沖縄-辺野古・高江から-2016年12月20日

 宜野湾市長は、「極めて遺憾だ」。
 宜野湾市民は、「また平気で飛ばすんだ。命が軽視されている」、「本土の人は何を思うのか。沖縄ではアメリカのやりたい放題だ」。
 名護市長は、「言語道断だ」。
 名護市民は、「胴体着陸も同時に発生している。人命にかかわる事故が起こってからでは遅い。今こそ県民が怒りの声を上げないといけない」。
 那覇市民は、「日本政府は自分たちさえよければそれでいいのか。沖縄のことをよその国の様にしか考えていないのではないか」。
 北谷町長は、「県民の不安や恐怖を一顧だにしない軍事優先の動きだ。原因が機体の異常でないと示したかったのではないか」。
 宜野座村長は、「安全性に対する疑問が残る中での飛行再開は、県民の理解を得られない」。
 国頭村長は、「米軍の説明を聞く限り、県民は納得しない。政府にはもっと強く米軍に申し入れてほしかった」。
沖縄県知事は、「県民に寄り添うとしながら米側の説明をうのみにし、米軍の考えを最優先し、飛行再開を容認する政府の姿勢は極めて県民不在だと言わざるを得ない。日米安保に貢献する県民を一顧だにしないもので強い憤りを感じる」。
 自民党県連会長は、「県民が苦しんでいるのを無視して言いなりになって(再開を)許可できるのか」。
 これだけでも足りない。
沖縄県知事の「日本国の在り方が変わらない限り、とても県民の気持ちを伝えることはできない」という言葉の重みと深刻さを、安倍晋三政権は肝に命じるべきだ。


 「言葉を尽くしても尽くしきれないほどの、怒りとむなしさを感じる」。
 「日米地位協定の下、日本が物事を主体的に判断するような状況にない。法治国家ではない」。
 「民主主義、地方自治を守るという意味で、今の日本国の在り方はとても耐えられない」。 「沖縄担当大使、沖縄防衛局長にその都度、申し入れをしても『米軍に伝えます』以外に何ら反応がない。当事者能力がない」。


 2016年12月20日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-オスプレイ飛行再開 墜落6日後、県民反発 米軍、県に直前通告-2016年12月20日 07:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「13日夜に名護市安部の海岸で墜落して以降、飛行を停止していた米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが19日午後1時58分、普天間飛行場を離陸し、飛行訓練を再開した。事故前の運用と同様、午後10時近くまで飛行した。詳しい事故の経緯や原因が明かされない中、地元の反対を押し切って事故から6日後に飛行再開したことに翁長雄志県知事をはじめ、県民から怒りの声が上がっている。」
②「19日に飛行を全面再開する米軍の意向を受けた沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長ら幹部は19日朝、県庁や宜野湾市、名護市などを訪れて飛行再開を伝えた。それ以外の関係自治体にはファクスで知らせた。」
③「米軍普天間飛行場を飛び立ったオスプレイは伊江村の米軍伊江島補助飛行場で、着陸してすぐに離陸する訓練『タッチ・アンド・ゴー』などを繰り返した。普天間飛行場移設に伴う新基地建設が強行される名護市辺野古や、墜落現場となった名護市安部上空でも飛行が確認された。」
④「普天間飛行場を抱える宜野湾市長は『極めて遺憾だ』と述べた。事故現場となった名護市の稲嶺進市長は『言語道断だ』と憤った。その他の市町村首長からも飛行再開の根拠を疑問視する声が上がった。」


(2)琉球新報-訓練に自民県連「冗談じゃない」 防衛局長呼び出し抗議-2016年12月20日 10:00


 琉球新報は、「『あなたたちが県民の声を中央に伝え、駄目だと言い切らないといけないんだよ』。オスプレイの飛行再開を受け、自民党県連(照屋守之会長)は19日、那覇市の県連事務所に沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長を呼び、強く抗議した。政権与党の自民県連が政府機関を呼び出すのは異例だ。」、と報じた。
 また、「事故からわずか6日後の飛行再開に照屋会長は『冗談じゃないよ』と憤慨。中嶋氏に対して『県民が苦しんでいるのを無視して言いなりになって(再開を)許可できるのか』などと終始声を張り上げ、時にソファの肘掛けをたたくなどして怒りを抑えきれない様子でまくしたてた。」、と伝えた。


