「土人」「シナ人」発言を考える。(21)

 大阪府警の機動隊員による「土人」「シナ人」発言を考える。
 「差別する側の意識が変わらないと問題は解決しない」、と識者は評する。
 つまり、差別する側の植民者の自覚がなされるのかどうかだ。
 人種差別撤廃条約に違反する問題なのだ。


 沖縄タイムスは2016年10月27日、-「日本にとって沖縄とは何か 津嘉山正種さん【インタビュー「土人」発言・7】」、インタビュー記事を掲載した。
津嘉山正種さんは、次のようにインタビューに答えた。


(1)本土の人間が心の奥底に持っている、沖縄への差別意識を感じた。ふだんは隠しているが、何かの折に飛び出す。
(2)この差別意識と、沖縄から米軍基地がなくならない問題は通底する。
(3)沖縄の声を聞くと言いながら馬耳東風で、自分たちのシナリオ通りに事を進める国にとって、沖縄人は「土人」であり、日本国民ではない。植民地の住民であり、生命と財産を守るべき存在ではないのだ。そうでなければ70年以上も、沖縄にこれだけの米軍基地を押し付け続けることはできない。
(4)本土では、沖縄で起こっていることは対岸の火事でしかない。特に東京では政治が遠い。
(5)沖縄人はいつまで、日本人の犠牲になり続けなければならないのか。こんな状態が続くなら、沖縄は独立したほうがいい。日本国民をやめ、琉球国民に戻るのだ。
(6)今回のニュースを聞いたとき、真っ先に思い浮かべたのは、沖縄人が“展示”された人類館事件だ。沖縄出身者の俳優として、演劇「人類館」のような、差別を描いた作品にずっと関わっていきたいと思う。


 さて、「本土の人間が心の奥底に持っている、沖縄への差別意識を感じた。ふだんは隠しているが、何かの折に飛び出す。」との声が、「この差別意識と、沖縄から米軍基地がなくならない問題は通底する。」、とたどり着くことにどのように答えることができるのか。


 以下、沖縄タイムスの引用。








沖縄タイムス-日本にとって沖縄とは何か 津嘉山正種さん【インタビュー「土人」発言・7】-2016年10月27日 12:08


 本土の人間が心の奥底に持っている、沖縄への差別意識を感じた。ふだんは隠しているが、何かの折に飛び出す。

 この差別意識と、沖縄から米軍基地がなくならない問題は通底する。

 沖縄の声を聞くと言いながら馬耳東風で、自分たちのシナリオ通りに事を進める国にとって、沖縄人は「土人」であり、日本国民ではない。植民地の住民であり、生命と財産を守るべき存在ではないのだ。

 そうでなければ70年以上も、沖縄にこれだけの米軍基地を押し付け続けることはできない。

 本土では、沖縄で起こっていることは対岸の火事でしかない。特に東京では政治が遠い。

 沖縄人はいつまで、日本人の犠牲になり続けなければならないのか。こんな状態が続くなら、沖縄は独立したほうがいい。日本国民をやめ、琉球国民に戻るのだ。

 今回のニュースを聞いたとき、真っ先に思い浮かべたのは、沖縄人が“展示”された人類館事件だ。

 沖縄出身者の俳優として、演劇「人類館」のような、差別を描いた作品にずっと関わっていきたいと思う。(俳優)


by asyagi-df-2014 | 2016-11-13 09:30 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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