沖縄-辺野古-高江-から-2017年2月14日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 「最低でも大きな部品は(米軍が)拾ってほしい」
 沖縄県名護市安倍のオスプレイ墜落の放置されたままの残骸のことである。
 これまた、日本政府の主体性のなさを証明するもの。
あわせて、日本政府の小ずるさを琉球新報は、次のように報じた。
 「米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの運用で、日本政府が沖縄配備に先立ち安全策として最低安全高度を地上500フィート(約150メートル)以上と説明していたのに対し、実際の海兵隊による運用は200フィート(約60メートル)に設定していることが13日までに分かった。地元への説明は実際の運用より高い高度でオスプレイの安全性を過大に装っていたことになる。高さ約70メートルの沖縄県庁より低い高度だ。実際、昨年12月の名護市安部で墜落したオスプレイも、夜間訓練で飛行高度を60メートルに設定していたとみられ、説明と実際の運用が食い違ったまま配備から4年以上にわたって訓練が続けられていることになる。」
 しかし、最大の問題は、日本政府がこれが人命に関わるとものであるという認識をしていないことである。


 2017年2月14日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-海中から100キロ残骸 オスプレイ墜落の名護・安部-2017年2月14日 08:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「昨年12月にオスプレイが墜落した名護市安部の海岸で11日、オスプレイのラジエーター(冷却装置)とみられる縦約90センチ、横約60センチ、高さ約30センチほどの部品が発見された。ダイビングチームすなっくスナフキンの西平伸代表(59)ら7人が回収作業の一環で潜水した際、墜落現場付近の水深約25メートルの地点で発見した。」
②「部品は重さ100キロはあるとみられ、西平さんらが船にくくり付けて岸まで運び、安部の住民に引き渡した。住民が回収したオスプレイの残骸は通常、翌日には沖縄防衛局が引き取るが、今回は重さがあるためすぐには回収されず、13日時点で海岸に置かれている。」
③「現場海域にはいまだに細かな残骸があるというが、藻が生えるなどして海底と見分けがつきにくくなっているという。西平代表は『海底で機体を引きずった跡の近くを集中的に捜せば、残骸はもっと出てくるはずだ』と話した。」
④「残骸の回収作業を続ける名護市安部に住む荒木汰久治さん(42)は『最低でも大きな部品は(米軍が)拾ってほしい』と話し、船のガソリンや潜水時の空気ボンベにかかる費用を負担していることから『お金のかかる作業はしてほしい』と要望した。米軍も回収作業は継続している。」


(2)琉球新報-海保のボート、定員オーバー 8人乗りに9人-2017年2月14日 07:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「13日午後2時20分ごろ、海上作業に抗議してフロートを乗り越えたカヌー隊の市民らを排除する際に海上保安官が、定員8人のゴムボートに合計9人を乗せて移動するのが確認された。市民は『定員オーバーだ。他のボートに移して』と2回求めたが、保安官は『正当な業務なので』と説明し、辺野古漁港付近にカヌーと市民を移すまで定員オーバーで移動した。」
②「ボートは『中城GB08』。同型のボートには艇内の後部に定員8人と示す注意書きがあった。拘束されて排除された山崎亨さん(48)によると、当初は保安官6人と市民4人の10人が乗っていたが保安官1人が別のボートに移った後約30分、定員超で移動した。近くには定員に満たないボートがあったという。山崎さんは『日ごろはこちらの船に定員を守れと言っている。緊急でもないのに、法を守る立場の人が(定員を)無視してしまうのはおかしい』と首をかしげた。」
③「第11管区海上保安本部は取材に対し『状況に応じて一時的に定員を超えて抗議者を乗船させることがあるが、正当行為と認識している』と説明した。」


