沖縄-辺野古- 高江-から-2017年5月3・4日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 東京都心の一等地にある赤坂プレスセンター。
 「なぜ、軍隊のヘリコプターが飛んでいるのか?」、と。
 だから、「『米軍基地だ』と一人がつぶやくと、数人が『えーっ』と驚きの声を上げた。」、ということに。
 ここでの基地撤去を求める住民運動は4月で50周年だという
 「沖縄の人たちの苦しい気持ちが、よく分かる」、と繋がる。
 「米軍に帰ってもらうまで頑張りましょう」の呼びかけが響く。


 2017年5月3・4日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-辺野古護岸着工 山城議長「心折れることはない」 東京・憲法集会-2017年5月3日 16:58


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「憲法施行70年に合わせた『5・3憲法集会』(同実行委主催)が3日、東京・江東区の東京臨海防災公園で開かれ、5万5千人(主催者発表)が憲法を守り、名護市辺野古の新基地建設撤回や『共謀罪』反対などを誓った。集会には新基地建設に抗議する中、傷害罪などで逮捕・起訴された沖縄平和運動センターの山城博治議長も参加し、連帯を呼び掛けた。」
②「山城議長は名護市辺野古で政府が着手した護岸工事について『心折れることはない。埋め立てはできない。(政府が)本気で基地建設をするなら、来年の名護市長選、知事選で打ち勝たないといけない』と強調。国会で審議中の『共謀罪』の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案については『県民の闘い、全国の仲間の運動をつぶすために用意されるのだろう。力を合わせて葬ろう』と述べた。」
③「集会には民進、共産、自由、社民の各党幹部が駆け付けた。また、辺野古新基地建設の撤回を求める全国統一署名に関して、既に国会に提出された分も含め140万筆が集まったことなどが報告された。」



(2)琉球新報-「非常に危険」「賛成」 首相「新憲法」発言に沖縄県内有権者-2017年5月4日 06:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「安倍晋三首相が自衛隊を明文化する改憲をして、2020年の施行を目指す方針を示したことに、県内では『非常に危険だ』などと反発が相次いだ。一方で自衛隊の合憲化に賛同の声も上がった。」
②「県憲法普及協議会理事の松崎暁史弁護士は、安倍首相が自民党の改憲案とは違い戦力不保持を定めた9条2項を維持するとしたことに注目。『国民のアレルギーの少なくなった自衛隊を先に、とにかく改憲を国民に体験させようという意図がありありと見える。次のステップに踏み込むための目くらましで、非常に危険だ』と警鐘を鳴らした。林千賀子弁護士は20年という区切りに『国民不在で、安倍首相の任期という政権の都合でしかない』と疑問を呈した。」
③「沖縄・民間戦争被害者の会の運営委員などを務める瑞慶山良實(よしみ)さん(64)は『戦争の反省から生まれた憲法を変える必要はない。いろいろな方法で食い止めないといけない。今が正念場だ』と危機感をあらわにした。」
④「30代の会社員の男性は、自衛隊の合憲化に『必要な存在だと思う』と理解を示したが『五輪と同じ年になぜ施行するのか、よく分からない』と首をかしげた。」
⑤「自衛隊関係者らを中心に、賛同の声も上がった。自衛官OBでつくる隊友会宮古支部の伊東利也支部長(60)は、自衛隊の前身である警察予備隊について、連合国軍総司令部(GHQ)の要請により創設されたとして『憲法から出てきたものでないので一般の人には分かりにくい。自衛権の範囲で役割を明確にすることに賛成だ』と話した。」


(3)沖縄タイムス-村民大会に23団体「村民の総意を結集」 米軍ヘリつり下げ訓練に抗議 沖縄・読谷-2017年5月3日 18:55


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米陸軍トリイ通信施設を拠点とした読谷村内での米軍ヘリつり下げ訓練に反対する村民大会の第1回実行委員会(委員長・石嶺傳實村長)が2日、村役場で開かれた。村老人クラブ連合会や村婦人会、公民館連絡協議会など構成23団体の代表らが出席。同施設渡具知ゲート前で11日午後6時から大会を開き、訓練に反対する村民の抗議の意志を内外に示す趣旨を確認した。200~300人規模の参加を目指す。」
②「石嶺村長は『度重なるつり下げ訓練を許してはならない。村民の総意を結集して抗議の意思を表す』と述べ、各団体に参加の協力を要請した。副委員長の仲宗根悟県議は『看過できない、黙ってはいられないという抗議の意志を示すことは大きな意味がある』と強調。同施設のヘリ着陸帯機能について、医療品や病人搬送などに使われる『管理着陸帯』が、本来の目的ではない戦闘訓練用に使われることにも抗議したいと述べた。」
③「米軍基地から派生する被害に抗議する村民大会は2013年5月のオスプレイ飛行反対に次いで4年ぶり。『モー我慢できない』との意味を込め、闘牛を参加させることも検討する。」


