原発問題-九州電力川内原発は即刻運転を止めなけねばならない。

 熊本大地震に日々曝されている者の一人として、九州電力は川内原発をすぐにとめるべきである。本来、「3.11」が示した真実とは、人の命を救えということであったはずだ。
 それは、「異常があってからでは遅いということは、これまでの福島第一原発の事故の経験から、誰の目にも明らか」(朝日新聞)、ということだ。

 このことに関して、東京新聞は2016年4月17日、「熊本地震発生後も、新規制基準の審査に適合とされた原発として全国で唯一稼働中の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)は運転を続けている。政府は『止める必要はない』と静観の構えだが、地震活動が広がり、周辺の住民からは不安の声も上がる。」、と報じた。
 朝日新聞は2016年4月17日、「九州で起こっている地震は震源域が広がっており、どこまで広がるか分からないという状況となっている。万が一、原発事故が起こった際の避難計画の手段として予定されている新幹線や高速速道路も使えない状況だ。電力需要が逼迫(ひっぱく)しているわけでもない。ですから、万が一の備えとして川内原発は止めるべきだと率直に提起した。少なくとも政府として、原発をこのまま継続的に動かしていいかどうかについては真剣な検討が必要ではないか。」、と共産党の志位和夫委員長が街頭演説をしたと伝えた。
さらに、作家やジャーナリストらが参加する「川内原発の即時停止を求める有志の会」が2016年4月16日、九州電力に、鹿児島県の川内原発の即時停止を要請した、と報じた。
 その要請内容には、次のように書き込まれている。


「テレビの画面には、『稼働中の鹿児島 川内原発1・2号機 異常なく運転』との報道が流れていますが、異常があってからでは遅いということは、これまでの福島第一原発事故の経験から、誰の目にも明らかです。
 今とるべき唯一のことは、すぐに原発を停止し、万が一の事態に備えることです。
 九州では今、大震災に襲われ、多くの人が被災しているなか、懸命の救援が続いています。
 そのような、ただでさえ大変な不安な状況の中で、人々は、次の大地震がもしかして川内原発を襲うのではないかという恐怖にさいなまれています。
 私たちは九州電力に、原発の稼働を即時中止するよう要請します。」

 
 安倍晋三政権、九州電力は、即刻、川内原発を止めなければならない。


 以下、「川内原発の即時停止を求める有志の会」声明、朝日新聞、東京新聞の引用。








九州電力に川内原発の即時停止を要請


この度、「川内原発の即時停止を求める有志の会」は、九州電力に川内原発の即時停止の要請を致しました。

川内原発の即時停止を要請します

九州電力殿

 私たち「川内原発の即時停止を求める有志の会」は、九州全域を巨大地震が襲っている状況の中で川内原発を停止させる措置を取らず、原発を運転し続ける九州電力に対して、川内原発の即時停止を要請します。

 テレビの画面には、「稼働中の鹿児島 川内原発1・2号機 異常なく運転」との報道が流れていますが、異常があってからでは遅いということは、これまでの福島第一原発事故の経験から、誰の目にも明らかです。
 今とるべき唯一のことは、すぐに原発を停止し、万が一の事態に備えることです。
 九州では今、大震災に襲われ、多くの人が被災しているなか、懸命の救援が続いています。
そのような、ただでさえ大変な不安な状況の中で、人々は、次の大地震がもしかして川内原発を襲うのではないかという恐怖にさいなまれています。
 私たちは九州電力に、原発の稼働を即時中止するよう要請します。

2016年4月16日

落合恵子 (作家) 
鎌田 慧 (ジャーナリスト)
澤地久枝 (作家)
広河隆一 (フォトジャーナリスト)
広瀬 隆 (作家) 
山田和花(のどか)(SEALDs)



東京新聞-「川内」運転 住民ら不安 政府、地震域拡大でも静観-2016年4月17日


 熊本地震発生後も、新規制基準の審査に適合とされた原発として全国で唯一稼働中の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)は運転を続けている。政府は「止める必要はない」と静観の構えだが、地震活動が広がり、周辺の住民からは不安の声も上がる。