(3)琉球新報-「命が軽視されている」 オスプレイ飛行再開 国も黙認 県民不在-2016年12月20日 10:13


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「墜落から6日でオスプレイが訓練を再開した。バラバラに壊れた機体が目に焼き付いている沖縄県民からは『あまりに早い』と懸念を顧みない米軍の姿勢に強い批判が広がった。再開初日は那覇上空も飛行。『沖縄を何だと思っているのか』と、飛行再開を容認した日本政府に対しても県民の憤りが高まっている。」
②「嘉数高台公園でウオーキング中の奥間俊満さん(69)=宜野湾市嘉数=の上をオスプレイが飛んだ。奥間さんは『ひどい。最低だ』と声を荒らげる。自宅は飛行ルート下。『本土の人は何を思うのか。沖縄ではアメリカのやりたい放題だ』といら立ちを隠さなかった。」
③「宜野湾市喜友名の飲食店で働く女性(48)が店の片付けをしていると、独特の騒音がとどろいてきた。『また平気で飛ばすんだ。命が軽視されている』と失望感をあらわにした。」
④「19日夜、名護市民会館で開かれた新たな基地建設に反対するシンポジウムに参加した比嘉美津江さん(64)=同市=は『胴体着陸も同時に発生している。人命にかかわる事故が起こってからでは遅い。今こそ県民が怒りの声を上げないといけない』」と力を込めた。東村高江に住む伊佐育子さん(56)は『これを許していいのか、県民が問われている』と話した。またオスプレイがこの日離着陸した伊江村の反戦平和資料館の謝花悦子館長は事故状況を説明しない米軍について『県民をばかにしている。道理も何もない』と批判した。」
⑤「南城市のスーパーで買い物を終えたばかりの赤嶺栄子さん(66)=南風原町=は『県民の生活を無視しているようだ』と指摘。仕事のため那覇市にいた会社員の上村英之さん(34)=沖縄市=は『原因を解明してから再開するべきで、早過ぎると思う』と話し、会社員の荻堂盛涼さん(55)=那覇市=は『うるさいし、危ない。オスプレイの飛行そのものに反対だ』と切り捨てた。那覇市の女性(80)は『日本政府は自分たちさえよければそれでいいのか。沖縄のことをよその国の様にしか考えていないのではないか』と批判した。」


(4)琉球新報-米軍、事故機の一部普天間へ搬送 沖縄オスプレイ事故-2016年12月20日 10:13


 琉球新報は、「米軍は20日午前1時50分ごろ、名護市安部海岸に墜落したオスプレイの機体の一部を、うるま市の米軍ホワイトビーチから宜野湾市の米軍普天間飛行場へ搬送した。機体は2台のトレーラーに積まれ午前1時10分ごろホワイトビーチを出発し、県道85号を南下したのち渡口十字路を仲順方面に走行。国道330号を野嵩方面に進行し、米軍普天間飛行場野嵩ゲートに入った。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-オスプレイ飛行再開:市町村長「容認できぬ」怒りの声 一定の理解も-2016年12月20日 10:05


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「墜落事故を起こした在沖米海兵隊のオスプレイの飛行が再開された19日、基地を抱える関係自治体の首長からは『容認できない』と怒りの声が相次いだ。一方、再開に一定の理解を示す意見もあった。」
②「沖縄防衛局の遠藤仁彦次長から説明を受けた當眞淳宜野座村長は『安全性に対する疑問が残る中での飛行再開は、県民の理解を得られない』と指摘。仲間一金武町長も『強い憤りを感じる。原因究明までは飛行中止を強く求めたい』と訴えた。伊集盛久東村長は『原因究明したとは言えず、飛行再開は早すぎる。遺憾だ』と憤り、宮城久和国頭村長は『米軍の説明を聞く限り、県民は納得しない。政府にはもっと強く米軍に申し入れてほしかった』と政府の対応を批判した。高良文雄本部町長も『詳細な原因究明もされないままの再開は、県民を見下しているとさえ感じる』と憤慨。恩納村の長浜善巳村長は『知事や多くの市町村長、議会も抗議の声を上げる中、県民無視で極めて遺憾だ』と批判した。」
③「一方、オスプレイの離着陸が確認された伊江村の島袋秀幸村長は『早期再開は釈然としないが、内容を聞いて、再開には一定の理解をする』との見解を示した上で、早期の訓練移転などを求めた。」
④「米軍嘉手納基地に隣接する嘉手納町の當山宏町長は『本来の事故原因は究明されておらず、県民は納得していない。短期間で安全性が確認されたのか疑問が残る』と指摘。野国昌春北谷町長も『県民の不安や恐怖を一顧だにしない軍事優先の動きだ。原因が機体の異常でないと示したかったのではないか』と非難した。米軍の対応を『一方的な通告だ』と指摘した島袋俊夫うるま市長。『すぐに米軍の発表を受け入れ、周知した日本政府の対応は違和感がある』疑問視した。那覇市の城間幹子市長は『納得が得られるような事故原因の究明はされていない。飛行再開は断じて認められない』と強調した。」


