沖縄-辺野古新基地建設にともなう海上警備費に、なんと、2年半で159億円。それも、ALSOK(東京)、ライジングサンセキュリティーサービス(東京)が独占。

 「1日2千万円を超える期間もあった」。
 何のことか。
 それは、「名護市辺野古の新基地建設に伴う陸上、海上の民間警備費」、だった。
 

 このことについて、沖縄タイムスは2016年5月15日、「名護市辺野古の新基地建設に伴う陸上、海上の民間警備費が2014年6月~16年12月の2年半で少なくとも159億円に上ることが分かった。日数で割ると1日2千万円を超える期間もあった。一般競争入札には毎回、陸上、海上で各1社だけが参加していて、落札率は軒並み99%を超えている。」、と報じた。
沖縄タイムスは、このよう伝える。


①「沖縄タイムスは業務を発注する沖縄防衛局に警備費の総額、99%超の高落札率に対する見解を照会したが、14日までに回答はない。警備費は資料が公表されていない期間があるため、実際にはもっと膨らむ。
②「キャンプ・シュワブゲート前を中心とした陸上の警備業務は綜合警備保障(ALSOK、東京)、辺野古沖の海上はライジングサンセキュリティーサービス(東京)が独占している。新基地工事が始まった14年当初、警備業務は大成建設(東京)が受注した工事業務に含まれ、2社に再委託されていた。この期間の警備費は陸上が少なくとも約39億円、海上が同じく約40億円。
③「その後、警備業務が独立して発注されるようになった。入札が計4回あり、陸上が約19億円と約15億円、海上が約23億円と約20億円で契約された。落札率は99・8%、99・2%、99・5%、99・9%。1日当たりの費用が陸上約900万円、海上約1100万円に上る時期もあった。


 沖縄タイムスは、このことを、「自治体の元土木技師で、情報公開請求を通じて防衛局の資料を入手した北上田毅さん(70)は『全国市民オンブズマン連絡会議は落札率95%以上は談合の疑いが極めて強いとしている。今回のケースでは入札に1社ずつしか参加しておらず、官製談合が疑われる』と指摘している。」、と伝えた。


 これだけじゃないよ。
 信じられないかもしれない、いや、やっちゃあいけないことだよ。
「受注した警備会社1社だけの見積もりに基づいて予定価格を決めていた」、と。
 不正はびこる、「随意」契約。
 やらせと強行は、安倍晋三政権の十八番。
 どうしても、無理を利かせないと終わらない。


 このことについて、沖縄タイムスは2016年5月17日、「名護市辺野古沖の新基地建設予定海域の警備業務発注をめぐり、沖縄防衛局は16日、受注した警備会社1社だけの見積もりに基づいて予定価格を決めていたことを明らかにした。手続きに違法性はないものの、受注会社は自らの見積もりに沿って予定価格を推測できた。結果的に入札の落札率は99%を超え、税金を節約する機会が失われた。」、と報じた。


 以下、沖縄タイムスの引用。






沖縄タイムス-辺野古 巨額の警備費…2年半で159億円 東京2社が独占-2016年5月15日 05:02


 名護市辺野古の新基地建設に伴う陸上、海上の民間警備費が2014年6月~16年12月の2年半で少なくとも159億円に上ることが分かった。日数で割ると1日2千万円を超える期間もあった。一般競争入札には毎回、陸上、海上で各1社だけが参加していて、落札率は軒並み99%を超えている。(北部報道部・阿部岳、中部報道部・赤嶺由紀子)
 沖縄タイムスは業務を発注する沖縄防衛局に警備費の総額、99%超の高落札率に対する見解を照会したが、14日までに回答はない。警備費は資料が公表されていない期間があるため、実際にはもっと膨らむ。

 キャンプ・シュワブゲート前を中心とした陸上の警備業務は綜合警備保障(ALSOK、東京)、辺野古沖の海上はライジングサンセキュリティーサービス(東京)が独占している。新基地工事が始まった14年当初、警備業務は大成建設(東京)が受注した工事業務に含まれ、2社に再委託されていた。この期間の警備費は陸上が少なくとも約39億円、海上が同じく約40億円。

 その後、警備業務が独立して発注されるようになった。入札が計4回あり、陸上が約19億円と約15億円、海上が約23億円と約20億円で契約された。落札率は99・8%、99・2%、99・5%、99・9%。1日当たりの費用が陸上約900万円、海上約1100万円に上る時期もあった。

 自治体の元土木技師で、情報公開請求を通じて防衛局の資料を入手した北上田毅さん(70)は「全国市民オンブズマン連絡会議は落札率95%以上は談合の疑いが極めて強いとしている。今回のケースでは入札に1社ずつしか参加しておらず、官製談合が疑われる」と指摘している。

 ライジング社は海上警備をマリンセキュリティー(沖縄市泡瀬)に再委託している。


沖縄タイムス-辺野古警備 東京都内企業1社だけ見積もり 受注-2016年5月17日 05:20


 名護市辺野古沖の新基地建設予定海域の警備業務発注をめぐり、沖縄防衛局は16日、受注した警備会社1社だけの見積もりに基づいて予定価格を決めていたことを明らかにした。手続きに違法性はないものの、受注会社は自らの見積もりに沿って予定価格を推測できた。結果的に入札の落札率は99%を超え、税金を節約する機会が失われた。

 井上一徳局長が県選出野党国会議員に説明した内容などによると、業務は2015年9月~16年5月の海上警備。上限である予定価格決定の参考にするため3社に見積もりを依頼したが2社が断り、受注したライジングサンセキュリティーサービス(東京)1社だけが提出した。

 その後あった一般競争入札にもライジング社だけが参加。2回目までの入札は予定価格を超え成立しなかったが、3回目に99・5%(約23億円)で落札した。次の期間(16年6~12月)の入札では最初からライジング社だけが見積もりを出し、1回目に99・9%(約20億円)で落札した。

 海上で実際に警備しているのは100%子会社のマリンセキュリティー(沖縄市泡瀬)。議員は「違法な丸投げではないか」と追及したが、井上局長は「業務の(全部ではなく)一部を再委託している」と説明した。

 労働基準法違反などを理由に契約解除を求められたことに対しては、「発注者として監視、監督していく」と述べるにとどめた。

 警備員が新基地建設に抗議する市民を特定し、行動を記録していた問題では違法かどうかや局として報告を受けていたかどうかは、明言しなかった。


by asyagi-df-2014 | 2016-05-18 12:13 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