 九電などによると、通常は原発の半径五十キロ以内で震度4以上の揺れが観測された場合、国に状況を報告。原子力規制庁が原発に関する情報発信を強化した十五日以降は、距離にかかわらず震度5弱以上の全ての地震が報告対象となり、川内原発でも運転員が原子炉の状態をその都度確認し、現場パトロールも実施しながら運転を続けている。

 規制庁の担当者は「再稼働前の審査で、地震の揺れや外部電源の喪失、火山噴火に対する事業者の備えを確かめた。一連の地震で、その前提が崩れたとは考えていない」との立場だ。

 地震が拡大した大分県と豊後水道を挟んで四国電力伊方原発(愛媛県)がある。県と四国電は十六日未明、県庁で記者会見を開き、伊方1~3号機に異常はないと説明。四国電担当者は、再稼働前の最終的な手続きである3号機の使用前検査に「影響は出ないと思う」と強調、七月下旬の再稼働を目指す姿勢を変えていない。

 熊本地震でも原発の地元や周辺には動揺が広がる。川内原発のある鹿児島県薩摩川内市で飲食店を営む女性(71)は「運転は続けてほしいが、予測の付かない地震がこれだけ起こると心配がないわけではない」と話す。川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長は「川内原発周辺にも活断層があり、いつ南九州で大きな地震があるか分からない。とにかく運転を止めてもらわなければ」と語気を強めた。

 松山市の市民団体「伊方原発をとめる会」の和田宰(つかさ)事務局次長(63)は「再稼働の方針を考え直してもらいたい」と訴えた。
◆「異常あってからでは…」即時停止を 文化人6人要請
 九州で相次ぐ地震を受け、フォトジャーナリストの広河隆一さんら文化人六人が十六日、川内原発の即時停止を求める要請文を、九電に送ったと明らかにした。要請したのは他に、作家の落合恵子さん、沢地久枝さん、広瀬隆さん、ジャーナリストの鎌田慧さんと、若者のグループSEALDs(シールズ)の山田和花(のどか)さん。要請文では「異常があってからでは遅いということは、東京電力福島第一原発事故の経験から、誰の目にも明らか。人々は、次の大地震が川内原発を襲うのではないかという恐怖にさいなまれている」と記した。


朝日新聞-「万が一に備え、川内原発は止めるべき」 共産・志位氏-2016年4月17日12時37分

■志位和夫・共産党委員長
 共産党は政府に対し、川内原発をこのまま動かし続けていいのかと検討を求めてきた。「このまま原発を動かしてしまって大丈夫か」という強い不安が私どもに届いている。

 今、九州で起こっている地震は震源域が広がっており、どこまで広がるか分からないという状況となっている。万が一、原発事故が起こった際の避難計画の手段として予定されている新幹線や高速速道路も使えない状況だ。

 電力需要が逼迫(ひっぱく)しているわけでもない。ですから、万が一の備えとして川内原発は止めるべきだと率直に提起した。少なくとも政府として、原発をこのまま継続的に動かしていいかどうかについては真剣な検討が必要ではないか。(17日、東京都新宿区のJR新宿駅前の街頭演説で)


朝日新聞-作家ら有志、川内原発の即時停止を要請 相次ぐ地震受け-2016年4月16日21時25分

 熊本県を中心に地震が相次いでいることを受け、作家やジャーナリストらが参加する「川内原発の即時停止を求める有志の会」が16日、九州電力に鹿児島県の川内原発の即時停止を要請した。

 要請したのは、作家の落合恵子さん、澤地久枝さん、広瀬隆さんと、ジャーナリストの鎌田慧さん、フォトジャーナリストの広河隆一さん、学生団体「SEALDs(シールズ)」メンバーの大学生、山田和花(のどか)さん。

 地震後も稼働している川内原発について、「異常があってからでは遅いということは、これまでの福島第一原発の事故の経験から、誰の目にも明らか」とし、すぐに停止するよう求めている。要請文書はファクスで九州電力に送付したという。(沼田千賀子)


by asyagi-df-2014 | 2016-04-18 08:10 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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