(6)沖縄タイムス-翁長知事、政府に不信感「法治国家ではない」-2016年12月20日 09:11


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「『言葉を尽くしても尽くしきれないほどの、怒りとむなしさを感じる』。オスプレイ飛行再開を受けて急きょ開かれた19日の記者会見で、翁長雄志沖縄県知事は声を震わせた。飛行を容認した日本政府に『日米地位協定の下、日本が物事を主体的に判断するような状況にない。法治国家ではない』と不信感をあらわにした。」
②「この日朝の登庁時、記者団に囲まれた際は、日本政府の対応を『言語道断。そういう政府は相手にできない』と批判。『法治国家ではない』と言い切った。」
③「『民主主義、地方自治を守るという意味で、今の日本国の在り方はとても耐えられない』。会見では終始冷静な口調ながら、厳しい言葉を連ねた。繰り返される事件事故に、『沖縄担当大使、沖縄防衛局長にその都度、申し入れをしても【米軍に伝えます】以外に何ら反応がない。当事者能力がない』とばっさり。『日本国の在り方が変わらない限り、とても県民の気持ちを伝えることはできない』と表情をこわばらせた。」


(7)琉球新報-辺野古訴訟、沖縄県が敗訴 最高裁、上告退ける-2016年12月20日 15:03


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡り、国が県を相手に提起した不作為の違法確認訴訟で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は20日午後、上告審の判決を言い渡し、県の上告を退けた。国の請求を認め、承認取り消しは違法だとした福岡高裁那覇支部の判決が確定した。判決を受けて翁長知事は年内にも承認取り消しを『取り消す』見通しで、国は年明けにも埋め立て工事を再開する構えだ。一方で、翁長知事は辺野古への新基地建設阻止の姿勢を堅持する方針を示しており、新基地建設を巡る県と国の対立は新たな局面に突入する。」
②「不作為の違法確認訴訟の一審・高裁那覇支部は9月16日、翁長知事による承認取り消しは違法だとして、同取り消しの違法性の確認を求めていた国の主張を全面的に認める判決を出した。県は判決を不服として、同23日に上告していた。最高裁は12月12日、口頭弁論を開かずに判決を言い渡す決定をし、判例や法令違反に関する県の上告受理申し立ての一部を審理の対象とするとした。」
③「普天間飛行場の辺野古移設を巡っては、仲井真前知事が2013年12月27日に沖縄防衛局による埋め立て申請を承認。辺野古新基地建設阻止を公約に当選した翁長知事が15年10月13日に承認を取り消した。代執行訴訟での和解を経て、国は16年7月22日に不作為の違法確認訴訟を高裁那覇支部に提起した。」


