沖縄-辺野古-高江-から-2017年3月10日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 沖縄防衛局は2017年3月10日、辺野古沖に汚濁防止膜きょう設置。本格的な埋め立て工事に向けた準備段階に入る。
 沖縄県は、「4月1日以降に防衛局が許可を得ないまま工事を進めた場合は、県漁業調整規則違反に当たる可能性があるとして、行政指導や検察庁への告発などを含めた対抗策を打ち出すとみられる。」(沖縄タイムス)、とされる。
 いよいと、「撤回」の問題を含めて、重要な時期を迎える。


 2017年3月10日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-辺野古沖に汚濁防止膜きょう設置 埋め立て準備本格化-2017年3月10日 07:25


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は9日、護岸建設に向け、汚濁の拡散を防ぐための膜を設置する準備に着手した。防衛局は10日から約1カ月かけて設置し、終了後に護岸工事を始める方針で、本格的な埋め立て工事に向けた準備段階に入る。」
②「防衛局はキャンプ・シュワブ沿岸部の埋め立て予定海域の4カ所に防止膜を設置する予定。膜は全長約2100メートルに及び、今回はシュワブから沖合に向けた「本体北側」部分に約950メートルを設置する。」
③「市民によると9日は台船から防止膜約300メートルが海上に引き出されたという。防止膜を固定するためのコンクリートブロックを沈める作業も見られた。防止膜は、埋め立て工事で海底の起伏をならす作業を実施する際の濁った水の拡散を防ぐ目的で設置する。膜は「垂下型」と「自立型」の2種類あり、海面に浮く形となる垂下型は海底のコンクリートブロックで固定する。防衛局は計228個のブロックを設置する計画で、既に大半を海底に投下した。」
④「一方、県は埋め立て承認時の留意事項に付した実施設計に基づく事前協議がなされていないとして工事の中止を求めている。国は3月末に期限を迎える岩礁破砕許可の再申請をしない方針で、県は4月1日以降に防衛局が許可を得ないまま工事を進めた場合は、県漁業調整規則違反に当たる可能性があるとして、行政指導や検察庁への告発などを含めた対抗策を打ち出すとみられる。」


(2)沖縄タイムス-捜索4時間、落下タイヤ発見できず 米軍つり下げ訓練-2017年3月10日 07:09


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「米軍のUH1ヘリが8日のつり下げ訓練中にタイヤを落下させた事故で、米軍は9日、落下場所とみられる金武町中川区にある米軍提供区域内の茂みを引き続き捜索した。米軍関係者約20人が午前9時すぎから約4時間捜索したが、全員が何も持たずに引き揚げた。正午ごろには米軍ヘリ1機が捜索現場上空をホバリングした。」
②「現場はフェンス外だが、約300メートルの場所に金武町ごみ処理場があり、日中は付近の道路をごみ搬入車両が頻繁に往来する。処理場で働く男性(57)は『昨日は、低空でホバリングしていたからおかしいと思った。これまでも、人がいてもお構いなしに付近でつり下げしていた。落下と知ってやっぱり怖いし、危ない」と話した。」
③「道路を挟んで中川区に隣接する宜野座村城原区の崎濱秀正区長(72)は『民間地のすぐ近くで起きた事故で、人命に関わる問題だ。つり下げ訓練も、民家に近い着陸帯ファルコンも撤去すべきだ』と憤った。」


(3)琉球新報-辺野古中止訴え121万署名 市民団体が提出、過去最大規模-2017年3月9日 17:00


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設や米軍北部訓練場(同県国頭村・東村)の過半返還に伴うヘリパッド建設などに反対する『沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名』が9日までに121万2281人分集まった。県内への基地建設に反対する署名としては過去最大規模となる。呼び掛け人となった市民団体は同日、衆院第1議員会館で集会を開き、野党国会議員に署名を提出し、新基地建設の即時中止に向けて請願の手続きを取るよう求めた。」
②「署名は『基地の県内移設に反対する県民会議』『【止めよう!辺野古埋立て】国会包囲実行委員会』『戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会』の3団体が連携し、昨年10月から全国各地で集めた。9日の集会には民進、共産、社民、自由の4党と参院会派「沖縄の風」の議員ら約20人が参加し、団体代表者から署名を受け取った。」
③「3団体は引き続き4月25日まで署名を集め、全国に賛同者を広げていく考え。集会に参加した沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は、全国各地での取り組みに感謝し『今の沖縄に対して差別とも言える弾圧を許さないし、屈さない。必ず未来の子どもたちのために今ある基地建設を止めていく。その決意を改めて固めた』と語った。」


