沖縄-辺野古- 高江-から-2017年4月13日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 琉球新報は、「米軍嘉手納基地で12日午後3時ごろ、一時的に基地内の警戒態勢を示す表示が5段階中最高の『デルタ』に引き上げられている状態が確認された。」、と。
これが、「基地の島」の現実。
 それは、「被害」、「加害」、その両方の理不尽さを受け取ることを強制される現実。


 2017年4月13日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-嘉手納基地、警戒一時「最高」 米軍、北朝鮮対応か-2017年4月13日 08:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍嘉手納基地で12日午後3時ごろ、一時的に基地内の警戒態勢を示す表示が5段階中最高の『デルタ』に引き上げられている状態が確認された。午後6時ごろまでに再び通常の5段階中下から2番目の『アルファ』に戻った。また、嘉手納基地滑走路で午後4時半ごろにF15戦闘機などがミサイルを装着した状態で整列している様子が確認された。米国の北朝鮮への対応が取り沙汰される中、基地内の動きに関心が高まっている。」
②「米軍普天間飛行場やキャンプ瑞慶覧でも警戒態勢は「アルファ」の表示が確認された。嘉手納基地の警戒態勢は、10日から実施している即応訓練にも関係しているとみられる。
米軍嘉手納基地は取材に対し「警戒態勢について答えられない」としている。」
③「滑走路に並んだF15戦闘機は、胴体と両翼の下に2種の空対空ミサイルを数発ずつ装着した状態で20機並んでいた。その他、同部隊のHH60救難ヘリ、KC135空中給油機、E3空中早期警戒管制機が並んでいた。」


(2)沖縄タイムス-「運転免許が切れているのと同じ」 辺野古で工事続ける国の姿勢を批判 学識者100人委-2017年4月13日 09:09


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県内の学識者有志らでつくる『沖縄の平和創造と人間の尊厳回復をめざす100人委員会』は12日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で、県の岩礁破砕許可を得ずに工事を続ける日本政府に対し、抗議を表明した。共同代表の高良鉄美琉球大法科大学院教授が、抗議行動する市民らの前で読み上げた。」
②「抗議文では、適正な法の手続きをとらずに工事を強行している国の姿勢を『法治の意義を貶(おとし)める』と批判。岩礁破砕工事の中止と、再申請などの適正な法律上の手続きをとるよう求めた。」
③「高良教授は『国の姿勢は、運転免許の期限が切れているのに【切れていない】と言い張るのと同じ。勝手に解釈を変えてはならない』。委員の照屋寛之沖縄国際大教授も『期限切れは安倍晋三首相の政治生命である』と非難した。」
④「辺野古沖では、沖縄防衛局による汚濁防止膜の設置作業が進められた。阻止しようとフロート内に進入した市民らのカヌー14艇は、海上保安庁に一時拘束された。一方、午後1時20分ごろ、名護市教育委員会と県教育委員会はシュワブの砂浜から約50メートル離れた浅瀬にダイバーを潜らせ、埋蔵文化財の調査を行った。」


(3)沖縄タイムス-「機動隊員につば」 辺野古で逮捕の2人不起訴 那覇地検-2017年4月13日 08:29


 沖縄タイムスは、「那覇地検は、沖縄県名護市辺野古の新基地建設への抗議活動中に公務執行妨害の疑いで逮捕・送検された男性2人(処分保留で釈放済み)を不起訴処分(起訴猶予)とした。処分は3月28日付。地検は罪の軽重などを考慮し、起訴するまでの事案ではないと判断した。1人は2月に機動隊員につばを吐いたとして、もう1人は3月に機動隊員の足を蹴ったとして逮捕されていた。」、と報じた。


(4)沖縄タイムス-米軍人・軍属の刑法犯「過去最少」の23件 沖縄で2016年-2017年4月13日 05:00


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「日米関係機関の実務者による第25回『米軍人・軍属等による事件・事故防止のための協力ワーキング・チーム』(CWT)会議が11日、那覇市の外務省沖縄事務所であった。沖縄県警は2016年の米軍人・軍属などによる刑法犯摘発は前年比11件減の23件で、過去最少だったと発表した。うち飲酒絡みは12件だった。摘発人数は前年比14人減の28人で過去2番目に低かった。」
②「会議には外務省や在沖米軍、沖縄防衛局、沖縄県、県警、市町村などから約70人が出席し、摘発件数が過去最少を更新したことを評価。一方で、昨年4月に米軍属による暴行殺人事件が発生したことも踏まえ、事件・事故の減少に向けて日米双方が引き続き努力していくことを確認した。」
③「摘発の内訳は窃盗犯が11件15人、暴行や傷害などの粗暴犯が5件7人、殺人や強盗などの凶悪犯が2件2人だった。また、米軍人・軍属などを第1当事者とする交通人身事故は前年比15件減の153件、うち飲酒絡みは109件だった。飲酒運転での検挙件数は前年比7件減の59件だった。