(8)沖縄タイムス-辺野古訴訟、沖縄県の敗訴確定 最高裁が上告棄却 工事再開へ-
2016年12月20日 15:02


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相が沖縄県の翁長雄志県知事を訴えた『辺野古違法確認訴訟』の上告審で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は20日、沖縄県側の上告受理申し立てを棄却する判決を言い渡した。翁長雄志知事の辺野古埋め立て承認取り消し処分を違法とした一審福岡高裁那覇支部判決を支持する内容で、県側の敗訴が確定した。」
②「判決を受けて、知事は年内にも処分の取り消しに向けた手続きに入る。政府は埋め立てを伴う本体工事に向けた準備に着手する。ただ県側は、仲井真弘多前知事が下した埋め立て承認処分の撤回や岩礁破砕許可など知事権限の行使を検討しており、普天間飛行場の移設計画が円滑に進むかどうか不透明だ。」
③「辺野古沿岸部の埋め立てを巡っては、翁長知事が2015年10月、埋め立て承認処分を取り消した。国側は処分の取り下げを求めて県側に是正を指示したが従わなかったため、今年7月に提訴した。」
④「9月の高裁那覇支部判決は『仲井真前知事の承認に瑕疵(かし)はなく、普天間飛行場の騒音被害を除去するには、辺野古に新基地を建設するしかない』と判示。承認取り消し処分の違法性を認め、国の是正指示に従わず違法に放置していると認定した。」
⑤「県側は10月、一審判決を不服として憲法で定められた地方自治権の侵害などを訴える上告理由書と、一審が公有水面埋立法の解釈を誤っていると指摘する上告受理申し立て理由書を提出。最高裁は12月12日、地方自治権の侵害などを訴える上告については『上告理由に当たらない』として棄却した。」


 以下、琉球新報、沖縄タイムスの引用。








(1)琉球新報-オスプレイ飛行再開 墜落6日後、県民反発 米軍、県に直前通告-2016年12月20日 07:30


 【宜野湾】13日夜に名護市安部の海岸で墜落して以降、飛行を停止していた米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが19日午後1時58分、普天間飛行場を離陸し、飛行訓練を再開した。事故前の運用と同様、午後10時近くまで飛行した。詳しい事故の経緯や原因が明かされない中、地元の反対を押し切って事故から6日後に飛行再開したことに翁長雄志県知事をはじめ、県民から怒りの声が上がっている。

 19日に飛行を全面再開する米軍の意向を受けた沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長ら幹部は19日朝、県庁や宜野湾市、名護市などを訪れて飛行再開を伝えた。それ以外の関係自治体にはファクスで知らせた。
 米軍普天間飛行場を飛び立ったオスプレイは伊江村の米軍伊江島補助飛行場で、着陸してすぐに離陸する訓練「タッチ・アンド・ゴー」などを繰り返した。普天間飛行場移設に伴う新基地建設が強行される名護市辺野古や、墜落現場となった名護市安部上空でも飛行が確認された。
 普天間飛行場を抱える宜野湾市長は「極めて遺憾だ」と述べた。事故現場となった名護市の稲嶺進市長は「言語道断だ」と憤った。その他の市町村首長からも飛行再開の根拠を疑問視する声が上がった。


(2)琉球新報-訓練に自民県連「冗談じゃない」 防衛局長呼び出し抗議-2016年12月20日 10:00


 「あなたたちが県民の声を中央に伝え、駄目だと言い切らないといけないんだよ」。オスプレイの飛行再開を受け、自民党県連(照屋守之会長)は19日、那覇市の県連事務所に沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長を呼び、強く抗議した。政権与党の自民県連が政府機関を呼び出すのは異例だ。

 事故からわずか6日後の飛行再開に照屋会長は「冗談じゃないよ」と憤慨。中嶋氏に対して「県民が苦しんでいるのを無視して言いなりになって(再開を)許可できるのか」などと終始声を張り上げ、時にソファの肘掛けをたたくなどして怒りを抑えきれない様子でまくしたてた。


(3)琉球新報-「命が軽視されている」 オスプレイ飛行再開 国も黙認 県民不在-2016年12月20日 10:13


 墜落から6日でオスプレイが訓練を再開した。バラバラに壊れた機体が目に焼き付いている沖縄県民からは「あまりに早い」と懸念を顧みない米軍の姿勢に強い批判が広がった。再開初日は那覇上空も飛行。「沖縄を何だと思っているのか」と、飛行再開を容認した日本政府に対しても県民の憤りが高まっている。


 嘉数高台公園でウオーキング中の奥間俊満さん(69)=宜野湾市嘉数=の上をオスプレイが飛んだ。奥間さんは「ひどい。最低だ」と声を荒らげる。自宅は飛行ルート下。「本土の人は何を思うのか。沖縄ではアメリカのやりたい放題だ」といら立ちを隠さなかった。

 宜野湾市喜友名の飲食店で働く女性(48)が店の片付けをしていると、独特の騒音がとどろいてきた。「また平気で飛ばすんだ。命が軽視されている」と失望感をあらわにした。