(4)琉球新報-公明県本が外務省に抗議 米軍ヘリのタイヤ落下-2017年3月10日 11:00


 琉球新報は、「金武町と宜野座村の境界線付近で米軍ヘリがつり下げていたタイヤを落下させた問題を受け、公明党県本は10日午前、外務省沖縄事務所を訪ね、井関至康副所長に抗議し、事故原因の究明や民間地上空でのつり下げ訓練を実施しないことなどを求めた。井関副所長は『徹底した原因究明と再発防止を強く求めているところだ。米側にはしっかりと対応するよう引き続き申し入れていきたい』と述べた。」、と報じた。


(5)琉球新報-汚濁防止膜の設置開始 辺野古新基地建設 新たな工程に-2017年3月10日 10:12


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で、沖縄防衛局は10日午前9時42分、大浦湾海上の臨時制限区域内で、護岸工事に先立つ汚濁防止膜の設置作業を始めた。海面に浮く防止膜につなぐ浮具(フロート)を船でえい航した。工事は新たな工程に入った。防止膜は4月末までに計4カ所設置する予定。5月には護岸工事を始め、その後に本格的な埋め立て作業を始める。」
②「海上では基地建設に反対する市民らが抗議船4隻、カヌー11艇で抗議している。汚濁防止膜の設置と並行し、膜を海底で固定するためのアンカーとなる大型コンクリートブロックの投下も続いている。大型クレーン船が稼働し、午前9時29分からブロックの投下が始まった。2月から続いているブロック投下は現在、予定する228個のうち、少なくとも6割以上が投下を終えているとみられる。」
①「一方、米軍キャンプ・シュワブゲート前では同日午前8時45分ごろ、基地建設に反対する市民約20人が座り込み、県警の機動隊約50人が排除した。工事車両の進入路を確保した後、ゲート内にダンプ19台が入り、うち2台はトレーラーで、荷台にコンテナ3個を積んでいた。」


(6)琉球新報-辺野古汚濁防止膜設置へ 知事に「撤回決断を」 市民、自然破壊も危惧-2017年3月10日 11:22


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「沖縄防衛局が10日にも辺野古移設に向け、護岸工事に伴う汚濁防止膜の設置作業を開始することに、市民から『翁長雄志知事は一刻も早く埋め立て承認の撤回に踏み切ってほしい』『もっと県民は怒らないといけないのではないか』など、翁長知事の決断を待ち望む声や怒りの声が上がった。
②「大浦湾では連日大型のコンクリートブロックが投下され、工事は急ピッチで進んでいる。米軍キャンプ・シュワブゲート前では、工事用車両の搬入を止めようと座り込む人たちを機動隊が強制排除し、工事が遅れる気配はない。」
③「大浦湾の海上で抗議活動をしている写真家の牧志治さん(67)は『汚濁防止膜が張られると海水の流れが阻害され、生態系が破壊される。一度破壊された自然は二度と戻らない』と危惧した。」
④「キャンプ・シュワブゲート前で座り込んで機動隊に強制排除された那覇市の具志ムツミさん(67)は『国は県民の意見を聞かずに勝手な解釈で工事を進めてひどい。もっと県民は怒らないといけないのではないか。子どもや孫、未来の沖縄のことを考えないといけない』と訴えた。大浦湾に面する名護市二見区に住む浦島悦子さん(69)は『毎日大浦湾に落とされるブロックを見せつけられて地域の人は【もう駄目だろう】と不安をかき立てられている。基地ができたら、次世代に申し訳ない。20年間続いてきた行動を絶対に諦めない』と声を上げた。」


(7)沖縄タイムス-辺野古新基地:抗議市民30人を4度強制排除-2017年3月10日 14:45


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブの工事用ゲート前では10日、午前8時45分から午後12時40分にかけて、新基地建設に抗議して座り込む市民20~30人が警察官約50人による計4度の強制排除を受けた。強制排除後に工事車両が基地に計30台入った。また、基地から計30台出た。」、と報じた。




by asyagi-df-2014 | 2017-03-10 18:41 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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