「日出生台演習場ゲート前抗議集会」に参加してきました。

 2017年3月5日、大分県由布市で開かれた「日出生台演習場ゲート前抗議集会」に、参加してきました。いつもより少なめの参加者数となりましたが、変わらない怒りの意志を、2018年度もすでに演習の実施が決定している日米両政府に向けて、「来年もここに集まろう」と参加者全員で、シュプレルコールに込めてきました。
この様子について、大分合同新聞は、写真付きで、「『廃止求め全力で行動』 市民団体が抗議集会 米軍訓練2017」、と次のように伝えています。


(1)市民団体「草の根の会・中津」は5日、由布市湯布院町の日出生台演習場ゲート前で、米軍訓練に抗議する集会を開いた。県内外の約70人が参加した。
(2)梶原得三郎代表が「身を削る地元の人の思いをかみしめよう」とあいさつ。訓練の監視活動をしている浦田龍次さん(53)が、地元の要請に反して午後8時以降の砲撃があったことなどを説明した。社民党の吉田忠智党首も出席し、「皆さんの運動の成果である覚書が平気で破られる。訓練廃止を求め全力で行動する」と誓った。
(3)抗議文を安倍晋三首相に送ることを決め、「マリーンズ・ゴー・ホーム」などとシュプレヒコールを繰り返した。会は中津市のノンフィクション作家、故松下竜一さんの仲間らで構成。訓練のたびに集会を開いている。


 梶原得三郎代表は、この抗議書を安倍晋三内閣総理大臣宛に内容証明付きで送付すると力を込めました。ただ、司会進行の渡辺ひろ子さんは、「読みはしない」と現政権のあり方を批判していましたが。
 さて、この抗議書には、こう記されていました。


 なぜ憲法9条を活かして、独自の平和外交を展開し、世界の信頼を得ようとしないのか。到底理解できることではない。
 ここ数回の演習においても、指揮官が生活道路上をジョッキングしたことや、夜間に砲を備えた複数の軍事車両と武装した兵士が県道に出てきたことなどがあった。演習の前後にわたる米軍兵士の駐留期間、地元の人々に強いられる緊張と不安がどれほどのものなのか、貴殿に想像できるだろうか。地元住民への説明会廃止を含めて、情報の公開は徐々に後退してきている。3月3日には、地元と交わした覚書を無視して午後8時以降の砲撃を行ったが、そのことで講義を受けたのも自治体に謝罪したのも福岡防衛局の職員であった。指揮官の命令で行われた演習で、講義を受ける場に、なぜ、指揮官は同席して自ら謝罪しないのか。これでは覚書の内容が事前に伝わっているのかどうかさえ疑わしい。米軍を高みに置く扱いは、日本政府の対米従属姿勢に連なるものだが、それは駐留米兵の差別意識を増幅し、不祥事を誘発しかねない。
 米軍の演習は地元住民にとって苦痛・迷惑以外のものではない。大分県、地元自治体、、住民は日出生台における米軍演習の縮小廃止を最初から求め続けている。


 この抗議書には、安倍晋三政権の政治手法と日出生台で起きていることの問題点が書き込まれています。
 確かに、安倍晋三政権への根本的指弾は、「 憲法9条を活かして、独自の平和外交を展開し、世界の信頼を得ようとしないのか。」、ということにあります。
最後に、ローカルネット大分・日出生台は、『住民からのメッセージ』をこのように呼びかけてくれています。


 1999年から、ここ湯布院(現在由布市)と玖珠町、九重町の3町にまたがる日出生台演習場において、米海兵隊の実弾砲撃訓練が強行実施され12回目をむかえようとしています。
 私たち日出生台周辺住民は、地域の暮らしを守る視点から、米海兵隊の問題を考え取り組んできました。
 米軍の演習に対して無関心でいることは、私たちの生活を壊すだけでなく、結果として米軍の演習に協力することになるでしょう。若い海兵隊員がだれかを殺し、また殺される。私たちの土地と税金をつかってその訓練をする・・・。
 アジアに人々に「また侵略される」という恐怖感を与え続ける。
 米軍基地の問題は私たちに、各地で同じ思いでこの問題に取り組んでいる多くの人々との出会いをつくってくれました。 
 軍隊による「国家の安全保障」にかえて友好を基礎に「民主の安全保障」を実現しましょう。
 憲法九条を護りましょう。


 本当は、残念ではあるけれど、また次の日出生台ゲート前で。
 梶原得三郎さんや渡辺ひろ子さんに会いに行きましょう。

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by asyagi-df-2014 | 2017-03-06 09:38 | 新たな経験 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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