沖縄-辺野古・高江から-2016年9月16・17日

 2016年9月16・17日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


 2016年9月16日は、また、記憶される日となった。民主主義の禍根を残す日として。
 福岡高裁那覇支部は、沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相が沖縄県の翁長雄志知事を訴えた「辺野古違法確認訴訟」で、国側の請求を認め、沖縄県側敗訴の判決を言い渡した。
 埋め立て承認取り消しが違法と認定された。
 このことを、沖縄タイムスは、「知事の『提訴は地方自治の軽視で、民主主義に禍根を残す』との訴えは届かなかった。」、と表現した、(詳細は、別途報告)


(1)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>県道一部封鎖し工事車両が入る ゲート前で抗議-2016年9月16日 12:59


 沖縄タイムスは、「東村高江周辺のヘリパッド建設で、沖縄県警は16日午前9時半ごろから10時40分ごろにかけて、村高江の米軍北部訓練場ゲート前を通る県道70号を一部封鎖した。その間に大型ダンプカーなど、工事車両約20台がN1ゲート内に入る様子が確認された。ゲート前にはヘリパッド建設に反対する市民ら約20人が機動隊員に対して「県民の財産を売り渡すな」など抗議の声をあげた。自衛隊ヘリによる工事車両の搬送は確認されていない。」、と報じた。


(2)琉球新報-きょうヤンバルクイナの日 大宜味で16年ぶり繁殖確認 保護策奏功-2016年9月17日 05:01


 琉球新報は、「17日は沖縄県の国頭村議会が制定した『ヤンバルクイナの日』。大宜味村でヤンバルクイナの繁殖が16年ぶりに確認された。野生動物の調査活動を続けているNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の独自調査で明らかになった。環境省と県が実施してきたマングースの防除事業が奏功したとみられる。」、と報じた。


(3)琉球新報-資機材、トラックで運搬へ 高江のヘリパッド建設で沖縄防衛局 モノレール設置計画を中止 新たに道路整備、環境への影響懸念-2016年9月17日 05:02


 標題について、琉球新報は、次のように報じた。


①「米軍北部訓練場(沖縄県東村・国頭村)のヘリパッド建設工事に伴い、沖縄防衛局が工期短縮を目的に当初計画していた資機材運搬のための工事用モノレールの設置をやめ、同経路上に新たにトラック通行用の運搬道路を建設することが16日、分かった。これに伴い、当初の予定より大幅な樹木の伐採が生じ、環境への影響が懸念される。」
②「防衛局は9日、沖縄県環境部に対し、7月に提出した『北部訓練場ヘリコプター着陸帯移設事業(仮称)環境影響評価検討図書』に一部変更点があるとして該当箇所の修正版を提出した。その中に幅3メートル、全長約1・5キロに及ぶ運搬道路を設置する内容が明記されていた。防衛局は当初、『下草刈りを行う程度』で大規模の伐採を伴わない工法で全長約1・2キロのモノレールを設置する予定だった。県が申請内容の詳細な説明を要求したため、15日には防衛局の担当者が県庁を訪れた。県によると、工法変更の理由について防衛局から『全体の工期を加速するため、運搬能力の高い方を選んだ』との説明があった。また、今後も県と協議する意向はなく、『事後調査報告で対応する』方針だという。」
③「防衛局側はアセス検討図書は法律や条例で義務付けられたものではなく、『自主的』に行っていることなどを理由に、既に伐採に着手している。また防衛局は資機材の運搬道路の整備に伴う樹木の伐採を沖縄森林管理署に申請し、12日に許可を得ている。防衛省関係者は『一般的には木は切らない方がいいが、希少種は移植で対応する』としている。」
④「県は今後、申請内容と環境保全措置の妥当性などを早急に検証し、十分な保存措置を取るまで樹木の伐採や運搬道路の建設を進めないよう防衛局側に求めるとみられる。」
⑤「北部訓練場を巡っては、防衛局は当初、『自然環境の保全に最大限配慮する』との観点から、「N1」「G」「H」と呼ばれる地区にあるヘリパッドの建設工事を順次進めていく計画だった。だが、工事を前倒しする政府方針に沿い、工事を加速するため3地区の工事を並行して行うことにし、各地域をつなぐ砂利運搬のための工事用モノレールを設置すると県に申請していた。」


(4)琉球新報-辺野古工事再開を警戒 市民30人が座り込み シュワブゲート前-2016年9月17日 12:13


 琉球新報は、沖縄県側の敗訴を受けた辺野古の様子を次のように報じた。


①「翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡る不作為の違法確認訴訟で県が敗訴して一夜明けた17日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では市民ら約30人が座り込み、工事再開を警戒している。午前11時50分時点で、キャンプ・シュワブゲートへの資材搬入などは確認されていない。炎天下の中、日傘を差しながら座り込む市民らから『判決の結果は予想できていた』『今後も抗議を続けていく』などの声が上がり、市民らは新基地建設反対の意思を新たに団結した。」
②「県統一連の瀬長和男事務局長は『昨日の判決で沖縄に基地を押しつける政府の姿勢が明らかになった。県が敗訴したからと言って、ひるんではいない。私たちは選挙や抗議活動を通して基地反対の意思表示をしていく』と強調した。」
③「ゲート前を訪れた稲嶺進名護市長は『判決文を読んだが、国の言い分をコピーしたような内容だった』とあきれた表情を浮かべた。その上でゲート前で座り込む市民らに関して『どんな状況でも座り込んでくれる皆さんがいる。私も一緒に新基地建設反対に向かって頑張っていく』と意欲を示した。」


