「行政文書が残っておらず不明」が安部晋三政権の回答。

 総務省の「全国戦災史実調査報告書」に沖縄戦の被害が盛りこまれていなかった問題について、沖縄タイムスは2015年9月16日、「総務省の『全国戦災史実調査報告書』に沖縄戦の被害が盛り込まれていない問題で、政府は15日、沖縄が抜け落ちている理由について『行政文書が残っておらず不明』とする答弁書を閣議決定した。また、『10・10空襲』による犠牲者数についても『政府として把握しておらず、お答えすることは困難』などと回答した。照屋寛徳衆院議員(社民)の質問主意書への答弁。」と、報じた。
 安部晋三政権からの「行政文書が残っておらず不明」や「政府として把握しておらず、お答えすることは困難」といった血の通わない回答は、まさしく沖縄の「構造差別」そのものでしかない。
 この回答は、。照屋寛徳衆院議員(社民)の質問主意書への答弁で、このことに関する「政府として沖縄戦の被災実態を明らかにしようとの姿勢が皆無なのが問題。戦争の記憶継承の在り方が問われる中、無責任極まりない」(沖縄タイムス)との照屋議員の批判がこのことの本質を射貫いている。

 以下、沖縄タイムスの引用。







沖縄タイムス-戦災報告書に沖縄戦ない理由は「不明」 政府、空襲犠牲者数も把握せず-2015年9月16日


 【東京】総務省の「全国戦災史実調査報告書」に沖縄戦の被害が盛り込まれていない問題で、政府は15日、沖縄が抜け落ちている理由について「行政文書が残っておらず不明」とする答弁書を閣議決定した。また、「10・10空襲」による犠牲者数についても「政府として把握しておらず、お答えすることは困難」などと回答した。照屋寛徳衆院議員(社民)の質問主意書への答弁。

 照屋氏は政府の沖縄戦などの調査・記録がなければ、沖縄県などによる被害調査結果を政府報告書に反映するよう求めたが、答弁書は「意味するところが明らかでない」とし、まともに取り合わなかった。県民(非戦闘員)の犠牲者数についても把握しておらず、住民が巻き込まれ多大な犠牲となった沖縄戦の実相も正確につかめていない。

 照屋氏は沖縄タイムスの取材に対し「政府として沖縄戦の被災実態を明らかにしようとの姿勢が皆無なのが問題。戦争の記憶継承の在り方が問われる中、無責任極まりない」と国の不作為を強く批判し、実態調査と記録化を求めた。


by asyagi-df-2014 | 2015-09-16 20:28 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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