沖縄-辺野古- 高江-から-2017年4月10日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 琉球新報の写真は、静かに真実を刻み込む。
 「金はひととき 悲しみは200年」。
 辺野古新基地建設の抗議行動で。


 2017年4月10日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-米軍ヘリパッド問題を音楽で DEEPCOUNTら沖縄県庁前で演奏-2017年4月9日 16:50


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「東村高江周辺の米軍ヘリパッド問題を発信しようと、『高江音楽祭』が8日、那覇市の県庁前広場であり、アーティスト10組が高江を歌った曲などを披露した。主催する高江在住のミュージシャン石原岳さん(46)は『米軍北部訓練場の過半が返還された昨年12月以降、高江から支援者も一気に減ったけど、問題は一つも解決していない』と訴えた。」
②「東京のバンドDEEPCOUNTのボーカル桑原延享さん(55)は昨年8月、高江で見た風景を書いた『Note of Okinawa-公衆便所のカナブンの恩返し』を熱唱。『東京からよく見えない青い空の向こう、遠い南に戦争の基地がひしめく琉球の島がある』『うそみたいな数の機動隊が立ち並び、アメリカ軍の戦争の基地のために働いている』と歌った。」
③「桑原さんは『おばあが機動隊と向かい合う高江や辺野古は、日本のゆがみの最先端。音楽を通じて伝えたい』と力を込めた。」
④「子や孫と共に訪れた那覇市の仲本るみ子さん(64)は『那覇のイベントだと孫たちも来られる。楽しみながら、高江の問題を孫に受け継いでほしい』と話した。」


(2)琉球新報-「金はひととき 悲しみは200年」 辺野古新基地建設の抗議行動-2017年4月10日 12:07


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は10日午前、海上作業を実施した。米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、新基地建設に反対する市民ら約50人が建設資材搬入を阻止しようと座り込んだ。『「金はひととき、悲しみは200年』と書かれたプラカードや、米国によるシリアへのミサイル攻撃を伝える新聞記事を掲げ『なぜ人の国を破壊するのか』などと英語で抗議した。」
②「午前9時すぎ、シュワブ内への資材搬入が始まり、県警の機動隊員が市民らをごぼう抜きして排除した。砕石や土砂を積んだダンプカーやコンクリート車など約30台が基地内に入った。」
③「午前11時すぎには市民がシュワブのゲート前に立ち、工事や米軍関係の車両の出入りを阻止しようとして一時騒然となった。」
④「海上では午前10時現在、瀬嵩側の浮具を陸寄りに広げる作業が確認された。この後、汚濁防止膜を設置するとみられる。」


(3)沖縄タイムス-辺野古新基地:座り込みを排除、車両35台が基地内へ-2017年4月10日 12:56


 沖縄タイムスは、「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブの工事用ゲート前で10日午前、機動隊が新基地建設に反対して座り込む市民約60人を排除し、ミキサー車など工事用車両約35台が基地内に入った。プレハブ小屋や仮設トイレを積んだ車両も確認できた。」、と報じた。
 また、「メインゲート前では市民約20人が複数回、基地を出入りする米軍車両に立ちはだかり、機動隊に排除された。プラカードを掲げ、『NO BASE』『NO WAR』と声を上げた。米軍のシリア空爆の新聞記事を掲げて抗議する人もいた。海上は波が高く、目立った作業はない。」、と報じた。


(4)沖縄タイムス-米兵の飲酒事故を新聞で検証 沖大の湯川さん「県紙・英字紙は手厚い」-2017年4月10日 07:30


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「3月に沖縄大学国際コミュニケーション学科を卒業した湯川妙菊(たえぎく)さん(32)は、卒業論文で昨年6月に起こった米兵の飲酒運転事故を巡る国内外の新聞社の報道の違いを検証した。元海兵隊員の男による暴行殺人事件からほどなくして起きた事故。湯川さんは『どうして米兵の不祥事が繰り返し起きるのかを調べてみたかった』と振り返る。」
②「事故は昨年6月4日、嘉手納町内で起きた。嘉手納基地所属の米海軍二等兵曹の女が国道58号を逆走して2台の軽乗用車と衝突、男女2人が重軽傷を負った。米兵の呼気からは基準値の約6倍のアルコールが検知された。当時在沖米軍は暴行殺人事件後の綱紀粛正策として、全軍人・軍属とその家族に対し、基地外での飲酒や深夜0時以降の外出を禁止。事故はその最中に起き、国内外のメディアが大きく報じた。」
③「湯川さんは、県内2紙を含む地方紙と全国紙、米国と英国の新聞社を含む18社の6月6、7日の報道を読み比べ、分析した。その結果、沖縄タイムスと米軍準機関紙『星条旗新聞』の報道量が最も多く、沖縄タイムスは過去の事件を踏まえて『広い視野』で報じていたことが分かったという。湯川さんは『日本の新聞の方が詳しく報じていると予測したが、米国・英国の新聞の方が県内で積み重ねられてきた米兵の不祥事の背景を伝えていることも分かった』と説明。全国紙などは政治的問題として捉える傾向にあったのに対し、県紙は日米地位協定の見直しや基地撤退など生活や社会構造の問題との視点で報じている点も印象に残ったという。」
④「湯川さんは『英字新聞に触れて語学力も上げられた上、世界観を大きく広げることができた』と充実した表情。指導した伊藤丈志准教授は『沖縄の視点は本土の人にこそ知ってもらいたいので、論文をバージョンアップして県外で発表する機会を模索したい』と話した。」




by asyagi-df-2014 | 2017-04-10 16:25 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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