沖縄-辺野古- 高江-から-2017年4月22日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 児童の登校時間帯の嘉手納小学校正門前の道路に、米軍の大型車両が入り込んだ。
 何と、嘉手納町町長はこれまでも誤進入に対して抗議と対策を繰り返してきたという。
教育条件整備どころか、まずは子どもたちの命を守ることが基地ある町の課題であるとしたら、そんなことは日本国憲法のどこにも書いていない。


 2017年4月22日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-学校正門前に米軍大型車両 嘉手納小、登校時間と重なる-2017年4月22日 10:05


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「嘉手納町の嘉手納小学校正門前の道路に19日午前7時20分ごろ、米軍の大型車両が入り込んだ。児童の登校時間と重なった。正門前の道路は大型車両は進入禁止で、道路交通法違反に当たる。正門は行き止まりとなっている。町は改めて沖縄防衛局を通じて米軍への抗議を検討している。これまでも誤進入に対して抗議と対策を繰り返してきた當山宏町長は『本当に困っている。万が一、事故が起きてからでは遅い』と頭を抱えている。」
②「嘉手納署によると、同様の誤進入が少なくとも5回は発生している。」
③「町はこれまで再発防止のため、英語表記の立て看板を設置し、米軍側の意見も取り入れ、読みやすいよう表記や色を変えるなど工夫を重ねてきた。當山町長は『正しい通り道を徹底するよう求めてきた。なぜ繰り返されるのか疑問だ』」とあきれ『沖縄防衛局と米軍は運転手から聴取し、原因を突き止めてほしい。その上で対策を示してもらうほかない』と求めた。」
④「嘉手納署も米軍側に対して再発防止を求めてきた。今回も文書で指導する。運転手への事情聴取について米軍側と調整している。」


(2)琉球新報-添田さん、半年ぶり保釈 着陸帯抗議中に逮捕 那覇地裁-2017年4月22日 08:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する抗議活動中に逮捕され、半年以上勾留が続いていた添田充啓(あつひろ)さん(44)が21日夜、那覇拘置所から釈放された。那覇地裁が同日に保釈を決定した。保釈後、添田さんは『支援してくれた皆さんのおかげで保釈がかなった』と話した。」
②「弁護人によると、19日に地裁に保釈請求をしたが翌20日に却下。その後21日に準抗告が認められ、保釈が決定したという。」
③「21日午後10時44分、那覇拘置所から添田さんが出てくると、集まった支援者ら約50人が拍手で迎えた。添田さんが深々と頭を下げると『おめでとう』という声が飛び交った。添田さんは支援者らから花束を受け取り、抱擁して喜びを分かち合った。『一度保釈請求が却下されて諦めていたが、保釈が実現した。皆さんのおかげです』と感謝を述べ、半年以上にわたる勾留については『規則正しい生活をしながら、支援してくれる皆さんのことを忘れずに考えていた』と振り返った。」
④「添田さんは昨年10月4日、沖縄防衛局職員に暴行してけがを負わせたとして、傷害の疑いで逮捕された。その後、公務執行妨害の罪が加わり起訴され、半年以上にわたる長期勾留となっていた。」


(3)琉球新報-現場東から流弾か 県が立ち入り調査 ハンセン内の安富祖ダム-2017年4月22日 07:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「恩納村安富祖の米軍キャンプ・ハンセン内の安富祖ダム工事現場で、工事車両や水タンクが破損し、車両付近や水タンク内から銃弾のような物が見つかった問題で、県の吉田勝広政策調整監や担当職員が21日午後、同基地内に立ち入り、発見現場2カ所で調査した。工事関係者や恩納村担当者から話を聞き、銃弾のような物が東側から飛来した可能性があることを確認した。」
②「県の現場調査には恩納村や沖縄防衛局、工事関係者、石川警察署の担当者が同行した。吉田政策調整監らは約50分間、現場で水タンクや車両の位置関係などを確認した。担当者から銃弾のような物が見つかった時の状況について聞き、車両の破損部分が東を向いていたことや、水タンクの破損部分が東から西に流れた弾痕のような形で残っていたとの説明を受けた。」
③「吉田政策調整監は確定的なことは分からないとしながら『金武町がある東側から山を越えて飛んできたかもしれない』との見方を示した。県は米軍に立ち会いを求めていたが、米軍の担当者は同行しなかった。吉田政策調整監は『直接、当事者(米軍)から意見を聞きたかったが残念だ。米軍は調査をし、その結果を早く県民に明らかにしてほしい』と強調した。」
④「ダム工事を中止している村は現在、工事再開に向けて調整をしている。週明けにも、安富祖区民に対して問題の経緯や安全確認に関する説明会を実施する予定。議会にも説明する予定だ。村の担当者は『村民に丁寧に説明しながら、工事再開への理解を得ていきたい』と話した。」


