ているからだ。日本政府も加担している。本当の独立国家なら(辺野古移設を)即刻中止すべきだ』と強調した。」
③「稲嶺進名護市長のメッセージも読み上げられた。稲嶺市長は『移設を強行する政府は行政努力を放棄している』と指摘し『護岸工事を強行し、止められないのだと県民をあきらめさせようとしている。私たちは絶対阻止すると、心を一つにしよう』などと呼び掛けた。」
④「オール沖縄会議の高里鈴代共同代表は、閉会あいさつで『シュワブは米軍基地として、ベトナムやアフガンなどさまざまな戦争とつながってきた。そこに新たな基地をつくることを認めることはできない。私たちの結束が新基地をはね返す』と呼び掛けた。」


(4)琉球新報-在韓米軍4機、嘉手納に一時配備へ 来月、兵士180人も-2017年5月27日 08:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「在韓米軍のオサン(烏山)空軍基地所属のU2偵察機4機と空軍兵約180人が6月1日から、一時的に米空軍嘉手納基地に配備される。オサン基地の滑走路修復工事に伴うもので配備期間は不明。嘉手納基地には米本国州軍のF16戦闘機12機が10日までに暫定配備されており、地元自治体や議会が撤退などを求めている。相次ぐ外来機の飛来に、地元の反発がさらに強まるのは必至だ。嘉手納基地報道部が26日、発表した。配備期間について本紙が質問したが、26日午後9時現在、回答はない。」
②「一時配備されるのは第5偵察中隊。U2は高高度を飛行しながら、地上を撮影して偵察する任務を負っている。通常は韓国から北朝鮮の核施設などを監視するために飛行している。U2は2003年にも、オサン基地の滑走路改修工事で2カ月余にわたり嘉手納基地に一時移駐していた。」
③「嘉手納基地報道部は、U2の嘉手納配備中も『インド洋-アジア-太平洋地域における同盟国とパートナー国を支援するため、情報・偵察、監視任務を継続する』と説明した。」


(5)琉球新報-嘉手納F15 部品落下 重さ2.3キロ、海上飛行中か-2017年5月27日 10:31


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米空軍嘉手納基地所属のF15C戦闘機の部品が、26日午前の飛行訓練を終えた後の点検でなくなっているのが見つかった。被害は確認されていない。なくなった部品は重さ2・3キロで、長さ約20センチ、幅約13センチ。離陸前の点検で異常はなかった。防衛局によると、米軍側は海上飛行中に落下したとみられると説明している。」
②「防衛局が26日夜、発表した。今年に入ってからの米軍機の部品落下は初めて。防衛局の中嶋浩一郎局長は同日午後9時、米側に遺憾の意と原因究明、再発防止策を求める文書を送った。」
③「米軍側は26日午前7時10分ごろに部品の紛失に気付いた。防衛局は東京の防衛省からの連絡で夕方に知った。防衛局が午後5時45分ごろに県や関係自治体のほか、県漁業協同組合連合会(県漁連)と県内の44漁協に情報提供した。」
④「嘉手納基地では、パラシュート降下訓練の強行やコロラド州軍機の暫定配備など基地負担が増している。このような中で部品落下の発生に地元住民の不安は一層増しそうだ。」


(6)沖縄タイムス-嘉手納町長と嘉手納基地司令官、携帯電話で40分激論 その内容は-2017年5月27日 12:21


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米軍嘉手納基地の旧海軍駐機場の使用を巡り、断固反対する當山宏町長と、必要性を強調する在沖米軍第18航空団司令官のバリー・コーニッシュ准将は25日に、携帯電話でお互いの主張を激しく闘わせていた。町長の強い反対にもかかわらず、米軍は26日になっても使用強行の姿勢を崩しておらず、當山町長は『私たちは無視されている。米軍には大きな不信感がある』と怒りが収まらない。」
②「當山町長によると、コーニッシュ准将から携帯電話に連絡があったのは、東京に出張し外務省と防衛省に同駐機場を使用しないことなどを求めた直後。コーニッシュ准将はミサイル開発などを巡り緊張が高まっている北朝鮮情勢や在韓米軍基地の滑走路補修を理由に、同駐機場使用に理解を求めた。
③「當山町長は『理解してというが、全く理解できない。SACO合意は何だったのか。日本政府も了解していない。一方的な米軍のやり方には町民の不満も高まっている』と、認められないとの強い姿勢を伝えた。」 
④「携帯電話にかかってくるのも初めてのこと。双方の意見は折り合わず、通訳を介したやりとりはおのずと熱を帯び、約40分間と異例の長さになったという。」


(7)沖縄タイムス-米軍、嘉手納基地の旧駐機場再使用を通告 U2偵察機を暫定配備-2017年5月27日 09:34


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米太平洋空軍は26日、烏山基地(韓国)所属のU2偵察機4機と180人の兵士を30日間、嘉手納基地に配備すると発表した。滑走路改修が理由で、北朝鮮の動向を監視する。米側は4機のうち3機を旧海軍駐機場の格納庫を常時使うと沖縄防衛局に伝えており、反発の声が上がっている。」
②「旧駐機場は嘉手納町屋良に隣接し、騒音や悪臭被害の原因となっていた。負担軽減のため沖縄市側に新たな駐機場を造り、移設することを日米政府が合意。1月から使用を始めていた。」
③「嘉手納町の當山宏町長は『どんな理由があっても断じて容認できない。新たな駐機場によって数十年の懸案がやっと解消した直後。機能を失ったはずの旧駐機場を勝手な理由をつけて使う米軍は住民をばかにしている』と激怒した。」
③「米軍は26日、旧駐機場を使用するとした上で『騒音を可能な限り最小限にするためのあらゆる努力を行う』と説明。同局はSACO(日米特別行動委員会)最終報告・騒音軽減イニシアチブの趣旨にかなう運用を行うよう強く申し入れた。」




by asyagi-df-2014 | 2017-05-27 17:53 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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