(4)沖縄タイムス-「沖縄の気持ちわかる」 都心一等地に米軍基地 騒音や事故、住民の不安尽きず-2017年5月3日 20:30


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「六本木ヒルズがそびえる東京都心の一等地に米軍基地があることは、意外に知られていない。都立青山公園に隣接する米陸軍基地『赤坂プレスセンター』。戦後、旧日本軍の駐屯地を米軍が接収した場所だ。東京都は約2万7千平方メートルの敷地の全面返還を求めているが、見通しは立たない。」
②「『なぜ、軍隊のヘリコプターが飛んでいるのか?』。4月19日午後、六本木ヒルズ展望台の見物客が騒然としていた。ビルの間を縫うように低空飛行し、ヘリポートに次々と着陸した。その内の1機から来日中のペンス米副大統領が降り立った。車に乗り込み、パトカーを先頭に十数台が一斉に出発する様子が見えた。『米軍基地だ』と一人がつぶやくと、数人が『えーっ』と驚きの声を上げた。」
③「2月に来日したマティス国防長官もここを経由し首相官邸に向かった。立ち寄り先の米国大使館は目と鼻の先。ヘリは横田基地などとの間を深夜早朝問わず、不定期に行き来する。住民にとって騒音や事故の不安は絶えない。」
④「周辺で育った加賀屋恵美子さん(68)は、「北朝鮮のミサイルが、在日米軍基地を狙っていると聞く。ここも標的なのかも」と不安そうだ。幼なじみの中里潤子さん(68)は「沖縄の人たちの苦しい気持ちが、よく分かる」とうなずいた。」
⑤基地撤去を求める住民運動は4月で50周年を迎えた。副大統領が飛来した前日には、青山公園で集会が開かれ、川崎悟実行委員長が『米軍に帰ってもらうまで頑張りましょう』と運動の継続を決議した。参加者たちは「米軍基地はいらない」と基地の周りをデモ行進した。


(5)琉球新報-州軍F16、嘉手納に8機飛来 数カ月配備で爆音激化も-2017年5月4日 14:45


 琉球新報は、「米コロラド州バックリー空軍基地所属の州空軍のF16戦闘機4機が、4日午後2時27分から34分にかけて米軍嘉手納基地に飛来した。午後3時9~10分にさらに4機が着陸した。米太平洋空軍が3日、嘉手納基地へF16戦闘機12機と航空兵約250人を暫定配備すると発表しており、今後、さらに4機が追加飛来するとみられる。」、と報じた。
 また、「暫定配備は今後数カ月にわたる見込みで、騒音激化を懸念する声が上がっている。沖縄市、北谷町、嘉手納町で構成する『嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会』は州軍機の飛来の中止を求めている。」、と報じた。


(6)沖縄タイムス-嘉手納基地にF16、4機飛来 1機は緊急着陸か 夏まで12機暫定配備-2017年5月4日 15:15


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「4日午後2時半ごろ、米軍嘉手納基地に米コロラド州バックリー空軍基地所属のF16戦闘機が相次いで飛来した。2時27~34分までに4機が着陸したが、そのうちの1機に消防車が向かったことから緊急着陸だった可能性がある。F16は4月、米アンドルーズ空軍基地所属の1機が東部メリーランド州で墜落事故を起こしている。」
②「嘉手納基地には今回、F16が12機と兵員250人が配備される予定で、F16の配備は昨年10月以来約7カ月ぶり。3日に沖縄防衛局から周辺自治体へ入った連絡によると、夏ごろまで暫定配備されるという。」
③「米太平洋空軍によると、派遣されたのは同州空軍の第120戦闘中隊で、太平洋軍地域安全保障プログラムを支援するための一環。同地域への脅威に対して抑止力の維持のための派遣としている。部隊派遣は2004年から定期的に実施している。」
④「沖縄市と嘉手納町、北谷町でつくる嘉手納飛行場に関する三市町連絡会議(三連協)は、8日にも幹事会を開き、対応を協議する。」




by asyagi-df-2014 | 2017-05-04 17:16 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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