労働問題-膀胱がん多発した北陸の化学工場の社員が労組結成。

 北陸の化学工場で膀胱がん多発したことに関連して、朝日新聞は2016年1月25日、「」発がん性のある『オルト―トルイジン』などの化学物質を扱っていた北陸の化学工場の社員らが相次いで膀胱(ぼうこう)がんを発症した問題で、工場の社員は25日、労働組合結成を会社に通告し、団体交渉を申し入れた。発症者3人を含む社員で『化学一般関西地方本部』(大阪市)の支部を結成。今後は再発防止策、発症した社員の補償などを会社側と交渉する。」、と報じた。
 また、「組合によると会社側は4年前、オルト―トルイジンなど『芳香族アミン』の動物実験で発がん性が確認された旨の文書を社員に配布していた。労組の委員長に就任した男性(56)は昨年8月に膀胱がんを発症した。『同じような被害が続かないよう組合として訴えていきたい』と述べた。」、と伝えた。
 このことに関して、朝日新聞は2016年1月16日、「発がん性のある化学物質を扱っていた北陸の化学工場の従業員らが相次いで膀胱(ぼうこう)がんを発症した問題で、支援する労働組合『化学一般関西地方本部』(大阪市)が15日、厚生労働省に労災として認めるよう要請した。」、と報じていた。


 以下、朝日新聞の引用。








朝日新聞-北陸の化学工場で膀胱がん多発 社員が労組結成-2016年1月25日15時22分

 発がん性のある「オルト―トルイジン」などの化学物質を扱っていた北陸の化学工場の社員らが相次いで膀胱(ぼうこう)がんを発症した問題で、工場の社員は25日、労働組合結成を会社に通告し、団体交渉を申し入れた。

 発症者3人を含む社員で「化学一般関西地方本部」(大阪市)の支部を結成。今後は再発防止策、発症した社員の補償などを会社側と交渉する。組合によると会社側は4年前、オルト―トルイジンなど「芳香族アミン」の動物実験で発がん性が確認された旨の文書を社員に配布していた。

 労組の委員長に就任した男性(56)は昨年8月に膀胱がんを発症した。「同じような被害が続かないよう組合として訴えていきたい」と述べた。


朝日新聞-化学工場の膀胱がん「労災認定を」 労組が厚労省に要請-2016年1月16日09時23分

 発がん性のある化学物質を扱っていた北陸の化学工場の従業員らが相次いで膀胱(ぼうこう)がんを発症した問題で、支援する労働組合「化学一般関西地方本部」(大阪市)が15日、厚生労働省に労災として認めるよう要請した。発症者には、会社から謝罪があったという。

 発症したのは40~50代の男性で、現職4人、退職者1人の計5人。工場では発がん性が指摘されている「オルト―トルイジン」をはじめ、「芳香族アミン」に分類される複数の化学物質を扱っていた。労組によると、すでに5人全員が労災を申請しているという。

 15日に厚労省を訪れた労組の礒部浩幸・執行委員長は「ぜひ早急に労災認定していただきたい」と要請。ほかに、規制を厳しくするため芳香族アミン類を「特定化学物質」に指定し、工場で防止策が講じられるまでは作業を停止するよう指導することなども求めた。

 労組は15日に都内の本社幹部らとも面会。発症者と同様の作業にこれまで約40人が従事したとの説明があったほか、同席した発症者の高山健治さん(56)と田中康博さん(56)に社長から「済まないと思う」などと謝罪があったという。

 田中さんは会見で「手術後、膀胱にカメラをいれて再発していないか検査するが、苦痛だ。情けないというか、つらいというか」と述べ、高山さんとともに労災認定を急ぐよう訴えた。

 厚労省所管の独立行政法人「労働安全衛生総合研究所」は20日から、さらに工場を詳しく調べる。塩崎恭久厚労相は15日、「労災の相談や請求があった場合は迅速に丁寧な対応を行っていきたい。原因が特定され次第、専門家の意見を聞きながら必要な対応をとっていきたい」と話した。化学一般関西地方本部は電話相談(06・6647・3481)を受けつけている。

 会社も15日に社長名で「罹患(りかん)者とは真摯(しんし)なる話しあいを行い、誠意をもって解決していく」とのコメントを発表。昨年末から停止していた工場での製造は18日から再開するが、オルト―トルイジンにかかわる製品は調査時のみ製造し、その後は当面、製造を停止することを明らかにした。


by asyagi-df-2014 | 2016-01-26 17:36 | 書くことから-労働 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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