沖縄-辺野古-高江-から-2017年1月10日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 「伊江島補助飛行場など県内13施設と周辺2水域を『共同使用』の候補地として挙げるなど、沖縄を舞台に、水面下で軍事一体化計画が進んでいる。」(沖縄タイムス)、とされる。具体的には、「研修」か「訓練」がの区別つきにくい内容で、「自衛隊による県内の米軍基地内での『研修』が増加傾向にあり、2015年度は記録が残る08年度以降最多の48回に上ったことが防衛省の資料で分かった。」(同)、と。
 米軍再編に乗っかかる形で、自衛隊強化を図る安倍晋三政権の思惑が、透けて見える。
 

 2017年1月10日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-約60人が抗議の座り込み 辺野古新基地建設 海上では浮き設置や潜水調査-2017年1月10日 10:56


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では10日午前7時すぎから、新基地建設に反対する市民ら約60人が座り込みをしている。午前9時45分現在、資材搬入は確認されていない。市民らは交代でマイクを持ち『今年でけりを付けよう』『新基地建設作業をするな』などと訴えた。」、と報じた。
 また、「一方、沖縄防衛局は午前、米軍キャンプ・シュワブ沿岸に設置していた油防止膜(オイルフェンス)の一部をクレーンでいったん浜に引き寄せ、再び作業船で海上に設置し直す作業をした。オイルフェンスで囲う範囲を広げているとみられる。午前9時すぎには、作業船が赤色の浮きを設置し、付近では潜水調査も実施した。」、と報じた。
 さらに、「新基地建設に反対する市民らは抗議船3隻、カヌー13艇で抗議をしている。海上保安庁のゴムボートは7艇程度で市民の抗議行動を警戒している。」、と伝えた。


(2)琉球新報-オスプレイ低空飛行 学校、住宅の付近複数回 名護-2017年1月10日 10:40


 琉球新報は、「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ周辺で9日、米海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイが複数回にわたって低空飛行するのが確認された。飛行したルートの付近には家や学校もあり、市民からは怒りの声が上がった。」、と報じた。 
 また、「オスプレイはシュワブ内に複数箇所あるヘリパッドで離着陸の訓練を実施したとみられる。付近にある国立沖縄工業高等専門学校(沖高専)や国道329号沿いにあるコンビニ、シュワブゲート上空で低空飛行していた。県統一連の瀬長和男事務局長はオスプレイが名護市安部に墜落したことに触れ『事故原因がはっきりしていないのに民間地や学校の周辺を(オスプレイが)飛んでいるこの状況はおかしい』と指摘。『日本政府はよく【沖縄に寄り添う】と言っているが、寄り添う気があるのなら、米軍に強く抗議するべきなのにやっていない』と憤りをあらわにした。」、と伝えた。


(3)沖縄タイムス-辺野古:新基地建設の資機材、搬入されず-2017年1月10日 14:38


 沖縄タイムスは、「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で、10日午前7時から新基地建設に反対する市民らが抗議集会を開き、工事車両専用のゲート前に座り込んで関係車両の進入を警戒した。正午には約60人が集まった。午後2時現在、車両の出入りや資材搬入などは確認されていない。一方、沖縄防衛局は午前、浜のクレーンを使用してオイルフェンスをつり上げる作業をしていたが、午後2時時点で海上への設置作業には着手していない。」、と報じた。
 また、「午後には潜水士が海に潜り、以前設置したフロートを確認するような作業が見られた。フロート近くに集まった市民のカヌーに対し、海上保安庁は『速やかに退去して』と繰り返し、警戒を強めていた。」、と伝えた。


(4)沖縄タイムス-実戦に近い特殊作戦も 自衛隊の県内米軍基地「研修」、15年度は最多48回-2017年1月10日 07:46


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「自衛隊による県内の米軍基地内での『研修』が増加傾向にあり、2015年度は記録が残る08年度以降最多の48回に上ったことが防衛省の資料で分かった。中でも陸上自衛隊は15年度、テロ対策などの専門部隊、中央即応集団が『特殊作戦研修』に初めて2回参加している。実践的な経験を積む事実上の『共同訓練』で、日米の軍事一体化が進む実態が浮き彫りとなった。(政経部・大野亨恭)」
②「『特殊作戦研修』は09年度から開始し、15年度は4月と8月にそれぞれ中央即応集団特殊作戦群の10人が参加した。15年8月12日にうるま市沖で訓練中の米陸軍ヘリが米艦船上に墜落し、2人の陸自隊員が負傷した事故も、この研修の一環だった。防衛省はあくまでも「研修」とするが、艦船墜落事故は米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)がヘリから降下し、武装勢力から船を奪還する訓練の最中だった。10人のうち2人はヘリに同乗、8人は艦上で訓練を学ぶ極めて実戦に近い内容だった。また、12年からはキャンプ・ハンセンやシュワブ、ホワイトビーチなどで米軍の水陸両用作戦にも訓練名目で参加している。防衛省は『技術向上や日米隊員間の関係強化が目的』とするが、陸自が17年度に新設する『水陸機動団』で導入する水陸両用車『AAV7』の操作を学ぶ狙いもあり、「訓練」か「研修」か、線引きはあいまいだ。」
③「防衛省がまとめた研修実績によると、08年度は陸海空合わせて26回だったが年々増加し、15年度は過去最多の48回に上った。15年度の内訳は、空自26回、陸自21回、海自1回となっている。」
④「民主党政権下の12年、防衛省はキャンプ・シュワブやハンセンなどに陸自を常駐させる計画を立案したことが明らかになっている。伊江島補助飛行場など県内13施設と周辺2水域を『共同使用』の候補地として挙げるなど、沖縄を舞台に、水面下で軍事一体化計画が進んでいる。



by asyagi-df-2014 | 2017-01-10 17:36 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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