(3)琉球新報-オスプレイ訓練、実際は60メートル 政府説明「150メートル」-2017年2月14日 06:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの運用で、日本政府が沖縄配備に先立ち安全策として最低安全高度を地上500フィート(約150メートル)以上と説明していたのに対し、実際の海兵隊による運用は200フィート(約60メートル)に設定していることが13日までに分かった。地元への説明は実際の運用より高い高度でオスプレイの安全性を過大に装っていたことになる。高さ約70メートルの沖縄県庁より低い高度だ。実際、昨年12月の名護市安部で墜落したオスプレイも、夜間訓練で飛行高度を60メートルに設定していたとみられ、説明と実際の運用が食い違ったまま配備から4年以上にわたって訓練が続けられていることになる。」
②「沖縄にオスプレイを配備する目前の2012年9月19日、防衛省と外務省がオスプレイの『運用に係る安全性』を発表した。その中で『日米合同委員会合意』として、日本での運用は『低空飛行訓練について、最低安全高度(地上500フィート)以上の高度で飛行』と説明していた。さらに添付した合同委の覚書ではただし書きで『MV22の運用の安全性を確保するために、その高度を下回る飛行をせざるを得ないこともある』としている。」
③「一方、09年8月31日付の米海兵隊司令部が出した『MV22(オスプレイ)戦術即応マニュアル』の『防御戦闘作戦(DCM)行動の規則』の中で『DCMは昼間・有視界状況で行わなければならない』とした上で『ティルトローター機(オスプレイ)の飛行最低高度は地上200フィート』と定めている。」
④「さらに、オスプレイ配備に伴い米軍が公表した環境レビューの本文では、低空飛行訓練の高度は『500フィート』以上と繰り返し述べながら、別表で昼間と夜の明るい時間帯での低空飛行のモデル高度は『200フィート』と明記している。」
⑤「昨年12月に名護市安部で墜落したオスプレイの操縦士の物とみられるチェックリスト(確認書)で、NVG(夜間暗視眼鏡)を使った訓練の項目で『レーダー高度設定』の欄に手書きで『200フィート』と記入されていた。飛行前の打ち合わせ時の記入とみられ、低高度の飛行が安全のための突発的対応ではなく、訓練の前提として200フィートに設定されていたことになる。」
⑥「13年の県外でのオスプレイの低空飛行訓練でも、200フィート(60メートル)の高度で飛行していたことが明らかになっており、沖縄でも60メートルで低空飛行している可能性が高い。」
(滝本匠)


(4)沖縄タイムス-辺野古新基地:「民意つぶすな」ゲート前で抗議 工事車両8台が基地内に-2017年2月14日 12:41


 沖縄タイムスは、「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では14日午前9時10分すぎ、新基地建設に反対し、座り込む市民ら約30人に対して機動隊約50人がごぼう抜きで排除した。市民らは『沖縄の民意をつぶすな』と抗議の声を上げたが、大型トラックやクレーン車など、工事車両8台が基地内に入った。シュワブ沿岸では午後0時現在、作業船に目立った動きは確認されていない。」、と報じた。


(5)琉球新報-「早急に計画まとめる」 那覇軍港移設で翁長知事 浦添市長の公約尊重-2017年2月14日 15:13


 琉球新報は、「那覇軍港の浦添市移設を巡り、軍港受け入れの立場を表明した松本哲治氏が浦添市長選で再選されたことに関し、那覇港管理組合の港湾管理者である翁長雄志知事は『浦添市をはじめ県、那覇市を含めた各構成団体と引き続き連携を密にしながら、できるだけ早く港湾計画を取りまとめたい』と述べた。14日開かれた那覇港管理組合議会で翁長政俊県議の質問に答えた。翁長知事は「選挙で当選した松本市長の考え方は、浦添市の考え方だ」と述べ松本氏の公約を尊重する姿勢を見せた。翁長知事は浦添市長選で、軍港移設については市民投票を行うと表明した前浦添市議の又吉健太郎氏を応援していた。」、と報じた。



by asyagi-df-2014 | 2017-02-14 16:40 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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