貧困問題-日本の子どもの貧困率は、OECD34カ国の中で11番目の高さと、公表される。もう一つのOECDのデータも。

  経済協力開発機構(OECD)は2015年10月13日に、加盟34カ国の子どもの貧困率ランキングを公表した。
 このことについて、朝日新聞は2015年10月14日、「経済協力開発機構(OECD)は13日、加盟34カ国の子どもの貧困率ランキングを公表した。日本は2009年時点の15・7%が用いられ、平均の13・7%を上回り11番目に高かった。厚生労働省が昨年公表した12年時点の数値(16・3%)が用いられたとしても、順位は変わらない。
 報告書は11年前後の時点での各国の数値を比較。最も高かったのはイスラエルの28・5%で、最も低いのはデンマークの3・8%だった。ドイツ、韓国は平均を下回り、米国は20・5%で平均を超えた。」、と報じた。

 まず、今私たちは、日本の貧困の状況、特に、子どもの貧困について実態を把握し、貧困に解決に向けて、できることをすぐにやっていくことが必要である。

そのために、阿部彩さんの「子どもの貧困Ⅱ-帰結策を考える」から子どもの貧困対策の対象者を確認する。


①子ども数(0~17歳)=約2026万人※1
②貧困状況にある子ども数(0~17歳)=約326万人※2

○一人親世帯に属する子ども数=230万人※3
○児童養護施設に育つ子どもの数=2.9万人
○生活保護受給世帯で育つ子ども数(20歳未満)=28.6万人
○児童扶養手当を受給する子ども数=169万人

※1=人口推計:2009比
※2=厚生労働省(2011)の推計で18歳未満の子どもの貧困率は15.7%
※3=一人親家庭の子どもの貧困率は、54.6%


また、もう一つのOECDのデ-タについて、朝日新聞は2015年9月15日、「生徒1人あたりの学校のパソコンの台数を増やした国ほど、成績が下落――。経済協力開発機構(OECD)は、15日付でこんな調査結果を発表した。文部科学省や自治体が学校のICT(情報通信技術)化を進めているだけに、注目を集めそうだ。」、と伝えた。
 この調査は、「2012年に15歳を対象に実施した学習到達度調査(PISA)の『数学的リテラシー』の成績が、03年からどう変化したかを国別に調べ、生徒1人あたりのパソコンの台数との関係をみた。」、というものであった。
 このことについても、検証が必要である。
 

 以下、朝日新聞の引用。








朝日新聞-子の貧困率、日本11番目 OECD34カ国中-2015年10月14日


 経済協力開発機構(OECD)は13日、加盟34カ国の子どもの貧困率ランキングを公表した。日本は2009年時点の15・7%が用いられ、平均の13・7%を上回り11番目に高かった。厚生労働省が昨年公表した12年時点の数値(16・3%)が用いられたとしても、順位は変わらない。

 報告書は11年前後の時点での各国の数値を比較。最も高かったのはイスラエルの28・5%で、最も低いのはデンマークの3・8%だった。ドイツ、韓国は平均を下回り、米国は20・5%で平均を超えた。(伊藤舞虹)


朝日新聞-学校のPC増えると生徒の成績下落 OECD調査-2015年9月15日


 生徒1人あたりの学校のパソコンの台数を増やした国ほど、成績が下落――。経済協力開発機構(OECD)は、15日付でこんな調査結果を発表した。文部科学省や自治体が学校のICT(情報通信技術)化を進めているだけに、注目を集めそうだ。

 2012年に15歳を対象に実施した学習到達度調査(PISA)の「数学的リテラシー」の成績が、03年からどう変化したかを国別に調べ、生徒1人あたりのパソコンの台数との関係をみた。その結果、オーストラリアやニュージーランドなど1人あたりの台数が多い国では成績が下がり、トルコやメキシコなどまだ少ない国では成績が向上するという関係がみられた。

 日本の1人あたりのパソコン台数は、各国の中では中くらいで、成績はわずかに伸びていた。

 ログイン前の続き生徒の学校でのパソコン使用頻度と成績の関係も調べた。パソコンを使って測る「デジタル読解力」は、OECD平均でも、日本でも、中くらいの利用頻度の生徒の成績が最も高く、最も頻繁に使う層の成績が最も低かった。調査は計31の国と地域を対象にした。

 OECDのアンドレアス・シュライヒャー教育スキル局長は「学校は十分効果的にITを使うことができていない。日本はIT導入を慎重かつ戦略的に行ってきたことが評価できる」と述べた。その上で「シンガポール、韓国、日本の生徒はパソコンの使用頻度は中程度だが、デジタル能力は高い。きちんと考えて利用できている」とした。

 文部科学省は公立学校で「6・4人に1台」のパソコンを17年度までに「3・6人に1台」に増やす目標を掲げている。担当者は「単に台数を増やすのではなく、教員の指導力向上などと合わせて進めたい」と話す。(片山健志)




by asyagi-df-2014 | 2015-11-05 05:56 | 書くことから-貧困問題 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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