沖縄-辺野古-高江-から-2017年1月20日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 辺野古の新基地建設を巡っての「違法確認訴訟」の最高裁判決で沖縄県が敗訴してから1カ月が立った。
 この間起こったことは、より危険で威圧的なフロートの設置や変わらずに起こる基地被害の問題であった。
 今は、いつもこんな時に使用される言葉、「正念場」だ。


 2017年1月20日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-辺野古の工事再開、知事は「あらゆる手法で」阻止姿勢 違法確認訴訟・敗訴から1カ月-2017年1月20日 05:00


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設を巡る違法確認訴訟の最高裁判決で沖縄県が敗訴してから20日で1カ月となった。敗訴を受け、翁長雄志知事は自身の承認取り消し処分を取り消し、国は昨年12月27日にキャンプ・シュワブ沿岸部の埋め立てに向けた工事を再開した。県は工事開始前の事前協議を求めているが国は応じておらず、本体工事に向けフロートの設置作業を急いでいる。」
②「知事は取り消し処分を取り消す一方、新基地建設は『あらゆる手法で阻止する』との姿勢を崩していない。3月で期限を迎える岩礁破砕許可やサンゴを移植する際の特別採捕許可、埋め立て本体工事の設計変更申請の不許可など知事権限を行使する考えだ。現在、県は2013年の埋め立て承認時に付した留意事項に基づく事前協議や岩礁破砕許可の条件が守られているかを確認するため海中に設置するコンクリートブロックの大きさや個数などの報告を求めている。だが、19日までに防衛局から返事はなく、県は国の留意事項違反などを根拠に承認の撤回を検討しているほか、県民投票の実施も視野に入れている。また、31日からは訪米し米議会関係者や有識者らに直接、辺野古計画の見直しを求める。」
③「一方、防衛局は抗議する市民らが臨時制限区域に立ち入らないようロープを張る新たなフロートの設置を進めているほか、報道各社に取材船で臨時制限区域に入らないよう呼び掛ける文書を送付するなど、警備態勢を強化している。国は国内最大級の作業船を導入し、早ければ月内にもボーリング調査を開始する予定で、護岸建設などの本体工事着手に向けた態勢を早急に整える考えだ。」


(2)琉球新報-フロート設置作業進む 辺野古新基地建設 ゲート前で70人が抗議-2017年1月20日 12:01


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設の関連作業で、沖縄防衛局は20日午前、米軍キャンプ・シュワブ沿岸の海上で、臨時制限区域を示す浮具(フロート)設置に向けた作業を進めた。前日までに設置した支柱付きフロートの周囲を作業員らがボートで見回る様子も見られた。キャンプ・シュワブのゲート前では同日午前、最大約70人が集まり、建設に反対の声を上げた。」、と報じた。
 また、「シュワブの新ゲート前では、新基地建設に反対する市民らが午前6時ごろから、作業員を乗せた車の入構を阻止しようと集まった。午前8時ごろからは工事用ゲート前に座り込んだ。同日午前11時45分までに、工事用車両の搬入はなかった。市民らは午前10時ごろから、作業海域の見える通称第3ゲートに移動し、海上で抗議活動をする市民にエールを送った。」、と伝えた。


(3)琉球新報-「政府による沖縄徹底攻撃だ」 鎌田さんら、山城さんの長期拘留批判-2017年1月20日 15:21


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「山城博治沖縄平和運動センター議長が名護市辺野古の新基地建設や米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯建設への抗議行動で逮捕・起訴され、長期拘留を強いられていることを受けて、ルポライターの鎌田慧さんや彫刻家の金城実さんら呼び掛け人と県議員代表が20日午前、那覇地裁に早期釈放を求める世界66カ国から集まった署名1万8402筆を提出した。」
②「県庁で会見した鎌田さんは『軍事強化を図る政府は反発運動を鎮圧するため、沖縄を徹底攻撃している』と批判した。戦前の大逆事件を럀彷彿랙ほう랻ふつ랈させる強権政治と人権弾圧が沖縄で再起していると警鐘を鳴らした。」
③「金城さんは今後、市民運動が標的になりかねないことを危ぐした。」
②「呼び掛け人は他に作家の落合恵子さん、評論家の佐高信さん、ノンフィクション作家の澤地久枝さん、脚本家の小山内美江子さん、精神科医の香山リカさん。昨年12月末から約3週間にわたり、インターネットなどを通じて世界に沖縄の実情を発信し、署名を集めた。」



(4)琉球新報-「最高裁判決に従い、進める」 安倍首相、辺野古建設推進を強調 施政方針演説-2017年1月20日 14:28


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「安倍晋三首相は22日午後、衆院本会議で施政方針演説を行い、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地移設について『最高裁判決に従い、名護市辺野古沖への移設工事を進める』などと強調した。『かつて【最低でも】と言ったことすら実現せず、失望だけが残った。威勢のよい言葉だけ並べても、現実が1ミリも変わらない。必要なことは実行だ。結果を出すことだ】とも述べ、民主党政権を引き合いに出した上で、新基地建設推進の姿勢をより鮮明にした形となった。」
②「そのほか日米同盟の強化を掲げつつ、北部訓練場の返還や日米地位協定で身分が保障される軍属の範囲を明確化する『補足協定』の締結など基地負担軽減策を強調した。」
③「沖縄振興の関連では『沖縄はアジアの懸け橋。わが国の観光や物流のゲートウェイだ』などと言及し、外国人観光客が増加する新石垣空港の機材大型化に向けた施設整備を支援する考えを示した。」




by asyagi-df-2014 | 2017-01-20 16:39 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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