沖縄-辺野古・高江から-2016年11月20日

 本当に残念ながら、「事件を受け、在沖米軍は『寄り添い、哀悼する期間』として、約1カ月間夜間の外出や基地外の飲酒などを禁止する措置を取った。だが同期間中にも米軍人が飲酒運転で国道58号を逆走するなどの事件が起きた。哀悼期間終了後も米軍関係者による傷害事件などが発生している。」(琉球新報)、というのが実態である。
 根本的解決を目指す時期なのである。


 2016年11月20日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-米軍属女性暴行殺人から半年 抜本対策 国動かず-2016年11月19日 06:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍属女性暴行殺人事件で元米海兵隊員の軍属ケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)被告が逮捕されてから、19日で半年がたつ。事件を受けて県内では米軍人、軍属、その家族に特権的地位を与える日米地位協定の抜本的改定を求める声が強まったが、日米両政府は事件後、地位協定を適用する軍属の範囲見直しを行う方向で協議しており、県民の要求内容とは程遠い。在日米軍専用施設の7割以上が沖縄に集中する状況は変わらず、過重な基地負担が解消される見通しは立っていない。」
②「事件を受け、在沖米軍は『寄り添い、哀悼する期間』として、約1カ月間夜間の外出や基地外の飲酒などを禁止する措置を取った。だが同期間中にも米軍人が飲酒運転で国道58号を逆走するなどの事件が起きた。哀悼期間終了後も米軍関係者による傷害事件などが発生している。」
③「軍属に対する地位協定の適用見直しについて、日米両政府は早ければ年内に詳細を定めた『補足協定』を締結する方向で協議している。米軍人や米政府から直接雇用される文民、その家族ではなく、主に企業に雇われて米軍関係の仕事をする民間人の一部が地位協定の適用対象外とみられる。」
①「事件後、政府は『沖縄・地域安全パトロール隊』を設置。現在は65台体制で名護市以南を巡回している。ただ米軍関係者による事件・事故が多く起きる深夜には実施されておらず、効果を疑問視する声も根強い。」


(2)沖縄タイムス-「娘にお酒をついでほしかった…」 沖縄米軍属殺人事件・遺族の手記全文-2016年11月19日 12:14


 沖縄タイムスは、沖縄米軍属殺人事件遺族の父親の手記を伝えました。


 元海兵隊員で米軍属の男による暴行殺人事件の遺族が寄せた手記は次の通り(表記は原文のまま。ただし、被害者の名前は伏せました)。


 娘が生きていると信じ地域周辺を必死に探しまわった日々を思い出すことがあります、娘の無念を思うと気持ちの整理がつきません、毎朝仏壇に手をあわせると涙が出てきます、いつまでこの気持ちでいるのか今の私に出来る事は娘を供養してあげる事だけです。それと遺族にたいする支援とみなさんのやさしい気持ちに感謝しています。

 今でもなぜ娘なのか、なぜ殺されなければならなかったのか、今でも思います。今は供養してあげる事しかできません、裁判もこれからで、今の私には気持ちの整理はできません。

 被告人には極刑を望みます、私達遺族にはいかなる言い訳も通用しません、被告人は人ではありません。

 娘は帝王切開で未熟児で生まれ小さく病院で入院し私達はとても心配しました、でもこれといった大きな病気、怪我はなく育ってくれました、娘の名は私がつけました、生まれる前から女の子と分かっていましたので二文字でかわいい、よびやすい名でなずけました、笑顔がかわいい、やさしい娘に育ってくれました、私が35歳で生まれた大事な一人娘です。最後に会ったのは成人式で私の実家で会い、記念写真を撮り、とても着物姿が似合っていました、別れる時玄関で娘と握手をし、体に気をつけてね、と言いそれが娘との最後の会話でした。ちょっとした楽しみも持っていました、居酒屋でお酒を一緒に飲む事です、娘にお酒をついでほしかったのです、今はいろんな思い出が多く言葉になりません。

