あしゃぎから、「持続可能な社会」とは


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        (決して便利そうには見えない土地での田植え後の様子)



あしゃぎから、「持続可能な社会」とは

 この段々の田植えを終えている田を見て、重い思いに落ちる。一方では、意外にも感嘆の声に近いものまで挙げている自分自身がいる。
 決してまともであるとは言えない、日本の農業政策のなかで、この努力された田んぼの様子は、何を物語っているのか。限界集落に今にもなってしまいそうな九州の片田舎の山間の地区。こうして稲作をすることが、それほど生活の足しにはならないだろう、いやむしろ大変なことの方が多いことが思いやられる。
 では、なぜ。人はどうしてこうしてがんばれるのか。
 第三者的発言として、「農業は、環境保全だけでなく、景観保全という意味でも大きな意味を持つ」と言ってみても、説明にはなっていない。
 わかっていることは、現在のTPP問題を始め、日本の農業政策等の方向性は、こうした現状を破壊してしまうということである。
 現政権が行おうとしている「成長戦略」は、実は、あるべき「規制緩和」という重しをはずし、一握りの収奪者だけに利潤を集中させる構造変換政策に過ぎない。
 だとすると、すでに「持続可能な社会」とは言えない日本の中で、地方の人々や地域に、これからもたらされるものは、「成長戦略」のなかでの、疲弊、荒廃でしかないのではないか


by asyagi-df-2014 | 2014-06-16 06:00 | あしゃぎ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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