パレスチナ-ガザの長期停戦に合意

「7月8日にイスラエルの大規模攻撃が始まってから、ガザでは2143人が死亡、1万1千人以上が負傷した。避難所になっているガザ の国連運営の学校に避難した人は約30万人に及び、電気や水道などインフラの復旧が急務になっている。イスラエル側でも、市民6人を含む70人が死亡した。」

 この記事は、何を物語っているのか。
 2,143対70。単に、数字だけの問題ではない。命の重さの問題だ。

 以下、朝日新聞の引用。


朝日新聞-ガザの長期停戦に合意 イスラエル軍とハマス-2014年8月27日

パレスチナ自治区ガザでの長期停戦にイスラエルとイスラム組織ハマスなど武装勢力が合意し、26日午後7時(日本時間27日午前1時)に停戦が発効した。ガザで同日、住民たちが停戦合意を祝った=ロイター
 パレスチナ自治区ガザでの長期停戦に、イスラエル軍とイスラム組織ハマスなど武装勢力が26日、合意した。両者を仲介してきたエジプト政府が同日、発表した。7月8日から続いた戦闘は50日目にしてようやく停止した。

 停戦は26日午後7時(日本時間27日午前1時)に発効した。合意の主な内容は①双方の攻撃停止②人道支援のためのイスラエル・ガザ境界の開放③ガザの漁業領域を海岸から6カイリ(約11キロ)まで復活する、など。他の問題については、1カ月以内にイスラエルとパレスチナの交渉団が改めて間接交渉を始めるという。ガザの空港・港の再開を含む境界封鎖の全面解除、政治犯の釈放などのパレスチナ側の要求が実現するかは依然として不透明だ。

 ハマスはこれまで、空港・港の再開を強く主張し、境界封鎖の解除なしに、停戦には応じないと宣言していた。だが、イスラエル軍が19日以降、ハマス軍事部門幹部の暗殺作戦を相次いで実行してから風向きが変わった。ハマス幹部のアブ・マルズーク氏によるとイスラエルは暗殺の停止にも同意した。

 一方、イスラエルのネタニヤフ首相は、ガザ市民の犠牲拡大に対する国際社会からの非難と、さらなる攻撃を求める国内の強硬派からの圧力の板挟みになっていた。ガザからのロケット弾攻撃はやまず、南部の市民の不満も高まっていた。最終的には、実現可能性の低いハマスの非武装化の要求を取り下げ、情勢の沈静化を優先した形だ。

 7月8日にイスラエルの大規模攻撃が始まってから、ガザでは2143人が死亡、1万1千人以上が負傷した。避難所になっているガザの国連運営の学校に避難した人は約30万人に及び、電気や水道などインフラの復旧が急務になっている。イスラエル側でも、市民6人を含む70人が死亡した。

 カイロのパレスチナ筋によると、停戦交渉の焦点の一つだったエジプト・ガザ間のラファ検問所については、ガザ側の管理をハマスからパレスチナ自治政府に移し、原則開放する方向で自治政府とエジプトの調整が進んでいる。

 ガザでは26日夜、ハマス支持者らが通りに繰り出して祝砲を撃ち鳴らし、パレスチナの旗やハマスの緑色の旗などを掲げて行進した。アブ・イブラヒム・アッバスさん(51)は「停戦してうれしい。ハマスの要求が達成された」とたたえた。一方、アルワ・アフマドさん(21)は「はじめから停戦案に合意すべきだった。そうすれば流血と破壊が避けられた」と批判した。(エルサレム=山尾有紀恵)


by asyagi-df-2014 | 2014-08-30 05:35 | パレスチナ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