(5)沖縄タイムス-東京23区より高い那覇市の食料物価指数 全国県庁所在地で1位 最も賃金安い沖縄でなぜ?-2017年4月12日 16:12


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「那覇市の2015年の食料の消費者物価地域差指数・都市別指数が、都道府県庁所在市で初めて1位になったことが11日分かった。全国平均を100としたときの指数は103・9で、東京都区部より高かった。特に生鮮野菜の指数が高く、沖縄県統計課は要因を『県内では夏場、特に葉野菜の収穫量が少なくなり、県外産に頼らざるをえず、輸送コストがかさみ価格が高くなることや、観光客増加で消費量が多くなる影響もあるのではないか』とみている。」
②「地域差指数は、地域間の物価水準の違いをみることを目的に2000年から総務省が集計。那覇市の後に金沢市、東京都区部、松江市と続く。政令指定都市を含めると相模原市が104・5で最も高く、那覇市は2位だった。」
③「那覇市の食料の消費者物価指数は全国平均を上回る水準で推移し増加傾向。14年103・4、13年104・8でともに3位だった。一方、県内事業所の平均給与は全国の8割の水準で、全国一最低賃金額が低く、最も高い東京都との差が拡大している。県内で物価と賃金が乖離(かいり)し、労働者の生活を圧迫している可能性がある。」
④「貧困や労働問題に詳しい県就職・生活支援パーソナルサポートセンターの濱里正史さんは『物価と賃金のギャップが開き、特に低所得者層が暮らしにくくなっている。復帰後、本土との格差が拡大している可能性があり、実態調査の上で、県は是正に取り組むべきだ』と指摘した。」(学芸部・高崎園子)


(6)沖縄タイムス-ヤンバルクイナの野犬被害拡大か 確認数4年間で10分の1に減少 環境省調査-2017年4月12日 13:20


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「国頭村楚洲の県道70号のヤンバルクイナ事故防止重点区間で、ヤンバルクイナの確認数が4年間で約10分の1にまで減少していることが、環境省やんばる野生生物保護センターの調べで分かった。センターは2013年から毎月1回、職員が重点区間を歩いてヤンバルクイナの鳴き声を数えている。13年度は275羽、14年度は218羽、15年度は127羽、16年度は29羽と減少傾向にある。」
②「山本以智人(いちひと)自然保護官によると『野犬の目撃情報も増えており、捕食された可能性がある』と推察。どうぶつたちの病院沖縄の金城道男副理事長は『けがや死んだヤンバルクイナを調べると、犬による咬傷(こうしょう)の痕があった』という。」
③「野犬の目撃情報はここ3、4年、多く寄せられており、16年には楚洲集落で野犬5匹が散歩中の母親と幼児を囲む事例もあった。金城副理事長は『このままでは、やんばる固有の自然や動物、人間にまで被害を及ぼす』と警鐘を鳴らす。国頭村世界自然遺産対策室の宮城明正室長は『野犬対策など、関係機関と協力しながら早急に対策を取る必要がある』と話した。」
④「本島北部全域に生息するヤンバルクイナの推定個体数は、16年度は約1370羽、前年度比で約350羽の減少。14年度は約1190羽、前年度比で約350羽減少していることから山本自然保護官は『減少は調査の誤差の範囲内なので、北部全体のヤンバルクイナが減少しているわけではない』と説明した。北部全域の調査は楚洲との調査方法と異なり、録音したヤンバルクイナの鳴き声を約250地点で流し、返ってきた鳴き声を測定する方法。」


(7)沖縄タイムス-辺野古で100人座り込み 機動隊が排除、工事関係車両28台入る-2017年4月13日 13:10


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは13日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前で座り込みを続けた。最大約100人が集まり『違法工事やめろ』と声を上げた。」
②「午前9時前、機動隊が座り込む市民を排除し、砕石を積んだトラックやミキサー車など工事関係車両28台がシュワブ内に入った。シュワブ沖の長島付近では、オイルフェンスを沖に向かって広げようとする国側の作業に市民らが阻止を試み、約30分押し問答があった。また、ダイバー2人が潜水作業をする様子が確認された。名護市教育委員会と県教育委員会による埋蔵文化財調査とみられる。」


(8)沖縄タイムス-辺野古で起きるむなしさ、ダンスで表現 東京から来たダンスユニット「賛否決める前 ここに来て」-2017年4月13日 15:25


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「キャンプ・シュワブゲート前で一切の感情を排して立つ機動隊員や民間警備員。あるいは辺野古新基地のニュースに何も感じなくなってしまった東京人-。『それが仕事で、みんな生活で手いっぱい。基地問題を話すと真面目だねとか、考える余裕はないと言う。でも…』。」
②「11日、東京から来た椎野純さん(26)、大前裕太郎さん(27)にとって、辺野古の現状は沖縄だけの問題には映らない。2人のダンサーは、ここで起きている悲しみ、むなしさを8月5日、名護市民会館で表現する。2人は5年前、ダンスユニット『キニナルキ』を結成。東京を拠点に活動し『あきた全国舞踊祭』で群舞部門第1位、『全国洋舞コンクールinこうべ』で創作部門優秀賞受賞などの実力を持つ。」
③「辺野古との関わりは昨年、ダンス仲間を通じて抗議船船長に大浦湾を案内してもらったのがきっかけ。今回で3度目の訪問だ。」
④「衝撃を受けたのはゲート前の光景。無表情の機動隊と激高した市民の対立に、言いようのないむなしさを感じた。『隊員たちがこんな仕事はまっぴらだと思っていることが痛いほど分かった。自分だってそういう仕事をしていたかもしれない』と大前さん。椎野さんは『本土の人は賛成、反対を言う前にここに来る必要がある』。真偽不明のネット情報をうのみにする人が多い今の社会を批判する。」
⑤「辺野古で起きるむなしさを創作ダンスにした公演『ちゃーぱしりー』は、走り続ける日常から自分を見失い、立ち止まり、再び立ち上がるまでをせりふや歌も入れて表現。タイトルは『みんな脇目も振らず走り過ぎて、人として自然な感情や誇りを見失っていると思う』との意味を込めた。」
⑥「『私たちもここに来るまで知らなかった。でも、知った以上はまた別の人を連れてくる責任がある』。今後も辺野古へ通う考えだ。」
 8月5日予定の公演の問い合わせはdakaraponpon@gmail.com
(北部報道部・城間陽介)





by asyagi-df-2014 | 2017-04-13 16:48 | 沖縄から | Comments(0)

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