 19日夜、名護市民会館で開かれた新たな基地建設に反対するシンポジウムに参加した比嘉美津江さん(64)=同市=は「胴体着陸も同時に発生している。人命にかかわる事故が起こってからでは遅い。今こそ県民が怒りの声を上げないといけない」と力を込めた。

 東村高江に住む伊佐育子さん(56)は「これを許していいのか、県民が問われている」と話した。またオスプレイがこの日離着陸した伊江村の反戦平和資料館の謝花悦子館長は事故状況を説明しない米軍について「県民をばかにしている。道理も何もない」と批判した。

 南城市のスーパーで買い物を終えたばかりの赤嶺栄子さん(66)=南風原町=は「県民の生活を無視しているようだ」と指摘。

 仕事のため那覇市にいた会社員の上村英之さん(34)=沖縄市=は「原因を解明してから再開するべきで、早過ぎると思う」と話し、会社員の荻堂盛涼さん(55)=那覇市=は「うるさいし、危ない。オスプレイの飛行そのものに反対だ」と切り捨てた。

 那覇市の女性(80)は「日本政府は自分たちさえよければそれでいいのか。沖縄のことをよその国の様にしか考えていないのではないか」と批判した。



(4)琉球新報-米軍、事故機の一部普天間へ搬送 沖縄オスプレイ事故-2016年12月20日 10:13


 【うるま】米軍は20日午前1時50分ごろ、名護市安部海岸に墜落したオスプレイの機体の一部を、うるま市の米軍ホワイトビーチから宜野湾市の米軍普天間飛行場へ搬送した。機体は2台のトレーラーに積まれ午前1時10分ごろホワイトビーチを出発し、県道85号を南下したのち渡口十字路を仲順方面に走行。国道330号を野嵩方面に進行し、米軍普天間飛行場野嵩ゲートに入った。
【琉球新報電子版】


(5)沖縄タイムス-オスプレイ飛行再開:市町村長「容認できぬ」怒りの声 一定の理解も-2016年12月20日 10:05


 墜落事故を起こした在沖米海兵隊のオスプレイの飛行が再開された19日、基地を抱える関係自治体の首長からは「容認できない」と怒りの声が相次いだ。一方、再開に一定の理解を示す意見もあった。

 沖縄防衛局の遠藤仁彦次長から説明を受けた當眞淳宜野座村長は「安全性に対する疑問が残る中での飛行再開は、県民の理解を得られない」と指摘。仲間一金武町長も「強い憤りを感じる。原因究明までは飛行中止を強く求めたい」と訴えた。

 伊集盛久東村長は「原因究明したとは言えず、飛行再開は早すぎる。遺憾だ」と憤り、宮城久和国頭村長は「米軍の説明を聞く限り、県民は納得しない。政府にはもっと強く米軍に申し入れてほしかった」と政府の対応を批判した。

 高良文雄本部町長も「詳細な原因究明もされないままの再開は、県民を見下しているとさえ感じる」と憤慨。恩納村の長浜善巳村長は「知事や多くの市町村長、議会も抗議の声を上げる中、県民無視で極めて遺憾だ」と批判した。

 一方、オスプレイの離着陸が確認された伊江村の島袋秀幸村長は「早期再開は釈然としないが、内容を聞いて、再開には一定の理解をする」との見解を示した上で、早期の訓練移転などを求めた。

 米軍嘉手納基地に隣接する嘉手納町の當山宏町長は「本来の事故原因は究明されておらず、県民は納得していない。短期間で安全性が確認されたのか疑問が残る」と指摘。野国昌春北谷町長も「県民の不安や恐怖を一顧だにしない軍事優先の動きだ。原因が機体の異常でないと示したかったのではないか」と非難した。

 米軍の対応を「一方的な通告だ」と指摘した島袋俊夫うるま市長。「すぐに米軍の発表を受け入れ、周知した日本政府の対応は違和感がある」と疑問視した。

 那覇市の城間幹子市長は「納得が得られるような事故原因の究明はされていない。飛行再開は断じて認められない」と強調した。


(6)沖縄タイムス-翁長知事、政府に不信感「法治国家ではない」-2016年12月20日 09:11


 「言葉を尽くしても尽くしきれないほどの、怒りとむなしさを感じる」。オスプレイ飛行再開を受けて急きょ開かれた19日の記者会見で、翁長雄志沖縄県知事は声を震わせた。飛行を容認した日本政府に「日米地位協定の下、日本が物事を主体的に判断するような状況にない。法治国家ではない」と不信感をあらわにした。