 この事件を最後に米軍人、軍属の事件がなくなりもうこれ以上私達のような苦しみ、悲しみを受ける人がいなくなるよう願います、それは沖縄に米軍基地があるゆえに起こる事です、一日でも早い基地の撤去を県民として願っています。

 平成28年11月17日 娘の父より


 以下、琉球新報及び沖縄タイムスの引用。









(1)琉球新報-米軍属女性暴行殺人から半年 抜本対策 国動かず-2016年11月19日 06:30


 米軍属女性暴行殺人事件で元米海兵隊員の軍属ケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)被告が逮捕されてから、19日で半年がたつ。事件を受けて県内では米軍人、軍属、その家族に特権的地位を与える日米地位協定の抜本的改定を求める声が強まったが、日米両政府は事件後、地位協定を適用する軍属の範囲見直しを行う方向で協議しており、県民の要求内容とは程遠い。

 在日米軍専用施設の7割以上が沖縄に集中する状況は変わらず、過重な基地負担が解消される見通しは立っていない。

 事件を受け、在沖米軍は「寄り添い、哀悼する期間」として、約1カ月間夜間の外出や基地外の飲酒などを禁止する措置を取った。だが同期間中にも米軍人が飲酒運転で国道58号を逆走するなどの事件が起きた。哀悼期間終了後も米軍関係者による傷害事件などが発生している。

 軍属に対する地位協定の適用見直しについて、日米両政府は早ければ年内に詳細を定めた「補足協定」を締結する方向で協議している。米軍人や米政府から直接雇用される文民、その家族ではなく、主に企業に雇われて米軍関係の仕事をする民間人の一部が地位協定の適用対象外とみられる。

 事件後、政府は「沖縄・地域安全パトロール隊」を設置。現在は65台体制で名護市以南を巡回している。ただ米軍関係者による事件・事故が多く起きる深夜には実施されておらず、効果を疑問視する声も根強い。


(2)沖縄タイムス-「娘にお酒をついでほしかった…」 沖縄米軍属殺人事件・遺族の手記全文-2016年11月19日 12:14


 元海兵隊員で米軍属の男による暴行殺人事件の遺族が寄せた手記は次の通り(表記は原文のまま。ただし、被害者の名前は伏せました)。


 娘が生きていると信じ地域周辺を必死に探しまわった日々を思い出すことがあります、娘の無念を思うと気持ちの整理がつきません、毎朝仏壇に手をあわせると涙が出てきます、いつまでこの気持ちでいるのか今の私に出来る事は娘を供養してあげる事だけです。それと遺族にたいする支援とみなさんのやさしい気持ちに感謝しています。

 今でもなぜ娘なのか、なぜ殺されなければならなかったのか、今でも思います。今は供養してあげる事しかできません、裁判もこれからで、今の私には気持ちの整理はできません。

 被告人には極刑を望みます、私達遺族にはいかなる言い訳も通用しません、被告人は人ではありません。

 娘は帝王切開で未熟児で生まれ小さく病院で入院し私達はとても心配しました、でもこれといった大きな病気、怪我はなく育ってくれました、娘の名は私がつけました、生まれる前から女の子と分かっていましたので二文字でかわいい、よびやすい名でなずけました、笑顔がかわいい、やさしい娘に育ってくれました、私が35歳で生まれた大事な一人娘です。最後に会ったのは成人式で私の実家で会い、記念写真を撮り、とても着物姿が似合っていました、別れる時玄関で娘と握手をし、体に気をつけてね、と言いそれが娘との最後の会話でした。ちょっとした楽しみも持っていました、居酒屋でお酒を一緒に飲む事です、娘にお酒をついでほしかったのです、今はいろんな思い出が多く言葉になりません。

 この事件を最後に米軍人、軍属の事件がなくなりもうこれ以上私達のような苦しみ、悲しみを受ける人がいなくなるよう願います、それは沖縄に米軍基地があるゆえに起こる事です、一日でも早い基地の撤去を県民として願っています。

 平成28年11月17日 娘の父より


by asyagi-df-2014 | 2016-11-20 16:16 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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