大分合同新聞「米軍訓練2016」から。

 大分合同新聞(以下、合同とする)は、2016年2月15日、「軍訓練 実弾砲撃訓練始まる」と、「陸上自衛隊日出生台演習場で15日、在沖縄米軍による実弾砲撃訓練が始まった。演習は2年連続11回目。午前8時43分に最初の砲撃があり、その後も雪が舞う演習場内に次々と砲撃音が鳴り響いた。前回の訓練では過去最多だった9回目の約720発を大きく上回る約1100発の砲撃があり、地元からは訓練の拡大を懸念する声も上がっている。」、と報じた。
 また、初日から、「在沖縄米軍指揮官のニール・オーウェンズ大隊長(中佐)が15日朝、演習場外の由布市湯布院町でジョギングをしていたことが分かった。米兵の活動を監視している住民グループが気付いた。行動範囲の拡大を警戒し、住民グループは米軍と九州防衛局に抗議文を提出する。」、と伝えた。
 このことについては、「住民グループ『ローカルネット大分・日出生台』の浦田龍次事務局長は『これまで確認したことがない事態。他の米軍訓練移転先でもジョギングが問題になったことがある。演習場がずるずると何でもできる場所になる可能性がある』と懸念している。」、と地元の声を報じた。
 さらに、2016年2月16日、「陸上自衛隊日出生台演習場で11回目の実弾砲撃訓練をしている米軍が、恒例にしていた訓練開始前の地元説明会を開かなかった問題について、広瀬勝貞知事は15日、定例会見で『しょうがないんじゃないの』と述べ、問題視していないと受け取れる見解を示した。これまでの『納得できない。できるだけ丁寧な説明をしてもらいたい』としてきた発言からトーンが大きく変化。訓練情報の開示を求める地元住民からは不満や戸惑いの声が相次いだ。」、と伝えた。

 この発言に対して、大分県知事は、「訓練を受け入れる際『いかんともし難い』と言ったのは県だったはずだ」、「地元説明会は住民らが訓練指揮官に疑問点を聞き、心配していることを伝える重要な場。なぜ、知事のトーンが変わったのか理解し難い」、との疑問に明確に答えなければならない。


 以下、大分合同新聞の引用。







大分合同新聞-米軍訓練 実弾砲撃訓練始まる-2016年2月15日


 陸上自衛隊日出生台演習場で15日、在沖縄米軍による実弾砲撃訓練が始まった。演習は2年連続11回目。
 午前8時43分に最初の砲撃があり、その後も雪が舞う演習場内に次々と砲撃音が鳴り響いた。前回の訓練では過去最多だった9回目の約720発を大きく上回る約1100発の砲撃があり、地元からは訓練の拡大を懸念する声も上がっている。 


大分合同新聞-米軍訓練 指揮官演習場外でジョギング-2016年2月15日


 在沖縄米軍指揮官のニール・オーウェンズ大隊長(中佐)が15日朝、演習場外の由布市湯布院町でジョギングをしていたことが分かった。米兵の活動を監視している住民グループが気付いた。行動範囲の拡大を警戒し、住民グループは米軍と九州防衛局に抗議文を提出する。
 九州防衛局によると、ジョギングをしたのはオーウェンズ大隊長1人で、防衛局職員が車で同行した。午前6時45分ごろ演習場を出て、湯布院町若杉地区を経由して県道安心院湯布院線を走り、約30分後に演習場へ戻った。訓練を安全に実施するため周辺の視察を兼ねジョギングしたという。
 住民グループ「ローカルネット大分・日出生台」の浦田龍次事務局長は「これまで確認したことがない事態。他の米軍訓練移転先でもジョギングが問題になったことがある。演習場がずるずると何でもできる場所になる可能性がある」と懸念している。



大分合同新聞-知事「しょうがない」、地元説明会不開催に 米軍訓練2016-2016年2月16日


陸上自衛隊日出生台演習場で11回目の実弾砲撃訓練をしている米軍が、恒例にしていた訓練開始前の地元説明会を開かなかった問題について、広瀬勝貞知事は15日、定例会見で「しょうがないんじゃないの」と述べ、問題視していないと受け取れる見解を示した。これまでの「納得できない。できるだけ丁寧な説明をしてもらいたい」としてきた発言からトーンが大きく変化。訓練情報の開示を求める地元住民からは不満や戸惑いの声が相次いだ。

 地元説明会は昨年の訓練で初めて実施されなかった。その際、知事は「県民が心配する中、(訓練を)受け入れてもらっている。納得できない」と指摘していた。
 15日の会見で知事は「(地元説明会を)やってもらえればその方がいいが、地元の人が知りたいと思っている情報は大体、うち(県)が聞いて話をしている」と言及。米軍が開催しなかったことに「大変だというわけではないんじゃないか」と述べた。
 一方、県はこれまで「住民の安全安心、不安の解消を図るには十分な説明が不可欠」と強調してきた。今回も9日に米軍が九州防衛局を通じて地元説明会の不開催を公表すると「前回と同様の対応となったのは残念」とコメントを出した。10日には矢野哲幸県生活環境部危機管理監が演習場内にある防衛局の現地対策本部に出向き、情報開示の後退がないよう米軍に要請することなどを求めていた。
 今回の知事の発言に対し、演習場に隣接する玖珠町・日出生南部地区自治委員長の衛藤栄一さん(67)は「残念。地元の思いを酌んでくれていない。知事は困らないかもしれないが、地元住民は違う」と困惑。同地区の畜産業衛藤洋次さん(56)は「訓練を受け入れる際『いかんともし難い』と言ったのは県だったはずだ」と憤った。
 訓練を監視している住民グループ「ローカルネット大分・日出生台」の浦田龍次事務局長(52)は「地元説明会は住民らが訓練指揮官に疑問点を聞き、心配していることを伝える重要な場。なぜ、知事のトーンが変わったのか理解し難い」と話した。


by asyagi-df-2014 | 2016-02-16 09:32 | 米軍再編 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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