(4)沖縄タイムス-辺野古新基地:サンゴ保全「協議必要」 沖縄県が防衛局に指摘-2017年4月22日 09:17


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設で、沖縄県は21日、沖縄防衛局に対し、サンゴ類の環境保全対策について緊急の協議が必要と伝えた。環境保全図書で示した事業実施前のサンゴ類の移植が終了するまで、本体工事に着手しないよう求めている。」
②「協議の前提として(1)被度5%以上で0・2ヘクタール以上の規模を持つ分布域の中にある長径10センチ以上のサンゴを移植対象とすることの科学的根拠(2)護岸ごとの移植予定サンゴ類の数-など10項目を質問。その中で、護岸工事の着手前にサンゴ類の分布状況を確認するため、県の立ち入り調査を許可するよう要請している。」
③「県は環境保全対策についての県と防衛局の事前協議が終了していないとの認識で『環境保全対策等の確認が不十分なまま本体工事に着手されると、環境に不可逆的な影響が生じる懸念がある』と指摘している。」
④「防衛局は今月13日の県の照会に、護岸工事予定地でのサンゴの移植を『これまでのところ実施していない』と回答。『適切に対処する』としながら、採取の場所や実施時期は「検討中」としていた。」


(5)沖縄タイムス-解説】負担軽減策の見直し急務 普天間・離着陸回数調査-2017年4月22日 12:04


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県が実施した米軍普天間飛行場の全機種を対象とした離着陸回数調査で、県外への訓練移転中に普天間での飛行回数が増えている事実が明らかになった。負担軽減を目的とした訓練移転で、逆に負担が増えている現状は本末転倒と言わざるを得ない。政府には実効性のある負担軽減策を練り直す責任がある。」
②「日米両政府は昨年9月、オスプレイなどの県外、国外への訓練移転の推進で合意した。菅義偉官房長官は発表会見で『沖縄のさらなる負担軽減に寄与する』と強調し、政府の肝いり政策であることを示した。移転経費は全額日本側負担で、昨年グアムへのわずか3週間の移転で、燃料費や人件費など費用は約7億円に上った。膨大な税金を使いながら、地元の負担が軽減できないのであれば、計画を根本から見直す必要がある。」
③「また、県や宜野湾市が全機種を対象とした離着陸調査を求めているが政府は応じていない。負担軽減を進めると言いながら、そもそも、普天間にどれくらいの負担があるのか、政府は把握していないということだ。『元データ』がなければ、軽減度合いを測る物差しも持ち得ない。この状態で政府はどのように負担が軽減したといえるのだろう。」
④「訓練移転が負担減につながらない事例はこれが初めてではない。嘉手納基地でF15の訓練移転が実施されても、外来機の飛来が相次ぎ、地元からは『負担増だ』との声が出ている。」
⑤「安倍政権に、県と約束した普天間の5年以内運用停止を守る姿勢は見られない。負担軽減と危険除去に正面から取り組まない姿勢は明らかだ。安倍政権に最低限求められるのは、全機種の飛行調査による実態把握と、住民が実感できる実効性のある負担軽減策だ。」(政経部・大野亨恭)





by asyagi-df-2014 | 2017-04-22 20:18 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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