ハンセン病-ハンセン病「特別法廷」の問題で、有識者委員会は、最終的な意見をとりまとめ、最高裁が4月中にも出す調査報告書の中で、全文が公表される。

 ハンセン病患者の裁判を隔離された「特別法廷」で開いていた問題について、朝日新聞は2016年3月30日、「ハンセン病患者の裁判を隔離された『特別法廷』で開いていた問題で、最高裁の内部調査を検証する有識者委員会が29日、最終的な意見をとりまとめた。最高裁が4月中にも出す調査報告書の中で、全文が公表される。」、と報じた。
 この有識者委員会について、「特別法廷は1948年から72年にかけ、全国の国立療養所など21カ所で計95件開かれた。最高裁は元患者らの要請を受けて2014年に内部調査を開始。第三者に意見を聞くための有識者委を昨年7月に設けた。弁護士ら5人で構成する有識者委は、昨年9月から6回にわたって会合を開いた。今年1、2月には、群馬県や熊本県の国立療養所を訪ね、入所者らから聞き取り調査をした。」、と伝えた。
 また、有識者委員会の様子について、「特別法廷が憲法の保障する『裁判の公開』に反していないかなどについて議論。委員からは特別法廷の違憲性を指摘する意見も出たという。」、「この日は新たに『法の下の平等』について論点になった。有識者委で座長を務める井上英夫・金沢大名誉教授によると、『ハンセン病患者に対する差別意識が、特別法廷の開廷にどう反映しているのか、改めて議論した』という。」、と伝えた。


 最高裁の調査報告書を待ちたい。


 以下、朝日新聞の引用。







朝日新聞-ハンセン病特別法廷、最高裁有識者委意見まとめる-2016年3月30日08時02分

 ハンセン病患者の裁判を隔離された「特別法廷」で開いていた問題で、最高裁の内部調査を検証する有識者委員会が29日、最終的な意見をとりまとめた。最高裁が4月中にも出す調査報告書の中で、全文が公表される。

 特別法廷は1948年から72年にかけ、全国の国立療養所など21カ所で計95件開かれた。最高裁は元患者らの要請を受けて2014年に内部調査を開始。第三者に意見を聞くための有識者委を昨年7月に設けた。

 弁護士ら5人で構成する有識者委は、昨年9月から6回にわたって会合を開いた。今年1、2月には、群馬県や熊本県の国立療養所を訪ね、入所者らから聞き取り調査をした。特別法廷が憲法の保障する「裁判の公開」に反していないかなどについて議論。委員からは特別法廷の違憲性を指摘する意見も出たという。

 この日は新たに「法の下の平等」について論点になった。有識者委で座長を務める井上英夫・金沢大名誉教授によると、「ハンセン病患者に対する差別意識が、特別法廷の開廷にどう反映しているのか、改めて議論した」という。

 最高裁は当初、有識者委の意見を公表せず、報告書の中に一部を盛り込む予定だった。だが、有識者委の意向を受け、報告書の中に有識者委の意見の全文を掲載することにしたという。


by asyagi-df-2014 | 2016-04-06 06:09 | ハンセン病 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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