「土人」「シナ人」発言を考える。(31)

 大阪府警の機動隊員による「土人」「シナ人」発言を考える。
 「差別する側の意識が変わらないと問題は解決しない」、と識者は評する。
 つまり、差別する側の植民者の自覚がなされるのかどうかだ。
 人種差別撤廃条約に違反する問題なのだ。


 沖縄タイムスは2016年11月4日、「対話なき現場、差別続く 障害平等研修フォーラムファシリテーター・小林学美(まなみ)さん【インタビュー「土人」発言・12】」、を掲載した。 
 小林学美さんは、次のように述べる。


(1)「土人」発言は、沖縄を侮辱する差別発言であることは間違いない。前後の映像を見たが、人を見下した発言であり、対等に向き合う姿勢は読み取れない。この暴言は県民に対する心理的虐待にもあたる。
(2)障害とは、その環境で暮らす人々が社会的障壁(バリアー)と感じる「人の態度」や「モノ」であり、平等な社会参加の機会を妨げる。沖縄・県民に対する潜在的な差別意識・偏見は、あからさまな暴言によって表面化した。県民にとっての障害を生み出しているのは、沖縄の歴史や現実の理解が不足した多くの日本人、日本政府に他ならないのではないか。
(3)障者差別が解決しないことと基地問題は同じ構図だと常々感じる。理解の薄い多数派が良かろうと思うことが、当事者にとっては迷惑、いきすぎた行為、差別だったりする。相互理解にいたる十分な対話がないまま強行策が講じられれば、阻止の動きや反対論が出るのは当然である。対話もなくぶつかり合う現場では、このような差別的な言動が繰り返されていく。目先のことだけで基地問題が語られ、認識の違うまま、理解の薄い多数派の力でまた、現実がねじ曲げられれば何も解決しない。


 小林学美さんからの重たい示唆。


「県民にとっての障害を生み出しているのは、沖縄の歴史や現実の理解が不足した多くの日本人、日本政府に他ならないのではないか」 
「障者差別が解決しないことと基地問題は同じ構図だと常々感じる。」


 以下、沖縄タイムスの引用。








沖縄タイムス-対話なき現場、差別続く 障害平等研修フォーラムファシリテーター・小林学美(まなみ)さん【インタビュー「土人」発言・12】-2016年11月4日 12:00



 「土人」発言は、沖縄を侮辱する差別発言であることは間違いない。前後の映像を見たが、人を見下した発言であり、対等に向き合う姿勢は読み取れない。この暴言は県民に対する心理的虐待にもあたる。

 障害とは、その環境で暮らす人々が社会的障壁(バリアー)と感じる「人の態度」や「モノ」であり、平等な社会参加の機会を妨げる。沖縄・県民に対する潜在的な差別意識・偏見は、あからさまな暴言によって表面化した。県民にとっての障害を生み出しているのは、沖縄の歴史や現実の理解が不足した多くの日本人、日本政府に他ならないのではないか。

 障者差別が解決しないことと基地問題は同じ構図だと常々感じる。理解の薄い多数派が良かろうと思うことが、当事者にとっては迷惑、いきすぎた行為、差別だったりする。相互理解にいたる十分な対話がないまま強行策が講じられれば、阻止の動きや反対論が出るのは当然である。対話もなくぶつかり合う現場では、このような差別的な言動が繰り返されていく。

 目先のことだけで基地問題が語られ、認識の違うまま、理解の薄い多数派の力でまた、現実がねじ曲げられれば何も解決しない。


by asyagi-df-2014 | 2016-11-23 12:10 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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