 以下、沖縄タイムス、琉球新報の引用。








(1)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>県道一部封鎖し工事車両が入る ゲート前で抗議-2016年9月16日 12:59


 東村高江周辺のヘリパッド建設で、沖縄県警は16日午前9時半ごろから10時40分ごろにかけて、村高江の米軍北部訓練場ゲート前を通る県道70号を一部封鎖した。その間に大型ダンプカーなど、工事車両約20台がN1ゲート内に入る様子が確認された。

 ゲート前にはヘリパッド建設に反対する市民ら約20人が機動隊員に対して「県民の財産を売り渡すな」など抗議の声をあげた。

 自衛隊ヘリによる工事車両の搬送は確認されていない。


(2)琉球新報-きょうヤンバルクイナの日 大宜味で16年ぶり繁殖確認 保護策奏功-2016年9月17日 05:01


 【大宜味】17日は沖縄県の国頭村議会が制定した「ヤンバルクイナの日」。大宜味村でヤンバルクイナの繁殖が16年ぶりに確認された。野生動物の調査活動を続けているNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の独自調査で明らかになった。環境省と県が実施してきたマングースの防除事業が奏功したとみられる。

 これまでクイナ繁殖区域の南限は東村高江と考えられており、今後、クイナの繁殖区域が拡大する可能性もあることから、関係者は「これからも希少生物を守っていきたい」などと喜んでいる。
 どうぶつたちの病院沖縄が今年7月、村内に設置した自動撮影カメラで親1羽と幼鳥2羽の姿を確認した。同法人の金城道男副理事長は村内での繁殖理由について「マングースの駆除が一番大きいのではないか」と分析する。
 村内はクイナが繁殖するだけの自然環境が十分に整っていたが、2000年以降はマングースや野猫などの影響で繁殖が確認されなかった。


(3)琉球新報-資機材、トラックで運搬へ 高江のヘリパッド建設で沖縄防衛局 モノレール設置計画を中止 新たに道路整備、環境への影響懸念-2016年9月17日 05:02


 米軍北部訓練場(沖縄県東村・国頭村)のヘリパッド建設工事に伴い、沖縄防衛局が工期短縮を目的に当初計画していた資機材運搬のための工事用モノレールの設置をやめ、同経路上に新たにトラック通行用の運搬道路を建設することが16日、分かった。これに伴い、当初の予定より大幅な樹木の伐採が生じ、環境への影響が懸念される。

 防衛局は9日、沖縄県環境部に対し、7月に提出した「北部訓練場ヘリコプター着陸帯移設事業(仮称)環境影響評価検討図書」に一部変更点があるとして該当箇所の修正版を提出した。その中に幅3メートル、全長約1・5キロに及ぶ運搬道路を設置する内容が明記されていた。防衛局は当初、「下草刈りを行う程度」で大規模の伐採を伴わない工法で全長約1・2キロのモノレールを設置する予定だった。
 県が申請内容の詳細な説明を要求したため、15日には防衛局の担当者が県庁を訪れた。県によると、工法変更の理由について防衛局から「全体の工期を加速するため、運搬能力の高い方を選んだ」との説明があった。また、今後も県と協議する意向はなく、「事後調査報告で対応する」方針だという。
 防衛局側はアセス検討図書は法律や条例で義務付けられたものではなく、「自主的」に行っていることなどを理由に、既に伐採に着手している。また防衛局は資機材の運搬道路の整備に伴う樹木の伐採を沖縄森林管理署に申請し、12日に許可を得ている。防衛省関係者は「一般的には木は切らない方がいいが、希少種は移植で対応する」としている。
 県は今後、申請内容と環境保全措置の妥当性などを早急に検証し、十分な保存措置を取るまで樹木の伐採や運搬道路の建設を進めないよう防衛局側に求めるとみられる。
 北部訓練場を巡っては、防衛局は当初、「自然環境の保全に最大限配慮する」との観点から、「N1」「G」「H」と呼ばれる地区にあるヘリパッドの建設工事を順次進めていく計画だった。だが、工事を前倒しする政府方針に沿い、工事を加速するため3地区の工事を並行して行うことにし、各地域をつなぐ砂利運搬のための工事用モノレールを設置すると県に申請していた。


(4)琉球新報-辺野古工事再開を警戒 市民30人が座り込み シュワブゲート前-2016年9月17日 12:13


 【辺野古問題取材班】翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡る不作為の違法確認訴訟で県が敗訴して一夜明けた17日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では市民ら約30人が座り込み、工事再開を警戒している。午前11時50分時点で、キャンプ・シュワブゲートへの資材搬入などは確認されていない。
 炎天下の中、日傘を差しながら座り込む市民らから「判決の結果は予想できていた」「今後も抗議を続けていく」などの声が上がり、市民らは新基地建設反対の意思を新たに団結した。
 県統一連の瀬長和男事務局長は「昨日の判決で沖縄に基地を押しつける政府の姿勢が明らかになった。県が敗訴したからと言って、ひるんではいない。私たちは選挙や抗議活動を通して基地反対の意思表示をしていく」と強調した。
 ゲート前を訪れた稲嶺進名護市長は「判決文を読んだが、国の言い分をコピーしたような内容だった」とあきれた表情を浮かべた。その上でゲート前で座り込む市民らに関して「どんな状況でも座り込んでくれる皆さんがいる。私も一緒に新基地建設反対に向かって頑張っていく」と意欲を示した。【琉球新報電子版】


by asyagi-df-2014 | 2016-09-17 18:25 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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