初沢亜利からの投げかけ

 初沢亜利は、2017年5月3日のFBで、次のように投げかけた。


自分は悪くない。
という前提で世界と関わる人たちはあまりに多い。
世界平和のために沖縄も連帯しよう!
沖縄の人たちのために基地反対運動をする、、、誰のための善意なのか?
北朝鮮は絶対悪の国だ。だからアメリカが叩くのも無理はない。長いものに巻かれた上での正義を振りかざした小国批判。
自分が間違っているかも知れない、と考えたこともない善意は暴力的になりがちだ。
沖縄を苦しめているのは米政府、日本政府であると同時に日本国民、すなわち私だ、となぜ認めることができないのか?
北朝鮮への戦争責任をいまだに果たしていないのは日本国民である私だ、となぜ疑わないのか?アメリカの帝国主義的政策を一貫して支持しイラク戦争に加担したのも日本国民である私だ、となぜ反省できないのか?
自分に都合の良いよい情報だけを集め世界を解釈する風潮は加速している。
人間は傲慢な生き物だ。私は間違ってない、と思いたがる。そして必ず持ち出すフレーズがある。
「家族を守るために、、、」
植民地政策も戦争も、大抵家族を守る愛と正義のために行われてきた。
せめて「家族を守るために私は他人を犠牲にし人権までも踏みにじります」と、一度大声で叫んでみるとよい。

僕がなぜ、沖縄の米軍基地を本土に引き取るべきだ、と主張するのか?北朝鮮との対話とその先の国交正常化を主張するのか?彼ら(沖縄や北朝鮮)自体について語る前に「私」の善悪を吟味し、果たし得ていない責任について共に議論することを提案したいからだ。

そして僕がなぜフォトジャーナリストではなく写真家だ、と自己定義するのか?ジャーナリストは基本的に「私」に触れず、写真家は「私」の問題として、つまり実存から表現が立ち上がるからだ。

沖縄がどうだ、、北がどうだ、、はその後の話だ。

まずは、悪いのは私かも知れない。から出発してみませんか?


 この時期だから、沖縄と北朝鮮について考えさせられる。
 初沢からの提起。
「まずは、悪いのは私かも知れない。から出発してみませんか?」、と。


「沖縄を苦しめているのは米政府、日本政府であると同時に日本国民、すなわち私だ、となぜ認めることができないのか?」
「北朝鮮への戦争責任をいまだに果たしていないのは日本国民である私だ、となぜ疑わないのか?アメリカの帝国主義的政策を一貫して支持しイラク戦争に加担したのも日本国民である私だ、となぜ反省できないのか?」


 確かに、ここに真実がある。





by asyagi-df-2014 | 2017-05-07 09:25 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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