ドイツ首相は、「歴史に終止符はない」と発言。

 ドイツのメルケル首相は2015年5月3日、ドイツ南部バイエルン州ダッハウにあったナチスの強制収容所解放70年を記念する式典で、「我々の社会には差別や迫害、反ユダヤ主義の居場所があってはならず、そのためにあらゆる法的手段で闘い続ける」と述べたと、毎日新聞は報じた。
 また、「独国内で戦争責任に対する意識が希薄になっていることについて『歴史に終止符はない』と強い口調で警告。『ドイツ人はナチ時代に引き起こした出来事に真摯(しんし)に向き合う特別な責任がある』と述べ、戦後70年を一つの『終止符』とする考えを戒めた。」とも。
 さらに、「国内で依然として少数派の人や宗教を狙った事件が起きていることを受け、『いまだにユダヤ教徒関連施設を警察官が警備しなくてはならないことは恥だ』と述べ、人種差別や迫害は『二度と起こしてはならない』と訴えた。」とも伝えた。

 日本でヘイトクライムが何故起きているのか。
 ドイツと日本のこの違いがどこから来るのか。


 一つには、政治家としての質の問題である。もう一つには、自分も含めた市民としてのの覚悟のあり方の違いなのかもしれない。

 以下、毎日新聞の引用。







毎日新聞-ドイツ:「反ナチス」闘い継承を 強制収容所跡で首相演説-2015年05月04日 

 【ベルリン中西啓介】ドイツ南部バイエルン州ダッハウにあったナチスの強制収容所解放70年を記念する式典が3日、収容所跡地で開かれた。メルケル独首相は式典で「我々の社会には差別や迫害、反ユダヤ主義の居場所があってはならず、そのためにあらゆる法的手段で闘い続ける」と述べ、ナチス時代の記憶を世代を超えて受け継ぐ重要性を訴えた。

 ダッハウ強制収容所は1945年4月29日、米軍により解放された。解放時、依然として3万2000人以上が収容されており、栄養失調や病気で骨と皮ばかりになった人々の姿は、ナチスによる蛮行を世界に知らしめる先駆けになった。

 式典には、収容所の生存者約130人や解放に立ち会った元米兵6人も参加。メルケル氏は「収容所の経験者が、まだ自らの経験を語ってくれるのは幸運なことだ」と述べた。また、1月の仏週刊紙襲撃事件などを「我々世代の悪を象徴する」と強く非難し、異なる意見に寛容であることの重要性を訴えた。同氏は2013年8月、現職の独首相として初めて収容所跡を訪れている。

 一方、メルケル氏は2日、8日の終戦70年に合わせたビデオメッセージを公表した。独国内で戦争責任に対する意識が希薄になっていることについて「歴史に終止符はない」と強い口調で警告。「ドイツ人はナチ時代に引き起こした出来事に真摯(しんし)に向き合う特別な責任がある」と述べ、戦後70年を一つの「終止符」とする考えを戒めた。

 また、国内で依然として少数派の人や宗教を狙った事件が起きていることを受け、「いまだにユダヤ教徒関連施設を警察官が警備しなくてはならないことは恥だ」と述べ、人種差別や迫害は「二度と起こしてはならない」と訴えた。

 一方、ウクライナ問題を巡り欧米と対立が続くロシアについては、終戦70年を機に対話路線を強化する方針を表明した。

 メルケル氏は、ロシアが9日に開く対独戦勝記念式典には欠席するが、翌10日にモスクワを訪問して、ロシアのプーチン大統領と会談することにしている。


by asyagi-df-2014 | 2015-05-04 14:11 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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