「土人」「シナ人」発言を考える。(34)

 大阪府警の機動隊員による「土人」「シナ人」発言を考える。
 「差別する側の意識が変わらないと問題は解決しない」、と識者は評する。
 つまり、差別する側の植民者の自覚がなされるのかどうかだ。
 人種差別撤廃条約に違反する問題なのだ。


 沖縄タイムスは2016年11月8日、渡辺 豪さんの「差別や弾圧認める強権 アレン・ネルソン奨学会沖縄 宜野座映子さん【インタビュー「土人」発言・15】」、を掲載した。
 宜野座映子さんは、次のように述べる。


(1)「言葉は人の心の色」。役者の北島角子さんに教わった言葉だ。
(2)今回「土人」と発言した機動隊の表情は嫌悪に満ちていた。動画を見て、自分に向けられたと、ドキッとした。同時にその吐き出すように言った言葉がウチナーンチュみんなに向けられていると思った時、傷はさらに深くなった。
(3)ベトナム戦争で人を殺したことを告白し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみながら反戦を訴えた元海兵隊の故アレン・ネルソンを思い出す。
 彼は「海兵隊では全て上官に従うこと、自分の頭で考えないことを、徹底的に訓練された」と語っていた。
(4)今回の差別発言をした機動隊員もきっとそのような権力機構の中にいるのではないか。そうでなければあの緊張した現場でとっさに口に出るはずがない。国の決めたことにNOと言うウチナーンチュは徹底的に弾圧してもいい、という権力機構の中にある2人の機動隊員をすぐに離島させてもこの発言は消えない。
(4)けさも高江の現場には午前3時半から工事用トラックが列を連ねてN1ゲートに入っていった。全国から派遣された何百人もの機動隊員に守られて。全国に機動隊派遣を要請した県公安委員を罷免させず、全国の機動隊撤退を決議しない県議会の責任は重い。これほどまでに沖縄の「命」が脅かされているのに。


 あらためて、「言葉は人の心の色」、を噛み締める。


 以下、沖縄タイムスの引用。








沖縄タイムス-差別や弾強権圧認める アレン・ネルソン奨学会沖縄 宜野座映子さん【インタビュー「土人」発言・15】-2016年11月8日 07:21




 「言葉は人の心の色」。役者の北島角子さんに教わった言葉だ。

 今回「土人」と発言した機動隊の表情は嫌悪に満ちていた。動画を見て、自分に向けられたと、ドキッとした。同時にその吐き出すように言った言葉がウチナーンチュみんなに向けられていると思った時、傷はさらに深くなった。

 ベトナム戦争で人を殺したことを告白し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみながら反戦を訴えた元海兵隊の故アレン・ネルソンを思い出す。

 彼は「海兵隊では全て上官に従うこと、自分の頭で考えないことを、徹底的に訓練された」と語っていた。

 今回の差別発言をした機動隊員もきっとそのような権力機構の中にいるのではないか。そうでなければあの緊張した現場でとっさに口に出るはずがない。国の決めたことにNOと言うウチナーンチュは徹底的に弾圧してもいい、という権力機構の中にある2人の機動隊員をすぐに離島させてもこの発言は消えない。

 けさも高江の現場には午前3時半から工事用トラックが列を連ねてN1ゲートに入っていった。全国から派遣された何百人もの機動隊員に守られて。

 全国に機動隊派遣を要請した県公安委員を罷免させず、全国の機動隊撤退を決議しない県議会の責任は重い。これほどまでに沖縄の「命」が脅かされているのに。


by asyagi-df-2014 | 2016-12-03 12:25 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