米軍再編-オスプレイの配備の動き

 オスプレイの新たな日本配備の動きが加速されている。
 このことについて、朝日新聞は、まず2015年5月7日に、「米国務省は5日、垂直離着陸できる新型輸送機オスプレイ17機を日本に売却することを決めた。すでに日本政府は、離島防衛の強化などを目的に2018年度までに17機を陸上自衛隊が保有し、佐賀空港に配備する方針を固めており、オスプレイ配備に向け具体的に動き出すことになる。」、「国防総省の国防安全保障協力局によると、オスプレイの機体17機やミサイル警告システムなどの部品、技術支援など、計約30億ドル(約3583億円)分を売却することを決定。米議会に通知した。同局は『オスプレイ売却は陸自の人道支援・災害救援能力や水陸両用作戦を大いに強化する。負担の分担を促進し、米軍との相互運用性を高める』と指摘した。」と、報じた。
 また、配置が予定されている佐賀県知事の動向については、2015年5月8日、は、受け入れを『白紙』と表明。政府は2月に配備を要請したが、山口氏はその後『「国の計画の全体・将来像が明確になっていない』として『白紙』の立場だ。」と、伝えた。
 さらに、2015年5月9日には、「米空軍が横田基地(東京都福生市など)に新型輸送機オスプレイを配備する方針を固めたことがわかった。米軍のオスプレイは現在、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場には配備されているが、日本本土への配備は初めてとなる。米空軍は、早ければ年内にも配備を始め、最終的には10機程度とする見通しだ。」と、続けた。

 このように、安部晋三政権の日本側の条件整備の中で米軍再編が「粛々」と進められている。

 以下、朝日新聞の引用。








朝日新聞-オスプレイ17機、日本売却を決定 米政府-2015年5月7日

 米国務省は5日、垂直離着陸できる新型輸送機オスプレイ17機を日本に売却することを決めた。すでに日本政府は、離島防衛の強化などを目的に2018年度までに17機を陸上自衛隊が保有し、佐賀空港に配備する方針を固めており、オスプレイ配備に向け具体的に動き出すことになる。

 国防総省の国防安全保障協力局によると、オスプレイの機体17機やミサイル警告システムなどの部品、技術支援など、計約30億ドル(約3583億円)分を売却することを決定。米議会に通知した。

 同局は「オスプレイ売却は陸自の人道支援・災害救援能力や水陸両用作戦を大いに強化する。負担の分担を促進し、米軍との相互運用性を高める」と指摘した。

 オスプレイは佐賀空港に配備される方針だが、今年1月の県知事選で、配備受け入れを「白紙」とする山口祥義(よしのり)氏が自民推薦候補を破り初当選。政府は2月に配備を要請したが、山口知事は明言を避けている。(ワシントン=佐藤武嗣)


朝日新聞-オスプレイ、佐賀配備加速 米、日本へ17機売却決定-2015年5月8日

 防衛省が佐賀空港に配備する方針を示している新型輸送機オスプレイ17機について、米政府は5日、日本に売却することを決定した。地元・佐賀県の山口祥義(よしのり)知事は受け入れについて明言していないが、佐賀空港へのオスプレイ配備への動きが加速している。

 オスプレイについて、防衛省は離島を奪還する水陸両用部隊の創設に関連して、2018年度までに陸上自衛隊に17機導入する方針を決めている。

 米国防総省の国防安全保障協力局によると、オスプレイの機体17機やミサイル警告システムなどの部品、技術支援など、計約30億ドル(約3583億円)分を売却することを決定。米議会に通知した。同局は「陸自の人道支援・災害救援能力や水陸両用作戦を大いに強化する。負担の分担を促進し、米軍との相互運用性を高める」と指摘した。

 佐賀空港へのオスプレイ配備について、今年1月の県知事選で自民推薦候補を破って初当選した山口氏は、受け入れを「白紙」と表明。政府は2月に配備を要請したが、山口氏はその後も「国の計画の全体・将来像が明確になっていない」として「白紙」の立場だ。

 一方、防衛省は4月下旬、騒音を体感したいという空港周辺の住民の声に応えるとして、目達原(めたばる)駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)の陸自ヘリによる試験飛行をした。オスプレイによる飛行についても引き続き米国と調整を進めるとしている。

 (佐藤武嗣=ワシントン、菅原普)


朝日新聞-米軍、横田にオスプレイ 年内にも 本土初の配備へ-2015年5月9日

 米空軍が横田基地(東京都福生市など)に新型輸送機オスプレイを配備する方針を固めたことがわかった。米軍のオスプレイは現在、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場には配備されているが、日本本土への配備は初めてとなる。米空軍は、早ければ年内にも配備を始め、最終的には10機程度とする見通しだ。


 オスプレイは、垂直離着陸ができる米軍の新型輸送機で、米空軍が配備を予定しているのは空軍仕様機CV22。沖縄県の普天間飛行場にも米海兵隊の別型のオスプレイMV22が、24機配備されている。米軍は、これに加え10機程度を新たに横田に配備することになる。CV22はMV22とは搭載する電子機器などが異なる。

 オスプレイは開発段階などで事故が相次ぎ、沖縄では配備に反対する声がいまも強い。CV22も、2012年には米フロリダ州で墜落事故を起こしている。

 CV22は、米空軍の特殊作戦部隊が使っており、低空飛行など危険性の高い任務に使うことがある。普天間の米海兵隊オスプレイと同様に、日本国内各地で低空飛行訓練を行う可能性があるうえ、横田基地から訓練や任務に向かう際、離着陸時の安全性や騒音の問題が起きるおそれもある。

 横田基地には在日米軍司令部が置かれており、日本国内の米軍の拠点となっている。12年3月には、米軍とのミサイル防衛の情報共有を強化するため、航空自衛隊の航空総隊司令部が横田基地に移転した。横田基地は東京都の福生市など5市1町にまたがる。基地周辺は市街化が進んで人口密集地になっている。配備されれば、地元住民や自治体が安全性を懸念して反発する可能性がある。

 米空軍はアジア太平洋地域へのオスプレイ配備を進めている。13年7月には、候補地として横田基地と米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)を挙げた。その際には地元から反発が起きたが、防衛省は関係する国会議員らに対して、「日米同盟の抑止力、対応力の向上や、アジア太平洋地域の安定に寄与する」とし、米軍の検討に理解を求めた。

 (上地一姫、三輪さち子)


by asyagi-df-2014 | 2015-05-10 06:10 | 米軍再編 | Comments(0)

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