沖縄-辺野古-高江-から-2017年1月4日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 安倍晋三政権(沖縄防衛局)は2016年1月4日午前、年末年始のため昨年12月28日から休止していた辺野古新基地建設に向けた作業を再開させた。
 翁長雄志沖縄県知事は、県職員に向けて、「建白書の精神に基づき、辺野古に新基地を造らせないことを県政の柱とし、県の有するあらゆる手法を用いて取り組むとともに、普天間基地の閉鎖撤去、オスプレイの配備撤回という公約実現に向けて取り組んでいく」、と改めて新基地建設阻止への強い決意を示した。
 理にかなうのは、知事の決意である。
 実は、残された問題は、沖縄以外の日本人の「人らしい」覚悟ではないか。


 2017年1月4日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-石垣市、陸自候補地周辺4地区から意見聞かず 住民ら、市長に受け入れ撤回要求-2017年1月4日 05:00


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画を巡り、候補地近隣の開南、嵩田、於茂登、川原の4地区の公民館長は12月30日、川原公民館で記者会見し、中山義隆市長の配備受け入れ表明に抗議し撤回を求める声明を発表した。撤回した上での面会を要求。判断前に4地区の意見を聞くとしていた中山市長が『調整がつかなかった』などと住民側に非があるような発言をしていることを批判した。」
②「中山市長は市議会12月定例会で、判断前に意見聴取する考えを示していた。表明の際は『調整がつかなかった。いたずらに判断を延ばすわけにはいかない』などと説明。4地区とは『1月の早い段階で会えるよう調整したい』としている。」
③「川原公民館の具志堅正館長は『年内は難しいので年明けの早い時期に調整することで市は了解していた。決して4地区が引き延ばしてはいない』と強調。嵩田公民館の川満哲生館長は『こっちに非があるような発言で、責任逃れの言い方だ。表明を撤回しなければ会う意味がない』と訴えた。」
④「開南公民館の砂川英秀館長は、市議会に出した計画中止を求める請願が継続審議となったことを挙げ『委員会は市長と4地区の面談を考慮して継続審議にしていた。その理由が成り立たない』と指摘。於茂登公民館の喜友名朝福館長は『市民をばかにしている。怒りは頂点に達した』と憤った。」


(2)琉球新報-フロートを浜に並べる 辺野古新基地建設-2017年1月4日 13:31


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は4日午前、年末年始のため昨年12月28日から休止していた作業を再開させた。昨年末に引き続き、シュワブ内に保管していた浮具(フロート)をトラックで海岸まで運び、浜に並べる作業をした。4日正午現在、フロートや汚濁防止膜(オイルフェンス)の海への設置や別の浜に置かれている浮桟橋の設置などの作業は実施されていない。」
②「午前10時ごろ、フロートやオイルフェンスが並べられている浜にクレーンが到着した。午前11時ごろにはトラックがフロートを浜に運び、さらにクレーンが並べる作業を始めた。トラックは午前中、少なくとも5回にわたってフロートを浜に運び込んだ。」
③「新基地建設に反対する市民らは抗議船4隻、カヌー10艇で浜に近づき『作業をやめろ』『基地を造るな』などとシュプレヒコールを上げた。」
④「米軍キャンプ・シュワブゲート前では建設に反対する市民ら数人が監視活動をしている。資材の搬入などは見られず、大人数による抗議行動は行われていない。」


(3)琉球新報-「あらゆる手法で」 翁長知事、年頭あいさつで新基地阻止誓う-2017年1月4日 10:42


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「翁長雄志知事は4日午前9時半、沖縄県庁での職員向けの年頭あいさつで、4日にも政府が埋め立て工事を本格的に再開する米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について『建白書の精神に基づき、辺野古に新基地を造らせないことを県政の柱とし、県の有するあらゆる手法を用いて取り組むとともに、普天間基地の閉鎖撤去、オスプレイの配備撤回という公約実現に向けて取り組んでいく』と述べ、改めて新基地建設阻止への強い決意を示した。」
②「冒頭で昨年を振り返り、米軍属女性暴行事件や米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなどの米軍機墜落、辺野古埋め立て承認取り消しを巡る訴訟での敗訴、米軍北部訓練場でのヘリパッド新設とオスプレイの訓練継続を挙げ『米軍基地があることから派生するさまざまな事件・事故が県民の安全・安心な生活を脅かす状況が今なお続いている。沖縄の過重な基地負担の軽減にはほど遠い状況にある』と指摘した。」
③「基地問題のほか、好調な観光産業や情報関連産業など経済面での好況の一方で、非正規雇用の問題や増大するクルーズ船への対応、大型MICE施設整備、空港・港湾の物流強化などの課題に取り組む姿勢も強調した。」


by asyagi-df-2014 | 2017-01-04 19:15 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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