 この日朝の登庁時、記者団に囲まれた際は、日本政府の対応を「言語道断。そういう政府は相手にできない」と批判。「法治国家ではない」と言い切った。

 「民主主義、地方自治を守るという意味で、今の日本国の在り方はとても耐えられない」。会見では終始冷静な口調ながら、厳しい言葉を連ねた。

 繰り返される事件事故に、「沖縄担当大使、沖縄防衛局長にその都度、申し入れをしても『米軍に伝えます』以外に何ら反応がない。当事者能力がない」とばっさり。「日本国の在り方が変わらない限り、とても県民の気持ちを伝えることはできない」と表情をこわばらせた。


(7)琉球新報-辺野古訴訟、沖縄県が敗訴 最高裁、上告退ける-2016年12月20日 15:03


 翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡り、国が県を相手に提起した不作為の違法確認訴訟で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は20日午後、上告審の判決を言い渡し、県の上告を退けた。国の請求を認め、承認取り消しは違法だとした福岡高裁那覇支部の判決が確定した。判決を受けて翁長知事は年内にも承認取り消しを「取り消す」見通しで、国は年明けにも埋め立て工事を再開する構えだ。一方で、翁長知事は辺野古への新基地建設阻止の姿勢を堅持する方針を示しており、新基地建設を巡る県と国の対立は新たな局面に突入する。

 不作為の違法確認訴訟の一審・高裁那覇支部は9月16日、翁長知事による承認取り消しは違法だとして、同取り消しの違法性の確認を求めていた国の主張を全面的に認める判決を出した。県は判決を不服として、同23日に上告していた。最高裁は12月12日、口頭弁論を開かずに判決を言い渡す決定をし、判例や法令違反に関する県の上告受理申し立ての一部を審理の対象とするとした。

 普天間飛行場の辺野古移設を巡っては、仲井真前知事が2013年12月27日に沖縄防衛局による埋め立て申請を承認。辺野古新基地建設阻止を公約に当選した翁長知事が15年10月13日に承認を取り消した。代執行訴訟での和解を経て、国は16年7月22日に不作為の違法確認訴訟を高裁那覇支部に提起した。
【琉球新報電子版】


(8)沖縄タイムス-辺野古訴訟、沖縄県の敗訴確定 最高裁が上告棄却 工事再開へ-2016年12月20日 15:02


 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相が沖縄県の翁長雄志県知事を訴えた「辺野古違法確認訴訟」の上告審で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は20日、沖縄県側の上告受理申し立てを棄却する判決を言い渡した。翁長雄志知事の辺野古埋め立て承認取り消し処分を違法とした一審福岡高裁那覇支部判決を支持する内容で、県側の敗訴が確定した。

 判決を受けて、知事は年内にも処分の取り消しに向けた手続きに入る。政府は埋め立てを伴う本体工事に向けた準備に着手する。ただ県側は、仲井真弘多前知事が下した埋め立て承認処分の撤回や岩礁破砕許可など知事権限の行使を検討しており、普天間飛行場の移設計画が円滑に進むかどうか不透明だ。

 辺野古沿岸部の埋め立てを巡っては、翁長知事が2015年10月、埋め立て承認処分を取り消した。国側は処分の取り下げを求めて県側に是正を指示したが従わなかったため、今年7月に提訴した。

 9月の高裁那覇支部判決は「仲井真前知事の承認に瑕疵(かし)はなく、普天間飛行場の騒音被害を除去するには、辺野古に新基地を建設するしかない」と判示。承認取り消し処分の違法性を認め、国の是正指示に従わず違法に放置していると認定した。

 県側は10月、一審判決を不服として憲法で定められた地方自治権の侵害などを訴える上告理由書と、一審が公有水面埋立法の解釈を誤っていると指摘する上告受理申し立て理由書を提出。最高裁は12月12日、地方自治権の侵害などを訴える上告については「上告理由に当たらない」として棄却した。



by asyagi-df-2014 | 2016-12-20 20:23 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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