「日出生台で11回目となる米軍の実弾砲撃訓練に抗議するゲート前集会」に参加しました。

 2016年2月21日、大分県由布市の日出生台ゲート前で開催された「日出生台で11回目となる米軍の実弾砲撃訓練に抗議するゲート前集会」に参加してきました。
 13時から開かれた集会は、連年に比べて、いささか参加者が少なかったような気がしました。また、相変わらず県外からの参加者が多く、大分県の人間が少ないことはいつも通りでした。
 天気は、少し風がありましたが、快晴の中で行われ、昨年の悪天候に比べると、嘘のようでした。
 会場では、九州各地から駆け付けた人たちのアピールが行われ、いつもの元気をもらいました。特に、東京から湯布院に移住して四年目という若い(きっと)女性の挨拶は、このところの参加者の高齢化が目立った中では、司会の渡辺さんの「若い人の参加はありがたいことです」という言葉が、集会参加者全員の思いでもありました。
 この場で、是非とも報告したいのは、島田さんのシュプレルコールにいつも以上に熱が籠もり、すべてを圧倒しようとする勢いがあったことと、池田さんの歌声も、確かに、会場参加者だけでなく、向こう側の人たちにもきちっと届くまでのすごみがあったということでした。
 さて、最近の日本の状況、米軍再編の状況、沖縄、日出生台の押し込められた様子等は、次の内閣総理大臣安倍晋三宛の「抗議文」に込められています。

 「抗議文」を引用します。


抗議文
内閣総理大臣安倍晋三 殿

 2月15日から、ここ日出生台で行われている米軍による示談砲撃訓練に強く抗議し、米軍訓練の速やかな廃止を求めます。
 配線から70年を経てなお、アメリカは戦勝国の権利を手放そうとはしません。加えて、日本の歴代政権は、「飼い犬」と揶揄されるほどの対米従属路線を歩んできました。その間に、米軍基地と関連施設の機能は増強され、「思いやり予算」は増大しています。
 世界の歴史も現状も、武力が「永続する真の平和」を創れないことを示しています。
 選挙制度のペテンによって政権与党が多数を占め、あなたは「経済最優先」、「私が最高責任者」と繰り返しつつ、無残なまでに劣化した議員や閣僚を従えて、なりふり構わず、戦争への道を突き進んでいます。安倍政権は防衛費を3年連続で増額し過去最高としました。
 安倍政権は、安全保障関連法案という名の戦争法案を参院本会議で採決したと嘘をつき続けています。裁決はされていません。多くの人々がメディアの映像で確認しています。 安倍思軒は、圧倒的多数の憲法学者、各界の学識経験者、歴代の内閣法制局長官、元最高裁長官が憲法違反と明言した法案の裁決をでっち上げたのです。
 憲法の三本柱である立憲主義、民主主義、平和主義を蹂躙し、「国権の最高機関」をコケにする無法政権などあっていいはずはありません。
 安倍政権のこうした好戦性は、日出生台における米軍や九州防衛局の対住民姿勢にも影を落としています。
 地元に暮らす人々の安全と安心にとって、訓練に関する全情報の開示は最低限必要なことです。ところが、9回目(2012年)まで恒例としてきた地元説明会を米軍は10回目(2015年)から取りやめました。ほかにも、小海訓練場の場から報道関係者を閉め出す、滞在中、指揮官が記者会見を行わなかったなど情報開示は明らかに後退しています。 訓練期間中の夜間、榴弾砲を牽引する米軍車両が県道を走るという重大事が起きたのは9回目のことです。10回目(前回)、155ミリ榴弾砲の発車弾数は、過去最高の1070発。それまでの9回平均の2倍でした。訓練規模の拡大だけでなく、質も変化しています。骨も焼き尽くすという伯リン弾や照明弾の発射数が増え、林野火災の発生で、自衛隊の消火ヘリが出動するという事態も起きました。
 2013年、北海道矢臼別の米軍訓練では榴弾が場外に飛び出すという事故が起きています。日出生台の米軍訓練ではこれまでに重大事故を防いできたのは、日常的に米軍訓練の縮小・廃止を求めつつ、訓練の期間中、地元で監視を続ける人たちの緊張感に溢れた敏速な活動なのです。そのことを安倍政権は忘れてはなりません。護るべき人々の生活の場をアメリカの軍事訓練のために差し出すような政権であってはなりません。 
 私たちは思いを同じくする多くの人々に連帯して、さまざまな場で、さまざまな機会をとらえて「戦争させない」、「戦争法廃止」、「安倍政治を許さない」と声を挙げています。

米国大統領バラク・オバマ 殿

任期満了を控えてご多忙のことと拝察いたします。日本社会の一員として重大な関心事につき、用件のみ認めます。

「草の根の会・中津」は、心ある人々が権力の人権侵害を許すまいとして、反戦・反原発を中心に、ささやかな行動を続けている少人数の集まりです。

 同封した、日本国首相・安倍晋三氏あての抗議文をお読み頂ければ幸いに思います。そこにありますように、私たちは2016年2月21日、日出生台演習場ゲート前で抗議集会を開催し、その場でこの抗議文を拡声器を通して読み上げ、「Stop the training」、「Marines go home」、「No more war」「We love peace」などのシュプレヒコールをしました。なお、日出生台演習場における米海兵隊の実弾砲撃訓練に対しては、その都度、さまざまな組織や個人が訓練の縮小廃止を求めて抗議行動をしています。(新聞記事のコピーを同封します)

2016年2月23日                      草の根の会・中津 梶原得三郎




戦争するな/戦争国家アメリカの武力に寄りかかるな/9条の理想を掲げて全方位平和外交に励め/武装した自衛隊員を海外に送るな/自衛隊を災害救助隊に変えよ/安倍政権はただちに退陣せよ 


2016年2月16日
日出生台で11回目となる米軍の実弾砲撃訓練に抗議するゲート前集会・参加者一同


闘いは、諦めることなく、明白な意志の基に、続けられる。







by asyagi-df-2014 | 2016-02-23 06:01 | 新たな経験 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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